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粘竜サヨナラ 延長11回押し出し決着

2018年6月23日 紙面から

中日-DeNA 延長11回の末、サヨナラ勝ちで笑顔を見せる大島(中)(小沢徹撮影)=ナゴヤドームで

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 中日はリーグ戦の再開初戦となった22日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で、終盤にもたつきながらも何とか白星をつかんだ。先発の吉見一起投手(33)が粘り強い投球で7イニング2失点と好投。3-2の9回に抑えの田島慎二投手(28)が同点本塁打を浴び、試合は延長戦となったが、11回2死満塁のサヨナラ機で大島洋平外野手(32)が押し出し四球。白星で再スタートを切った勢いで、最下位からの巻き返しを果たしたいところだ。

 勝ったのか、負けたのか…。いやいや、歓喜の白星には違いない。今季2度目の延長11回。最後は2死満塁で大島が“殊勲”の四球を選び、押し出しで今季2度目のサヨナラ勝利。ドタバタと落ち着かないリーグ戦再開の一戦を何とか制した。

 9イニングで終わるはずの試合は、2イニングの追加でようやく決着した。1点リードの9回に田島が同点アーチを被弾。10回には1死満塁の絶好機で4番のビシエドが最悪の三ゴロ併殺打に倒れた。延長に入って2度目の満塁機。キレイな決まり手ではないものの、カードの頭を取った。

 お立ち台に上がったヒーローは苦笑いだ。「打ってないのでヒーローという感覚はないんですけど…。疲れました」と大島。2ストライクと追い込まれた後の4連続ボールで決着。「自分が決めてやろうと思っていた。勝てて良かった」と安堵(あんど)の息を吐いた。

 

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