映画を年230本観た!“歩く情熱”社長がガチで選ぶ傑作62選【保存版】
映画っていいですよね。アクションで興奮したり、恋愛ものでドキドキしたり、ヒューマンドラマで泣かされたり…。
でもたくさんある中から選ぶのは大変なことです。観ると時間も長いので、終わった後に後悔なんてしたくないし、できれば自分の心に響く何かを得られる映画がいい!と思いませんか?
そんなあなたに、映画好き歴20年以上の僕がおすすめする作品62選をご紹介します。
ちなみに、僕が映画をどのくらい好きか言いますと、2017年に鑑賞した映画を数えてみたら230本以上でした。今回は、僕がシンプルに「これは絶対にみんなに観てほしい!」という映画だけを厳選してご紹介します。
少し前の映画から、最近の作品まで盛りだくさんの内容になっています。
ヒューマンドラマやアクション、そのほかのジャンルに至るまで、さまざま用意しているので、あなたの観たくなる映画が見つかったら幸いです。
2013 年、株式会社しるべを設立。大学生を主な対象に、即戦力人財育成のための教育事業を無償で提供。創業以来約 200 名に及ぶしるべの卒業生の就職内定率は 100%。親身に学生に接することから、指導を受けた学生に、「情熱が服を着て歩いている」と言われるように。 しるべの教育カリキュラムは実践環境と座学を通じて、徹底的に“結果にコミット”する力を養い、「目標設定力」「挑戦するメンタリティ」「自己分析力」を高い次元で習得させることが特長。
この専門家の他の記事を見るはじめに:僕にとって「映画」とは
僕にとって映画は、自分の感情をコントロールする方法の一つです。
起業して6年、「歩く情熱」とまで言われるほど、僕は毎日全力で仕事をしてきました。でも正直いうと、しんどくなる時もあります。頑張り続けるってすごく難しいですよね。
そんな時、どんな方法で自分の感情をコントロールしていますか?僕は自分の気分に合わせて観る映画を選んでいます。
落ち込んだ時はとにかく泣くために感動系、頑張りたい時は困難を乗り越えるストーリー、人恋しい時は携帯小説を実写化したような恋愛系。
もとは映画好きの父の影響で、小さい頃からたくさん観ていました。大人になった今も、仕事の合間をぬって観ていて、気づけば2017年だけで230本以上。僕の人生に欠かせないものになっています。
ただ、ひとつ言いたいのは、僕は本当にただの映画好きだということです。すばらしい解説や評論はできません。でも、映画が好きなこと、観てきた数には自信があります。
あなたにはあなたなりの映画の存在があると思います。ただなんとなく映画が観たいという方もいると思います。
素人だからこそ簡単な説明で、わかりやすく魅力をお伝えしていきます。
情熱社長のおすすめ映画62選
今回紹介する映画をジャンル別に大きくまとめますと次の通りとなりました。
あなたの気になるジャンルを選んでタップ(またはクリック)してご覧ください。
アクション
1.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
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往年の米人気TVシリーズをトム・クルーズ主演で映画化した大ヒット・スパイアクション、4作目。
主人公のイーサン・ハントは、モスクワの刑務所に収監されていましたが、IMF(米国極秘諜報機関)チームの手引きによって脱獄。新しい任務に就きます。
そしてコードネーム「コバルト」という人物を追い求め、イーサンのチームがロシア軍の軍人に成りすまし、クレムリンへ侵入。しかし爆破テロに巻き込まれて計画は中止。イーサンは気を失い、病院で目を覚ます。
シリーズはたくさんありますが、僕は『ゴースト・プロトコル』が特におすすめです。息を飲んでしまうような命がけのアクションシーンがたくさんあるので、前の作品を観ていなくても楽しめます。
2.キック・アス
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ニューヨークで高校生活を送るデイヴは、アメコミが好きでスーパーヒーローに憧れていました。
実際にインターネットでコスチュームを購入し、これを着て“街のパトロール”と称して繰り出すのですが、その途中にチンピラから暴行を受けて重傷を負います。
手術によって身体中に金属を埋め込み、神経の損傷で痛みが鈍くなり、打たれ強さを身につけた彼が、懲りずにパトロールを続けていると…
クロエ・モレッツの出世作ですね。本当に可愛らしいです。過激なシーンが多いですが、軽快な音楽の使い方と、カラフルな色使いで巧みにカバーされて、楽しい映画です。
ただ、R15+指定された作品なので、苦手な人は注意してくださいね。
3.ワイルド・スピード SKY MISSION
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世界的大ヒットのカー・アクション・シリーズ7つ目の作品です。
前作で国際犯罪組織『オーウェン・ショウ』を仲間たちと手を組んで壊滅に追い込み、恋人レティを取り戻すことに成功した主人公ドミニク。
ドミニクは妹家族や仲間と平穏な日々を送りますが、彼の前に新たな敵・オーウェン・ショウの兄、デッカードが現れます。
弟の復讐に燃えた彼は、元イギリス特殊部隊員出身の暗殺者。ドミニクは、最強の敵・デッカードから家族と仲間を守ることができるのか…
この撮影期間中、ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが交通事故で急死。エンディングのポール・ウォーカーへ捧ぐ映像とチャーリー・プースの名曲”See You Again”が感慨深い気持ちになります。
シリーズ通算で観ている人は、最後に感じるものがあるはず。ただ、これ単体でも十分に楽しめます。ものすごくぶっ飛んだ映画です。
4.交渉人
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シカゴ警察東地区で人質事件の凄腕の交渉人・ダニー・ローマンは、ある日殺人と横領の両方の濡れ衣を着せられます。
追い詰められた彼は連邦政府ビルの20階に人質を抱え立てこもり、警察内部の裏切り者を警戒し、西地区のトップ交渉人セイビアンを窓口に指名し、真犯人を探すのですが…
