加熱する報道に対し思う事
期間限定でこのブログを復活させます。
この記事を投稿する私はこのブログの管理人3人衆の中においてマジメに社会的意義について考えるキャラクターです。よろしくお願いします。なおアイドルには一切興味がない門外漢です。
大西秀宜ストーカー事件ですがエリートビジネスマンがアイドルオタクになりストーカー化。そんなシナリオで報道されていますがそれは事実とは異なります。
報道しづらい話になってしまいますがかなり重い部類の精神障碍者が起こした事件なのです。昔は発達障害という概念が無く自覚なく育ってしまったのが大西秀宜。学歴は優秀なので日立製作所に就職するも職務を遂行できない精神障害を抱えていた。会社では常に叱責されるもなぜ叱責されているのかすら理解できずに日々悩んでいた。親も発達障害の様子であり相談先もなく悩んでいる時に医療用覚せい剤リタリンで精神状態が悪化(本人としてはハイになり気持ちが良い状態)。世間に害を為す行為を続けるも止める人がいなく逮捕に至ってしまったというのが事件の真相です。
今回の事件は接触型アイドル云々の議論は意味をなさないと思います。職場で躁病なり大西秀宜のような社員が現れた時に強制的に休業させる社会システムを作れないのか?そのような議論をするべきだと思います。
精神障碍者がブログなどのネット利用をして害を為す事例が少なくはありません。そのような時に社会はどう在るべきか?そんな議論も必要だと思います。措置入院の判断基準である他害行為にネット利用による他害行為も含めるべきか?そんな議論も必要でしょう。
大西秀宜はココログブログというサービスを利用しておりました。このブログもココログです。精神異常な内容をガンガン投稿しても削除されないサービスとして有名であり、明らかに反社会的な内容であったり精神異常な内容、誹謗中傷やストーカー行為と思われる内容を投稿しても削除されません。運営に報告しても一切関与しようとしません。言論の自由があろうとサービスを提供する会社にも一定の責任を負う議論が必要です。大西秀宜は実際のところはそんなに頭が良い人物ではないのでプログラムを組む事が出来ません。各社が大西秀宜のような明かに反社会的な利用を断固として許さなければ岩田華怜さんが苦しむ事が無かったのです。
世間に精神障碍者は一定数います。それは仕方がない事です。すると批判されるべきはココログの杜撰な運営にあると言って良いでしょう。大勢の人が大西秀宜のあまりにも反社会的な記事を投稿する度にココログに通報しました。大西秀宜に名誉棄損といえるレベルの誹謗中傷記事を投稿された弁護士さんもココログに通報しました。しかし具体的な対策は一切してくれませんでした。
参考としてですが大石敦巳氏もココログを利用しておりますが天皇家に対してありえないような誹謗中傷をしているのに記事が削除されません。アメブロ(サイバーエージェント社)にて大西秀宜のブログが削除された事があります。会社によってはそのように断固として反社会的な利用にストップを掛ける会社もあるのですからココログは杜撰と言えるでしょう。すなわち今回の大西秀宜事件とは精神障碍者のネット利用について考えさせられる事件ではないでしょうか。なおココログはニフティが運営しているサービスですがニフティニュースで大西秀宜逮捕に関するニュースが配信されています。まるで他人事のようです。もしもココログが大西秀宜の反社会的な利用に対して早々にストップを掛けていればここまでの大事件にならなかったのです。首を傾げてしまいます。
大西秀宜は先天性の精神障害がある事は間違いありません。DSMという精神医学会の定義があるのですがDSM4や5の定義で彼の言動をチェックすると4の定義ではアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、5の定義では自閉症スペクトラムである事はほぼ間違いありません。そして二次障害として起こりえる精神混乱状態にあるのか?もしくは統合失調症を発症しているのか?そこは専門家でも経験豊富な方でないと判断できないのですがおおよそそのような状況にあります。(診察時間数分の精神科では統合失調症と診断しがちな状況)
一つだけ間違いなく言える事。彼は好き好んで先天性の精神障害を選択した訳ではないという事です。このブログの3人の管理人の中で私はこのような考えを強く持っておりました。
大西秀宜の反社会的な言動は私自身も彼をブン殴りたくなるほどムカつくのは事実です。しかし彼は好き好んでそのような人格で生まれてきた訳ではないという事。
大西秀宜が数年に渡り精神異常な言動を続けてきてしまった事。それは大西秀宜だけに問題があった訳ではないという事です。
アイドルオタクが転落した。そんなシナリオで報道しても社会的意義や価値は無いでしょう。彼はアイドルオタクではありません。他の記事で解説しておりますが彼は医療用覚せい剤リタリンで精神状態が悪化している時にAKB劇場に向い妄想が大きくなってしまい事件を起こし始めてしまったのです。コダワリに強い偏りがある精神障碍者がAKB48に尋常ならぬ病的なコダワリを持ってしまっただけ。それ以前はアイドルのイベントへ行ったり応援していた形跡はありません。
同じような事件が再び起きない為にインターネット社会のより健全な在り方、精神障碍者のネット利用の制限の在り方、病識がない自閉症スペクトラムのストーカーの対処、加害者側のその後の更生についての議論に繋がる事を願っております。
メディアの方はこのように考えるべき。なぜ7年間にも渡り反社会的な投稿を繰り返せたのか?なぜ精神異常な記事が削除されないのか?投稿し続けられたのか?大西秀宜の精神は確かに異常です。しかしそんな異常者がなぜ投稿し続けられたのか?そこに対し疑問や憤りを覚えるべきなのです。
妄想を伴う精神障碍者とインターネット利用。どうあるべきか?社会に害を為す利用につていストップを掛ける社会システム作りが急務です。
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