- 安倍首相、トランプ大統領、そして習近平氏は、誰と戦っていたのか。
安倍首相、トランプ大統領、そして習近平氏は、誰と戦っていたのか。
周恩来キッシンジャー米中秘密会談
1971年
13億を擁する中国市場に魅力を感じた米国民主党キッシンジャーは、周恩来に「日本の経済成長を後悔している」と述べた。
ここから、米中蜜月が始まる。
この背後には、中国市場進出を目論む米国企業の後押しがあった。
「竹島・尖閣・北方領土問題」における米国の〈戦後責任〉を問う
そもそも、日本の領土問題を玉虫色にし、露中韓と紛争が起きるよう仕掛けたのも米国民主党だ。
さらにこの時期に米国民主的は、米中で尖閣の資源を分け合うことを画策していた。
批評する工房のパレット: 「竹島・尖閣・北方領土問題」における米国の〈戦後責任〉を問う
朝銀の破綻と公的資金投入 | 西村眞悟
この時期には、米国民主党による日本への情報工作は、完成していたと思われる。
北朝鮮を使った工作員の投入、朝鮮総連を通じた自民党議員への懐柔は進行していた。
それが後の小泉家の朝銀への公的資金投入に繋がっていく。
朝銀の破綻と公的資金投入 | 西村眞悟の時事通信 | 西村眞悟事務所
クリントン家と中国との黒い関係
インターネットが普及し、金融業が台頭する1990年代、米国金融企業から投資を受けていた中国江沢民は、米国大統領選挙に向け、民主党ビルクリントンに金を用立てる。
クリントン江沢民体制の下、日本はどん底を味わうことになる。
江沢民の時代 ~金貸しと癒着、経済拡大した時代
クリントン江沢民体制は、米国企業に中国へ投資をさせ、人民元安を固定化し、中国を世界の工場へと急成長させた。
日本のものづくり企業は金融的条件で太刀打ちできず、失墜していくことになる。
中国どうなる!? 8 江沢民の時代 ~金貸しと癒着、経済拡大した時代~ - 日本を守るのに右も左もない
金正日の訪中の目的が以前とは正反対
江沢民時代、中国と北朝鮮は急速に接近し、北朝鮮は経済的に中国に依存するようになる。
2005年
ブッシュ政権は、北朝鮮を、「悪の枢軸」と名指しし、経済制裁を進めたものの、イラク戦争で影響力は低下、金融資本に取り込まれる。
英ファンドが目を付けた、レアメタルの宝庫・北朝鮮
マスコミに騙されて、北朝鮮を貧しい国と思っている日本国民が多い。
しかし北朝鮮は、莫大な鉱石資源を持ち、近海には油田がある。
米国の衛星がそれを発見してから、世界の投資ファンドが目の色を変えた。
米朝接近と孤立する日本
北朝鮮の資源の前に、ブッシュ政権は尻尾を振り始めた。
2006年
英国シティで設立された朝鮮ファンドに群がるゴールドマン等の投資銀行やヘッジファンド。
米英中露韓の資源争奪戦。
日本は孤立し、第一次安倍政権は力尽きた。
http://grnba.com/iiyama/img03/nkr_uran/index.htm
オバマ政権は悲惨な生活を国民に強いる
オバマ政権は、発足前から投資銀行であるシティグループに内閣の人事を決められ、オバマがそれを承認するメールを送ったことが、既にリークされている。
オバマが金融緩和したマネーは、市中銀行から投資銀行やヘッジファンドに回った。
金融業界は豊かになる一方、労働経済にマネーは回らず、格差は拡大した。
そして、フードスタンプ受給者は7人に1人となってた。
オバマ政権は、マスコミが報道するより、遥かに悲惨な生活を国民に強いていた。
【アメリカ選挙事情】 スーパーPACという名の怪物!?
米国は従来からロビー活動や利益相反取引等による、政治と企業の癒着が指摘されていた。
しかし、2010年、さらに最高裁が、大統領選挙における無制限の献金を認めてしまう。
米国政治は、さらに腐敗していく。
【アメリカ選挙事情】 スーパーPACという名の怪物!? 〈1254JKI24〉 | Kijidasu!
アサンジインタビュー全文
ヒラリーは、ゴールドマンサックスの歯車として機能していた。
シリアの石油利権を強奪するために、ヒラリーとサウジ反王子勢力が組んで、テロ組織ISを送り込んだことが、既にリークされている。
これがヒラリーメール疑惑の核心だ。
クリントン財団、政府と緊密な中国系企業から寄付金=CBS
さらに、クリントン江沢民時代のルートは、2010年代の今も繋がっている。
クリントン財団に2.5億円の寄付をした江沢民派の王文良は、中国全人代を追放されることになる。
張徳江こそが北朝鮮ビジネスの本丸
ヒラリーに献金する側、同じくゴールドマンの投資により、勢力を拡大した江沢民派のトップは、元チャイナ7序列3位の張徳江だ。
瀋陽を支配する張徳江は、金正日大学で学んだ親北朝鮮派で、朝鮮語も流暢に話す。
北朝鮮とのパイプ作りを進め江沢民に重用された。張徳江こそが北朝鮮ビジネスの本丸だ。
北朝鮮の命運を握る「瀋陽軍区」とは?