とにかく脚本が練られているなという感じです。最後のどんでん返しは、「そうきたか!」と思わず言ってしまうような驚きがありました。
5.ダイ・ハード4.0
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独立記念日の前夜、交通・通信・水道・原子力などの全てのインフラを監視するシステムが謎の組織にハッキングされました。
事態を重く見たFBIのサイバー犯罪部がブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査を開始。
一方、ニューヨーク市警統合テロ対策班の警部補、ジョン・マクレーンは別れた妻との娘に再会するためニュージャージー州の大学を訪れていました。
そんな折り、上司から連絡が入ってハッカーの身柄を拘束するように命じられたマクレーンは現場に向かうのですが…
『ダイハード』シリーズでは、僕は『ダイハード4.0』が1番好きです。「ザ・ハリウッド大作」という感じの、シンプルな構成ながら、本当に面白い映画です。
6.アメリカン・ギャングスター
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麻薬王と捜査官の実話を描いた犯罪サスペンスです。
1968年、ニューヨークの黒人ギャングのボス、バンピーが亡くなった後、彼の右腕だったフランク・ルーカスがボスを引き継ぎます。自らの帝国を築き、すぐに麻薬王へのし上がっていきました。
一方、ニュージャージーの刑事リッチー・ロバーツは、誠実な仕事を信念とするのですが、周囲からは孤立。プライベートでは元妻との親権争いの傍ら、司法試験の合格を目指していました。
そんなある時、彼は新設された麻薬捜査班の責任者に抜擢され、捜査を進めるうちにフランク・ルーカスの名前が浮上するのでした。
自分が上にのし上がっていく豪快な道のりや、ギャングなりのファミリーの絆が見どころです。音楽は、ジェイ・Zという有名なアーティストが手がけていて、それもとにかくかっこいいです。
7.フェイス/オフ
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FBI捜査官のショーン・アーチャーは6年前、息子をテロリスト、キャスター・トロイに殺害され、彼を執念深く追っていました。
アーチャーはトロイとその弟が空港にいるという情報をつかみ、銃激戦の結果、トロイは負傷して植物状態になってしまいます。
自体は収束したかに見えたその時、トロイが細菌爆弾をロサンゼルスのどこかに仕掛けている事が判明。唯一の情報を知っているのは、獄中にいるトロイの弟ポラックスだけでした。
兄以外の人間は信用しないポラックスと接触を図るため、FBI捜査官のアーチャーは最新医療の技術を用いた整形でトロイになりすますのですが…
これはニコラス・ケイジ全盛期の作品なんじゃないでしょうか。とにかくかっこいいアクション映画なんです。この作品を監督したジョン・ウー監督は、「白い鳩」を作中に使うことで有名なので、そこにも注目して観て欲しいです。
8.ザ・ロック
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アアメリカ海軍の歴戦の英雄ハメル准将は、戦死した兵士に敬意を払わない軍に恨みを持ち、複数の部下と致死性の高い神経ガス「VXガス」ロケット弾を強奪。
さらに観光客81人を人質にアルカトラズ島を占拠し、1億ドルの身代金を要求します。
人質救助のため、この任務に選ばれたのはFBIの化学兵器スペシャリスト、スタンリー・グッドスピード。そして元英国特殊部隊の諜報員であり囚人のジョン・パトリック・メイソン。
さらに先鋭の海軍特殊部隊シールが参加を命じられ、海から潜入に挑むのですが、シールは全滅し、2人だけが残されて…
元囚人・メイソン役のショーン・コネリーがとにかく渋い…!どうしたらこんなにかっこよく、歳を取れるんだろう、と思ってしまいます。
9.アルマゲドン
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地球に一直線に向かってくる小惑星が発見された。その惑星の大きさはテキサス州ほどもあり、もしそれが衝突すれば、地球の未来はない。天体パニック映画です。
地球をすくうには小惑星を破壊し、衝突を免れるしかない。そこで、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するという作戦が立てられた。では誰がこれを行うのか。
それに選ばれたのは、石油採掘のスペシャリスト、14人の男たちだった。しかし、この作戦はトラブルばかり起こって…
エアロスミスが歌う主題歌、”I Don’t Want To Miss A Thing”も当時、話題になりました。
(ボーカルのスティーブン・タイラーと出演者のリヴ・タイラーは親子なので間接的な家族共演でしょうか)
定番かもしれないですが、定番には定番の理由があります!間違いなしです。
10.ベイビー・ドライバー
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犯罪組織の逃がし屋として働く若き天才ドライバー“ベイビー”。
常にiPodのイヤホンをあてて音楽を聴くのは、幼い頃に両親を亡くし、その時の後遺症による耳鳴りを防ぐためでした。そんなある日、彼はウェイトレスのデボラと運命的な出会いを果たします。
ベイビーを気に入る犯罪組織のボスは彼を気に入って手放す気はなく、デボラを危険にさらさないためにベイビーはある決断をします。
映画として観てもいいですが、映像作品として観るのがおすすめです。カーアクションと完全にマッチした音楽の使い方、映像の仕上がりがとにかく最高で、アート作品のようです。
11.グラディエーター
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将軍から剣闘士となった数奇な運命をたどる男のスペクタクル活劇です。
西暦180年。ローマ帝国の時代、歴戦の勇士として名を馳せた将軍マキシマスは、皇帝から直々に次の皇帝になるよう要請を受けます。これをよく思わない皇帝の息子コモドゥスは、実の父を殺害して自ら皇帝の後継者を宣言。
