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社会

「ドクターイエロー」は永遠です!? 20年以降も運行

 走りながら線路や電気設備の異常を点検する東海道新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」が、2020年以降も運行を続けることが分かった。JR東海が22日の株主総会で明らかにした。

 ベースとなった700系は19年度までに引退することが決まっているため、株主が「(部品などが共通の)ドクターイエローも引退するのでは」と質問。社側は「検測を続ける」と明言した。

 同社によると、現在の営業車両の9割を占めるN700A、20年度にデビュー予定のN700Sの試験車には、一定の点検機能を付けているが、より精度の高いドクターイエローが必要としている。同社は1編成を所有する。

 ドクターイエローは鮮やかな黄色の車体で鉄道ファンや子どもたちに人気。山陽新幹線を運行するJR西日本も、別の1編成を所有している。

(中日新聞)

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