「半分、青い。」の世界観をつくる要素の一つ、美術セット。
今回は、アシスタント時代の鈴愛・ユーコ・ボクテが暮らしていた「秋風ハウス」について、美術担当の掛幸善デザイナーに聞きました。
菱本(井川遥)が晴(松雪泰子)に「最も美しいと言われている恐竜」と説明していた、プテラノドンのトピアリー(樹木を刈り込んで、幾何学模様や動物の形などにしたもの)。中庭の象徴的存在。
中庭で特に印象的だったシーンは、七夕の日に鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)が別れるシーン。庭の照明をつけることによって、ムードを作り出しています。
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▲共同で使う台所。中に何が入っているかが分かるように、貼り紙があちこちに。 -
▲冷蔵庫の中。菱本の言いつけ通り、食べ物には名前を書いて入れています。
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▲廊下にある共用のピンクの電話。「長電話禁止」です。 -
▲お風呂は、モザイクタイルが貼られたレトロな作り。浴槽も昔懐かしいバランス釜です。
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▲上京したばかりの、まだ荷物が片付いていない頃の部屋。 -
▲プライベート確保のため、たくさんの紙やチラシが貼られたガラス戸。
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▲漫画家デビューしてから7年後の部屋。冷蔵庫など、大きな荷物も増えました。 -
▲秋風ハウスがリフォームされたタイミングで、引き戸からドアに変わりました。