マキシマスは処刑を命じられ、何とか脱出しますが、故郷に帰ると悲惨な出来事に…。
『エイリアン』『ブレードランナー』など、SFの名作を世に贈り出したリドリー・スコット監督が、初めてアカデミー作品賞を受賞した作品。
ローマ軍将軍を演じるラッセルクロウの最高傑作だと思います。悪役のホアキンフェニックスも、悪役がハマりすぎて、本当にイライラしちゃいました。
12.ドクター・ストレンジ
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スティーヴン・ストレンジは、ニューヨークで勤める天才外科医。ただ容姿も良く、頭も良い彼は傲慢になっていました。
ある日、彼は交通事故に遭って両手に致命的な傷を負ってしまい、突然外科医としてのキャリアを断たれることに。あらゆる治療法を試すため財産を使い果たし、最後にカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着くのでした。
そして“どんな傷も治せる神秘の力”を操る指導者エンシェント・ワンを訪れます。
一度はどん底に落ちた主人公が、新たなことに生きる目的を見出して奮闘する姿に、勇気をもらえます。「僕も頑張ろう!」と思わせてくれる映画です。
13.ダンケルク
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第二次世界大戦中の“史上最大の救出作戦”と呼ばれる「ダンケルクの戦い」の映画化。
1940年、英仏連合軍の兵士40万人がドイツ軍の猛攻の前にフランス北端の海の町、ダンケルクまで追い詰められていました。
そこでドーバー海峡を挟んだ対岸のイギリスでは、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船など総動員した救出作戦が決行されるのですが…。
この映画の中には、いくつかの時間軸が存在します。
その時間軸の違いが恐怖を感じさせたり、オーケストラの演奏の巧みさが、臨場感を掻き立てる、内容は少し難しいですが、とにかく演出が秀逸です。
14.レオン
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場所はニューヨーク。完璧に仕事を遂行する暗殺者のレオン。彼の日課は、1日2パックの牛乳の買い出し、肉体のトレーニング、そして観葉植物に水をやること。
そして彼の隣の部屋に住む12歳の少女、マチルダは家族から疎まれながら閉塞感に満ちたまま日々を送っていました。
ある日、マチルダの家族がマシンガンを手にした複数のメンバーにアパートが急襲され、4歳の弟を含めた家族は全員虐殺。その時、レオンにかくまってもらっていたマチルダは、彼が殺し屋であることを知り、最愛の弟への復讐を誓います。
ナタリー・ポートマンの演技が本当に上手で、本当に可愛らしいですね。
この映画の悪役で今でも名俳優として活躍している、ゲイリー・オールドマンもかっこいいです。演技が上手くて、本気でイライラしてしまうくらいです(笑)
ヒューマンドラマ
15.最強のふたり
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実話をもとにして、車椅子で生活をする大富豪のフィリップと、介護として雇われたドリスの物語。
初めは生活保護に必要な不採用通知をもらうために来たドリスを、フィリップは採用します。そこから始まる、身分を超えた友情物語です。
これは本当に見て欲しい!最初のアースアンドウインドファイヤから入るあの入りで一瞬で心掴まれました。
そして、これは映画館史上始めたの経験だったのが、終わった後みんなが余韻によたってていて、満席だったにもかかわらず、エンドロールが終わるまで誰も席を立たなかった。
こんなことあるのか!と。
でもそれくらいみんな余韻に浸ってたんだともいます。
本当に素敵な映画です。
16.I am Sam アイ・アム・サム
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知的障害を抱えたお父さんとその娘の物語。
お父さんのサムは、7歳の知能しか持っていないため、娘のルーシーが7歳になった時、ソーシャルワーカーにひき離されそうになります。
親子を絶対に引き離そうとする周りの大人たちと、絶対に離れようとしない親子の奮闘が描かれています。
一緒に暮らせるようになるまでの色々な困難を思うと、本当に感動して泣いてしまいます。
娘のルーシー役の、幼いダコタ・ファニングがとても可愛いです。
17.gifted/ギフテッド
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「ギフテッド(gifted)」とは、群を抜いて優秀な知能を授かった「天才」です。
亡くなった天才数学者の姉を持つフランクは、その娘、メアリーを一人で育てています。そのメアリーがギフテッドなのです。
メアリーの才能を知った叔母さんや周りの人は、メアリーをギフテッド専用の教育を受けさせようとします。
普通の子供として学校に通い、ともに生きることを望む親子と、天才として育てようとする周りの大人たち。両者の戦いと、家族の絆が描かれます。
とにかく子役のマッケナ・グレイスが可愛いです。キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスもこんな演技できるんだ、という驚き。
ギフテッド(=天才)への教育の仕組みが整ってない日本では少しイメージしづらいかもしれないですが、とことん家族の話です。
18.最高の人生の見つけ方
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『最高の人生の見つけ方』は、自動車整備工と大金持ちという普通なら交わることのない2人が、人生の最後に病室で出会い、死ぬまでにしたいことを実現させる物語。
家族と向き合ったり、自分の人生を見つめなおしたり、やんちゃしてみたり…シンプルなストーリーの中に、色々な要素が詰まった映画です。
19.ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