張徳江は、北朝鮮の北、瀋陽軍区(現北部軍区)の人民解放軍を支配した。
瀋陽軍区の軍人の6割は朝鮮系で、北朝鮮との親和性も高い。
米国投資銀行のロビー活動を通じ、腐敗に塗れていく江沢民派は、習近平率いる北京派と激しく対立するようになる。
瀋陽は中国一の生産力と、屈強な陸軍を持っていた。
また、北朝鮮のレアメタル採掘権を押さえ、香港の資金洗浄で潤沢な資産を形成し、さらに北朝鮮の核兵器を事実上所有。
習近平も、まともに統率できない地域となっていた。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1983.html
金正男氏の後継者問題に見る 中国共産党、習派と江派の争い
習近平率いる北京派は、金正男氏を後継にしようと画策するが、ついに江沢民派に暗殺されることになる。
北朝鮮と、その核兵器は、江沢民派が北京派から実権を奪い返すための駒となっていった。
0.1%の最富裕層が世界の富を独占
クリントン江沢民時代から本格化した金融至上主義は、米中に格差社会を生み出した。
米国は1%の人々が、50%の富を独占するようになる。
共和党、民主党、どちらに投票しようが、政治は投資銀行最優先で動いた。
ナオミ・クライン - ウォール街を占拠せよ
2011年
米国の多くのリベラル層は、上辺だけのオバマの政策に騙されていたが、1部の国民は問題の本質が金融経済の拡大にあることを見抜いていた。
この「ウォール街を占拠せよ」の活動は、英国、EUへ拡大していく。
「トランプ大統領と一緒なら、どんな困難も乗り越えていける」
その背景には、米国におけるSNSの急速な拡大があった。
以降、1%富裕層への批判は、反イラク戦争、911への猜疑心、反移民運動などを巻き込んで、バーニー・サンダースや、ドナルド・トランプへの大きな支持に結びついていく。
トランプ大統領:(大統領選で)選挙陣営にはスパイが早くから入り込んでいた
2015年
大統領選に入ると、ヒラリー陣営は、バーニー・サンダース、ドナルド・トランプの選挙陣営にスパイを送り込み、マスコミを通じて叩けるネタを漁りまくった。
ブッシュ父子、大統領選でトランプに投票せず
CIAや国防総省等のネオコンは、中東の軍事力が破壊され、トランプとプーチンの接近によって恰好の敵が奪われることを恐れた。
そしてブッシュ財閥は、同じ共和党でありながら、トランプに投票しないという暴挙に出る。
「金融街から献金を受けない大統領」の誕生こそが大切だと
しかし、それでも米国民はトランプ大統領を誕生させた。
ヒラリーに敗れたバーニー支持者の多くは、ヒラリーに投票しなかった。
なぜなら、共和党、民主党、ということが大切なのではなく、「金融街から献金を受けない大統領」の誕生こそが大切だと、わかっていたからだ。
安倍晋三首相「私は朝日新聞に勝った」 トランプ大統領「俺も勝った!」
他国の国家首脳が様子見を決め込む中、いち早く動いたのは、日本の安倍首相だった。
後に安倍首相は、こう語っている。
「トランプ大統領と一緒なら、どんな困難も乗り越えていける」
トランプ勝利の裏にあった反グローバリズム
トランプ大統領が誕生し、世界の勢力地図は一変した。
安倍首相はモリカケで、トランプ大統領はロシア疑惑で、投資銀行傘下のマスコミに叩かれ始める。
中国では、北京派と江沢民派の闘争が熾烈を極めていく。
江沢民・元主席に近い香港の富豪 中国当局が拉致?
2017年1月
北京派は、江沢民派の資金洗浄を行う 香港の富豪、肖建華を粛清する。
肖建華が資金洗浄で集めた金は34兆円に登っていた。
この粛清が江沢民派に極めて大きなダメージを与えた。
江沢民派ナンバー2の逮捕は近い?習近平政権、内外情報機関の取り締まりを強化
香港にはかつて、江沢民派の曽慶紅が作った強力な情報工作機関、反社会組織(要は893)が存在する。
日本の沖縄にも影響を与えている可能性が高い。
中国金融業界の腐敗取締り 江沢民氏の孫に行動自由制限
2017年5月
習近平率いる北京派は、ゴールドマンサックス出身の江沢民の孫、江志成への圧力を強めていく。
この時点で江沢民派は、不正な資金洗浄を繰り返し、その資産は50兆円にもなっていた。
習近平国家主席の友人 米駐中国大使に起用へ
2017年5月
米中首脳会談を終えたトランプ政権は、駐中大使に、習近平氏の旧友、ブランスタッドを起用する。
彼の起用が、後々江沢民派の拠点、瀋陽への侵攻に、大きく貢献することになる。
河野外相:北朝鮮への圧力、中国やロシアとも話をすることが大事
日本の安倍政権は、河野外務大臣を起用する。
彼は、北朝鮮に圧力をかけるに当たり、中露と連携する重要性を深く理解していた。
これが、国連主導の強いリーダーシップに繋がっていく。