投資かんたん用語 長期投資とは

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投資につきものといえば。

短期投資と長期投資。

でも、そもそも短期投資と長期投資の違いとは何でしょう。

今回は長期投資についてみていきます。

 

|長期投資

 

長期投資とは、企業や国の価値に着目し、企業や国の成長に資金を投じるもの。

投資の第一の目的は自分のお金を増やすこと、この点は短期投資(投機)と同じです。

そして、長期投資が、短期投資と大きく違うのが「企業を応援する」ということ。

 

投資信託を通して、企業や国に資金を融通するわけです。
この融通された資金をもとに、企業や国は、新しい技術を開発したり、

新規事業を立ち上げたり、すでにある事業の拡充を図っていくのです。

 

投資信託の最初の基準価額は1,000円です。

 

そして、その結果業績が上がれば、その儲けにより純資産が増える。
純資産が増えるということは、標準価額も増えるという仕組み。

 

残念ながら、その事業が上手くいかず、純資産が減少する場合もあり
その場合は基準価額も減少することになります。

 

どうでしょうか。短期投資と長期投資の違いお分かりいただけましたでしょうか。

 

・短期投資は企業の実態に関係なく、株価の価格が上がる下がるのタイミングで株式や債券を売買するもの。

・長期投資は、企業の事業の結果、業績が好調で純資産が増えたら、
口数毎に純資産額一口当たりの基準価額も上がることで、運用益を得るものです。

 

 

 

|世界の成長を支える長期投資

 

2007年のリーマンショックは企業自体の純資産も減少したので、残念ながら投資信託の多くも
資産減少に伴い、標準価額が大きく下落しました。

 

しかしながら、そのリーマンショックも底をついたのち
年単位をかけて企業は大体力を回復。純資産も増加傾向に転じました。

 

その結果、基準価格はスタートとした10,000円よりも上昇してきています。

リーマンショックは2007年の出来事ですから、実に10年単位で、
基準価額を徐々に回復させてきたのが現実です。

 

このように、長期投資は、資産の純利益の増加という「経済実態」をもとに
基準価額が決まるという点で、投機投資とは、大きく異なっているのです。

 

世界の株価は、2001年にITバブルが崩壊
2007年にサブプライムローンの問題で大きく基準価額を下げました、

それにもかかわらず、2017年にはその下げを上回る勢いでい右肩上がりの成長を続けています。
この回復をけん引しているのが、各国のGDP(国内総生産)の右肩上がりの増加です。

 

つまり、総生産が増えれば、消費も増える。
総生産が増えれば、消費も増える。消費も増えれば、企業の売り上げも回復していく。

経済的な大打撃であるITバブル崩壊やサブプライムローンによる一時的な株価の下落があっても
経済が成長を続ける限り、投資信託の基準価額もまた、成長し続けるということです。

 

もうお分かりではないでしょうか?

 

日本ではあまり実感がわかないかもしれませんが、
世界では経済はまだまだ成長の一途をたどっています。

 

それは、新興国出会ったり、中国、韓国、インド、シンガポールといった
高度経済成長国があるからです。

 

日本だけの経済を見ていると、伸び悩みは否めないですが、
投資信託は日本を含む、様々な国の株式や債券を寄せ集めたオールインパック商品です。

 

さまざまな地域の企業、国の債権が寄せ集めらてているからこそ
どこかの国で不景気であっても
どこかの国の景気がカバーをすることで損失リスクを抑え
高利益をだしながら、経済を成長させていきます。

 

そして、その成長のカギとなるのが、私たちが投資した長期投資(投資信託)です。

長期投資(投資信託)は様々な、国債や、株式で構成されています。
この投資信託を通して、資金を融通し企業や国は成長し続けることができるのです。

 

短期投資が、その時々の企業評価のタイミングで株式・国債を売却して
自分だけの儲けを第一としているのに対し

 

長期投資は、投資信託を通して企業や国を応援します。
その結果、企業や国、もっといえば世界の経済が成長することで
投資家にその成長成果を還元してくれるものなのです。

自分のお金が実際に、経済成長に力を貸している。

 

 

あなたが応援したい会社や国が成長したら、豊かな位なったら
嬉しいと思いませんか?

長期投資は、このような金の儲け以外の喜びも醍醐味でもあります。

 

さて、

投資信託には、インデックス運用と、アクティブ運用という2種類の運用方法があります。

次回以降で、インデックス運用と、アクティブ運用を見ていきます。

それでは、次回もよろしくお願いします。

 

「投資かんたん用語 長期投資とは」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


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