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『ヘルプ』は、1960年代「公民権法」が制定される前の黒人差別とそれに立ち向かった女性たちの実話の物語です。
白人家庭で家政婦(=ヘルプ)として働く黒人女性たちと、ジャーナリスト志望でヘルプのあり方に疑問を持った白人女性との絆や葛藤が描かれています。
事実を言うことで、仕事を失うかもしれない状況と、それでも勇気を出して声を上げる女性たちの勇気ある行動が印象的です。
アメリカ南部の田舎町で、どうして「人と人」として黒人と白人が関わらないのか、背景を知ると、人種差別に対する見方が変わるかもしれません。
20.海辺の家
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『海辺の家』は、余命宣告された父親が、自分の生涯を終える前にバラバラになってしまった家族を、「家を作る」ことで絆をもう一度とりもどすストーリーです。
家族の再生の話です。中高生時代に見て、涙が止まらなかったのを覚えています。素敵な映画です。
21.バタフライ・エフェクト
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時々、短時間の記憶喪失(ブラックアウト)を起こす少年エヴァン。
医師の勧めにより日記をつけるようになり、やがて大学生になる頃にはブラックアウトが起こることもなく、平穏な日々を送っていました。
そんなある日、過去の日記を読み返すとその時に戻れる能力があること気付いたエヴァン。彼は13歳の時に突然、仲が引き裂かれた幼なじみのケイリーを想って過去に戻り、運命を変える選択肢を選びます。
すると現在では誰かが不幸になっている結果に。そして最後にエヴァンの下した決断とは…。
「バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)」とは、蝶が羽ばたく程度の小さな乱れが、結果的に地球の裏側で竜巻を起こすという問いかけで、カオス理論の一つ。この映画の“小さな選択”が将来に大きな影響を及ぼすことを指しています。
誰にでも「あの時、ああして入れば…」という後悔はあるものですが、過去に戻ってやり直したとしても、より良い未来になっているということではない、そんなことを思わせる映画です。
22.クラッシュ
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様々な人種が混じり合うロサンゼルス。
難しい事件を担当することになったロサンゼルス市警察の黒人刑事。妻が警官に辱めを受けて何もできなかった自分を責めるTVディレクターの夫。イスラム系の雑貨店を営む被害者意識の強い店主とその家族。鍵の修理屋をしながら家族を守るメキシコ系の男。兄を刑事に持ちながら不良の友人と悪行を続ける弟。。
本来なら交差するはずのなかった人たちが、次々に出会い、繋がっていく。
人と出会うことで人間味が浮き彫りになり、考えが変わっていく登場人物たちが描かれています。決して明るくはないけれど、重厚なヒューマンドラマです。
23.ブラック・スワン
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ナ元ダンサーの母の期待を背負った主人公のニナは、ニューヨークの一流バレエ団に所属し、バレエの練習に明け暮れる日々を送っていました。
演出家のトマは、今のプリマバレリーナ(主役)を降板させ、ニナを候補に上げることになり、一気にチャンスが巡ってきます。
今回の演目『白鳥の湖』では、純真無垢な「白鳥」と邪悪で官能的な「黒鳥」の二役を1人で演じることに。
トマはニナの黒鳥の演技に対し、性的に魅惑する情熱が欠けると責められ、次第にニナは精神的に疲れて幻覚や妄想に悩まされるのでした。
女性の世界での駆け引きなどが描かれていて、観ていて胃がキリキリと痛むような、じわじわくる怖さがある映画です。
※【注意!】R15+指定された作品で、一部目を覆ってしまう様なシーンがあります。
24.フォレスト・ガンプ
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知能指数が人より低い主人公、フォレスト・ガンプは、他の子供と同じように育てられ、優しい心をもった男性。
学生時代に俊足を買われアメフトのスター選手になったり、軍隊で勲章をもらったり、商売で大成功を収めたり。
そんな主人子が自分の人生をベンチに座って振り返ります。
トム・ハンクス演じる主人公が振り返る半生が、とにかく濃いです。
少し前の映画ですが、物語の作りがしっかりしているため、いつ観ても楽しめる映画です。
25.シング・ストリート 未来へのうた
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代わり映えのない少年が、一目惚れした年上の女の子を振り向かせるためにバンドを組み、仲間たちと音楽の政界に没頭する物語。
少年たちが地道に作る音楽が、本当に最高です。
そしてとにかく主人公のお兄ちゃんが最高です!弟を全力で応援する、こんな兄貴欲しい。
実際監督にとっての亡きお兄さんをモデルにしてるそう。
ぜひサウンドトラックも聞いてほしい。
26.ダンガル きっと、つよくなる
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生活のために大好きなレスリングの選手になることを諦めたお父さん、息子が欲しかったけれど4連続で女の子…。
意気消沈したお父さんだけど、ひょんなことから娘に才能を見出し、お父さんの情熱的な熱血指導が始まります。
実話をベースにしたフィクション映画で、インド映画ならではのミュージカル調な作品。
とにかく、お父さんのレスリングに対する情熱がたまらなく最高!一丸となって頑張る家族の姿に、涙は必須です。
27.グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
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実際に親友の2人、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本して、初めて演じた作品で、ハリウッドスターの仲間入りになったきっかけの作品です。
