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希少サンゴ1群体が消失、沖縄

辺野古で、台風の高波が影響か

 防衛省沖縄防衛局は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域で見つかった希少サンゴ1群体が消失したと発表した。台風6号に伴う高波で流失した可能性があるとしている。

 沖縄防衛局によると、消失したのは準絶滅危惧「ヒメサンゴ」1群体。14日の調査で生息が確認されていたが、22日に存在が確認できなくなった。

 埋め立て工事に関連し、防衛局は3月2日にこのサンゴを別の場所へ移植するための特別採捕許可を県に申請。同9日に「移植先での死滅の可能性が高い」として不許可となった後、4月17日に再申請していた。

(カテゴリー:科学・環境)

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