1人は田舎の天才、もう1人はそれを知っている友人です。友人に背中を押されながら、自分の才能を認め、それを生かせる世界に飛び込むまでの物語。
正直ものすごく切ない映画です。でも、本当の人と人の繋がり、友情って素晴らしいな、と心から思える素敵な作品です。
28.エリン・ブロコビッチ
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アメリカ市場最上級の集団訴訟を勝利に導いた実在の女性、エリン・ブロコビッチの物語。
正義感の強い彼女が、決してエリート弁護士でなないけれど、ある地域を苦しめる公害を起こす大企業に立ち向かう、勇敢な女性像が描かれています。
常識的に考えたら到底勝算のない勝負に、勇敢に立ち向かう姿が、僕はとても心が動かされました。
「できる・できない」ではなく、「正しい・正しくない」で考えてそれを貫く、それが大事だと思います。
29.キッド
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ブルース・ウィルス演じる主人公のところに、ある日突然子どもが現れ、それは実は昔の自分だった、という物語。
忘れかけていた夢をたくさん持つ幼い自分が、大人になった自分の背中を押してくれる物語。
大人になるにつれ、いつの間にか自分の夢に蓋をしてしまう。でもどの大人にも、心の奥には純真な夢を持った子どもの自分がいることを気付かされます。
30.湯を沸かすほどの深い愛
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この映画は、余命宣告をされた母親が、最後の時間を使って家族の再起に奮闘する物語。
何と言っても、自分の寿命を隠して家族に接する母を演じる宮沢りえさんの演技が素晴らしいです。それをただただ観てほしいですね。
SF
31.ゼロ・グラビティ
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『ゼログラビティ』は、事故で宇宙空間に放り出され、帰還するためのスペースシャトルも大破してしまった絶体絶命のピンチのなかで、地球に生還する方法を探っていくストーリーです。
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー演じる2人の演技合戦が展開されます。
公開当初、3Dでの上映があり、観客も一緒に臨場感を味わえる演出が素晴らしい映画です。
「頑張って地球に帰る」というシンプルなストーリーですが、映像と演技に注目してみてください。
32.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、犯罪歴のある異色なヒーローたちが、宇宙滅亡を阻止する戦いに挑むストーリーです。
これは、マーベル映画の中でも音楽の使い方、見せ方、エンターテイメント性が最高。
ストーリーがシンプルなので、何も考えず見れる映画です。
33.インターステラー
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『インターステラー』は、寿命が近づく地球に変わる、移住可能な新しい惑星を探すミッションに選ばれた男性の物語です。
クリストファー・ノーラン監督が、宇宙をテーマにして製作した壮大な家族の話です。
ただただ見て欲しい作品です。
それと、音の使い方が秀逸なので、そこにも注目してみてください。
34.インセプション
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『インセプション』は、人の潜在意識に侵入して、意図するアイデアを植え付けることです。
依頼人から「競合の会社を潰す」ことを依頼されて始まります。
公開当時、僕が驚いたのは、映像がとにかく綺麗な点です。
クリストファー・ノーラン監督はとにかくすごい。『インターステラー』同様、音の使い方にも注目して欲しいです。
35.ベンジャミン・バトン
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ブラッドピッド演じる主人公は、生まれた時は老人で、歳をとるごとに若返って行く、最終的には赤ちゃんになる、という「数奇な人生」の物語です。
これは本当にいい映画です。
物語も、映像もとても綺麗です。
人と時間の進み方が違うことで、恋人と時間軸が合うのはほんの短い期間。
とても切ない気持ちになります。
36.オール・ユー・ニード・イズ・キル
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宇宙からの侵略と攻撃に立ち向かう、人類の近未来のSF映画です。
トム・クルーズ演じる程侵略者の任務に就いたウィリアム少佐は戦闘によって一度は命を落としますが、生き返ります。
それはタイムリープに巻き込まれたことで起こり、戦闘と死を何度も繰り返します。
そんな中であった特殊部隊の女性とともに、戦闘技術を向上させ、侵略者を倒す術を探します。
日本の漫画が原作となったこの作品は、タイムリープをうまく題材にして、面白いSF作品となっています。
作中に出てくる戦闘シーンや侵略者は、映像が素晴らしくて、迫力満点。ウィリアムが出会う女性にも面白い背景があるので要注目です。
37.ダークナイト
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全米有数の経済都市・ゴッサムシティは、凶悪なマフィアや犯罪者がはびこる最悪の犯罪都市でもあった。警察でさえも汚職に走る有様。そんな街の治安をかろうじて守るのは、黒いバッド・スーツのバッドマン。
そんな中、ピエロマスクの男たちが、隠れもせず正面から銀行強盗を開始します。一般人も仲間でさえも次々殺されていく混乱の中で、残ったのはマスクを外してもピエロの顔をした、ジョーカーという男でした。
バッドマンに次々と商売の場所を検挙され、沸点に達していたマフィアたちは、ジョーカーを雇ってバッドマンを消すことを画策します。
ただのアメコミ映画と侮るなかれ!この映画を見たときの衝撃は今も忘れません!今はなき、ヒースレジャーの迫真の演技。役に入り込んでいるというよりは、役そのものになってしまった彼の演技に、リアルに恐怖を感じました。
38.タイム
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遺伝子操作で人間は25歳から年を取らなくなる近未来サスペンスです。
人口過剰を防ぐために寿命は通貨に替わって、裕福な家のものは永遠の命を手に入れ、貧しいものはその日を生きるために寿命を稼ぎ続けて、時間が0になると人は死んでしまいます。
ある日、105年生きているというある男性から、「人間の寿命は思っているよりもっと長い」と聞かされた主人公のウィルは、世界の寿命を思うがままに管理している人々の存在を知ります。
狂った仕組みを壊して、平等な寿命を手に入れるため、ウィルは戦う決意をし、スラム街から富裕層のいるタイムゾーンへと進んでいくのですが…。
「コーヒー:4分」という表記や、富裕層地域で小走りをすると目立つ、という表現があるなど、完全な「時間=通貨」の世界観が作り込まれています。
僕たちの社会も、少数の富裕層と、大勢の一般人とに分けられるのではないでしょうか。
この映画の主人公ウィルのように、大勢の層をまとめ上げるリーダーと、一致団結した大勢の力があれば、世界の仕組みも変えられる、そんなメッセージを僕は受け取ったような気がします。
39.メッセージ
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『メッセージ』は、言語学者の女性ルイーズが、突然地球に出現した謎の物体と、地球外生命体からのメッセージを解読する物語。
その物体は、3000年後の人類にあるメッセージを伝えにきていた、という物語。
僕は、2〜3回観たとき、「あの時のあのシーンは、こういう意味だったのか!」という気づきが多い映画でした。色々なことを読み取ることができる映画です。
SF好きな僕にとって、「地球外生命体は絶対いるんだろうなあ…」と想像力を膨らませられる映画です。
40.インディペンデンスデイ
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アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24キロにもおよぶ宇宙船が、世界中の大都市上空に現れました。
国民の混乱を収めるべく、大統領は宇宙船との交信をはかりますが、感知できたのは宇宙船同士が攻撃指令を出し合っているということ。世界の大都市は、宇宙船の主砲によって壊滅していき、人類は終わったかに見えました。
でも、宇宙人のマザーシップにコンピュータウイルスを感染させ、バリアを無効化したのち、全世界で攻撃をするという苦肉の策を思いつくのですが…。
小学生の時、映画好きの父に見に連れて行ってもらい、本当にワクワクしたのを覚えています。
SF好きな僕にとっては、「やっぱり、宇宙人はいるだろうな~」と思わせてくれる、たまらない映画です。
ラブストーリー
41.タイタニック
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1912年に処女航海に出発したタイタニック号、そこに乗り合わせた画家志望の青年ジャックと、上流階級の娘ローズが惹かれ合う物語。
親の反対などさまざまな障害を乗り越えた最中、氷山にぶつかったタイタニック号は、沈み始める。
バカにするなかれ!名作には名作たる理由があります!年齢によって感じ方、響き方が違うなと思います。
小さい頃見た感じと、今見るのと、次見るのとでは、違った気づきがある映画です。
42.恋に落ちたシェイクスピア
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1593年エリザベス朝のロンドンでは、シェイクスピアの作るコメディが大人気でした。そんな中、次の作品の舞台オーデシションに現れたトマスという青年の演技に惹かれます。
その夜、シェイクスピアは舞踏会で出会った女性と運命の恋におちます。実はその女性は、男装してオーディションに参加したトマスだったのです。
それを知ってもなお、2人は恋愛を続けますが、裕福な家庭のその女性は、親の勝手で婚約者を決められてしまいます。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』はご存知でしょうか。
有名なあの作品を書いた彼がもし、執筆中に恋愛をしていて、作品に影響を与えていたら…という話です。
「複雑で難しい恋愛映画なんじゃないの?」とたかをくくっていましたが、恋をしたくなるような素敵な恋愛の話でした。
1593年のロンドンが舞台なので、衣装や建物が忠実に再現されていて、その時代にいるかのような世界観に引き込まれます。
43.最後の恋のはじめ方
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ウィル・スミスが演じる主人公は、恋愛に悩みを抱える人をサポートする恋愛コンサルタント。
ただ、自分の好きな人となると上手くいかない…。
『最後の恋のはじめ方』は、ただただ、純粋な気持ちで見られる恋愛映画です。見終わった後、「恋したいな」と思うこと間違いなしです。
44.抱きたいカンケイ
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週に80時間働き、恋をする暇がない医師のエマとその友人アダム。
ある日その場の勢いで一夜を共にしたことから、エマはお互いに都合のいい関係になることを持ちかける。
友達以上恋人未満の関係、それっていいの?と中盤までは思ってしまいます。下世話な話か、と思いきやそんなこともなく。ハッピーエンドでやっぱり素敵です。
45.アバウト・タイム
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男はタイムトラベル能力を持つという一家の長男、ティムが、その能力で好きな女性の気持ちを獲得したり、本当の愛に気づく物語。
『きみに読む物語』でも有名なレイチェル・マクアダムスは僕がとても好きな女優さんで、作中でもとても綺麗です。亡くなったお父さんに会いにいくシーンは、とても感動しました。
46.恋愛小説家
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マンハッタンに暮らすベストセラー作家のメルヴィンは恋愛小説が得意ですが、実は自己中心的で毒舌で、極度な潔癖症。嫌われ者の彼が唯一心を許すのは、行きつけのレストランで働くウェイトレスのキャロルだけでした。
嫌われ者の小説家とバツイチで子持ちのウェイトレスとの不器用な恋愛模様を、ユーモアを交えて描かれています。
本作で小説家を演じたジャック・ニコルソンとウェイトレス役のヘレン・ハント共にアカデミー賞主演賞を受賞しました。
恋愛小説を書かせれば必ずベストセラーという小説家が、人付き合いが苦手な、嫌われ者という点が面白いです。
ある女性と出会って、偏屈な小説家が変わっていく展開は、心温まります。
47.ノッティングヒルの恋人
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『ノッティングヒルの恋人』は、イギリスを舞台にして、ハリウッドスターとしがない本屋の店員がたまたま出会い恋に落ちる物語。
身分のさを超えたこのラブストーリーは、観終わったあとハッピーになっているような、幸せ映画です。
ハリウッドスターと一般人が付き合うなんて夢の話ですよね。そんな夢を叶えてくれる作品です。
48.華麗なるギャッツビー
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昔からある有名な小説を題材にした映画で、主人公ギャッツビーの大富豪っぷりと、意外な人生背景を描いた物語です。
豪華でキラキラした世界の表現が、映像と音楽を使ってよく表現されています。
内容をおすすめするというよりは、僕は映像を見て欲しいですね。
49.ジョーブラックをよろしく
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『ジョー・ブラックをよろしく』は、死神と人間の女性の恋愛を描いた物語です。
中学生の時、当時の彼女と一緒に見たことで、とても思い出深い映画でもあります(笑)
でも当時はあまりにも大人な恋愛映画だったので、深い意味までは分かりませんでした。
大人になった今だからこそ理解できる、深い名言があちらこちらに散りばめられた、本当に素敵なラブストーリーです。
ミュージカル、コメディなど
50.ラ・ラ・ランド
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『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカル映画として最高の映画です。
ロサンゼルスを舞台に、ジャズピアニストのセバスチャンと、女優志望のミアの夢を追う姿とラブストーリーを描いた物語です。
あの時、もしもああしてたら…という選択はないけれど、もしそうなっていたら?と考えると切ないものです。
でも主人公の2人はそれぞれ自分の生き方を選択して自分の夢を実現させた。後悔なく生きようと思える映画です。
51.マンマ・ミーア!
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20歳の花嫁ソフィの、結婚式前夜から当日を描いた物語。
ソフィは結婚式を控え、会ったことのない父親とバージンロードを歩くという夢を叶えるため、有力な母の昔の恋人3人に招待状を出します。
エンドロールでは、おばあちゃんたちが『ダンシング・クイーン』に合わせて楽しそうに踊るシーンがあります。
こんな風に歳ととりたい!と思わず感じてしまいます。本当にハッピーになれる映画です。
52.スクール・オブ・ロック
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先生でもなんでもないミュージシャンのジャックが、名門小学校に潜り込んで先生として音楽を教えてしまう、という破天荒な物語。
たとえ先生の資格はなくても、生徒たちにとってジャックは正真正銘の「先生」になる、算数・理科・社会を教えるだけが先生じゃない、そんなメッセージを、笑いと感動とともにもらえる作品。
実際に楽器の得意な子どもたちの演奏も必見です。
53.キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン
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レオナルド・ディカプリオとトムハンクス演じる、天才詐欺師とFBI捜査官の話です。
捕まえようとするけど、捕まえられない!日本のアニメでいうと『ルパン三世』のようです。FBI捜査官からしたら、詐欺師は捕まえるべき存在。
しかし、天才詐欺師であるがゆえに、本当に賢く、どこか憎めない…軽快なステップで展開され、とても面白いです。
54.もしも昨日が選べたら
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『もしも昨日が選べたら』は、時間を自在に操れるリモコンを手に入れた主人公マイケルの話。
家庭より仕事を優先するマイケルは、妻との口論を早送りしたりペットの無駄吠えを消音したりする。
不要な時間を省いていくマイケルだけれど、リモコンの暴走によって予期せぬトラブルが起きてしまう。
この映画は、「どんなに時間が操れたとしても、大切なのは今この瞬間だよね」というメッセージが込められた映画です。
55.マイ・インターン
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大ヒット作『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘する姿で人気を集めたアン・ハサウェイ。
彼女が演じた主人公のその後を描いた続編のようなストーリーの映画です。
70歳のベンが、シニア・インターンとして主人公ジェールズが社長を務める会社に雇われます。
初めは彼を信頼していないジェールズも、的確な助言の数々にだんだんと彼を頼るように。
多くの人生経験を経たベンの言葉は、老若男女問わず心に刺さります。物事の本質は時代が変わっても何も変わらないんだな、と気付かされます。
「ハンカチは貸すためにあるんだよ」は、本当にカッコいい!
56.メリーに首ったけ
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高校生のテッドは、キュートで美人、優しくて明るい学園一の人気者、メリーと卒業パーティに行く約束をしますが、ズボンのファスナーがひっかかるトラブルで中止に。
それから13年が経ち、メリーの事が忘れられないテッドはある日、彼女がマイアミにいることを知ります。
彼はちょっと怪しげな探偵パットにメリーの調査を依頼しますが、その最中、パットもメリーに惚れてしまいます。
テッドとパットのメリー争奪戦と思われたのですが、彼女に惚れた仲間が次々に現れて…。
キャメロン・ディアスが本気で可愛いです。
決して品の良い映画とは言えません。でも、アメリカンジョークがよくわからなかった中高生の僕でも、あまりの面白さにゲラゲラ笑ってしまう、本当に面白い映画です。
なにも考えなくても楽しめます。
57.しあわせの隠れ場所
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『しあわせの隠れ場所』は、黒人の心優しい少年、マイケル・オアーが、アメリカンフットボールで有名な選手になっていく物語です。
マイケルは貧困層の生まれで両親と離れ、孤独に生きてきた背景があります。
そんな時、裕福な白人家庭の夫人、リー・アンに引き取られ、大きな体つきを生かしたアメリカンフットボールを始めることで才能を開花していきます。
「白人家族が黒人を引き取るのは偽善だ」と言われる家族にとっての困難や、アメリカンフットボールには欠かせない「ぶつかり合う」ことが、優しい心を持っているためにできない困難。
色々な困難を乗り越え、家族の絆が深まるストーリーは、感動が止まりません。
58.オールド・ルーキー
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『オールド・ルーキー』は、その名の通り、メジャーリーグベースボール(MLB)に史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスという人物の実話を元に作られた映画です。
35歳という年齢はデビューより引退に近い。
しかし、自分の夢を追いかけ、周りの人たちの応援を受けながら実現していく姿に、とても感動します。
59.ドリーム
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1961年のアメリカとソ連の宇宙開発戦争中、NASAを支えた黒人女性3人がいました。
宇宙開発で生じる多くの壁に立ち向かう大きな力として活躍する、実話です。
黒人であることで、どんなに優秀でも雑用ばかり任される。
そんな状況を打倒しようと、立ち上がった白人の上司と、開発戦争に勝つために懸命になって活躍する3人の女性に勇気をもらえます。
「こんなに頑張った人たちがいるんだから、こんなところで諦めたらダメだ、頑張ろう」と思える映画です。
60.ミッドナイト・イン・パリ
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『ミッドナイト・イン・パリ』は、売れっ子脚本家として活躍しつつも、作家に憧れを持つ主人公が、芸術の最盛期1920年代のパリに夜の間だけタイムスリップできるようになるという物語。
ヘミングウェイやピカソといった芸術家が登場するシーンもあり、いい感じの素敵な雰囲気が漂っている作品です。芸術家が一堂に会しているパリの様子が表現されています。
61.怒り
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『怒り』は、ある殺人事件の犯人をめぐって様々な登場人物の感情が表現されているストーリーです。
自分の恋人がもし殺人事件の犯人だったら、自分はそうではないと信じられるだろうか、といった、観ているとき自分自身に問いかけたくなります。
渡辺謙や広瀬ずずなど、豪華な俳優陣が揃っていますが、森山未來の存在感が僕的に際立った映画でした。
決して明るい映画ではないですが、それぞれの人物の「怒り」に心が揺さぶられる作品です。
62.モテキ
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お金も彼女もなし。そんなさえない男、藤本幸世に突然女性たちが引き寄せられ、「モテキ」が到来するという人気テレビドラマの1年後を描いた続編で、新しく出会った女性たちにまたもモテる「セカンド・モテキ」を描いた映画です。
今までモテたことのなかった人が女性に言い寄られる、しかも同時に何人も!なんて夢のようですよね。
そんな主人公の色々な感情が、音で表現されているんです。音楽を取ってもストーリーを取っても良くて、僕のお気に入りの映画です。