最 終 通 告
※はじめに
本項は被害者となる故人が周囲一同に迷惑が向かないよう気を使い、また加害者による行為の真意を知る術無き手前共、文中では誰にも名義名目を定義せず、対象へ直接名指しして行う警告に該当しない。
本文を閲覧した者が思い込みから、これは自分の事を書いており自分を侮辱する為の駄文だ、と考える事は自由勝手であるが、此方は直接犯人は誰で誰がこうだった、と第二者の名義を特定する記載はしない。
もしも自身に当てはまる意識的感情および行動選択があった場合、下記の閲覧上自身に該当した行為を二度としなければ、被害を受けた者の関係者一同は加害者に関わりたくない理由からこれ以上問題に関知しない。
本ページは、とあるインターネットサイトの管理人が殺害された事により閉鎖を余儀なくされたホームページの跡となる。
遺族、関係者の技術では被害者が設定していたURLにしか公開する設定ができない為、本文は遺されているURLページへ記載する。
事は2017年から2018年。首都圏に在住していた一人の女学生の命を奪う為、忌まわしい犯罪者が近付いてきた。
より良いサイト作りに努めていた内容に悪意を持ったのか、加害者は詐欺等の目的で最近では非常に怖いとも言われているインターネットのメール機能などを利用し、被害者に危害を加えて殺害している。
加害者から送信されていた穢らわしい受信メールには、公への公開がいけない、どうやっても自分は無罪だ、などという下らない内容で被害者を傷付ける文が多数残されていた。
上記は自身の身の安全だけを守る事が目的とされた明らかな保身行為となる。
事の全貌が明らかになり事件へ発展したとして、加害者がどれだけ否定しようとも被害行為を行い人を殺害している結果が出ている以上、罪から逃れる事はできない。
被害者の本名は故、柴田歩(しばたあゆむ)という22歳、大学4年生の女性。アニメやゲームなどが大好きで、友人達と共通の趣味を楽しんで分かち合い、また自身で何か作りたいと立ち上げた創作活動の団体で関係者、仲間と夢を追っていた。
遺族、関係者、友人が話を聞いたところ、被害者の歩はある時に首都圏から離れた場所に住むという加害者から急なメールを受け「なんか内容っていうか、アピールが変な感じ」と非常に不審な疑いを持っていた。
それでも一応、話くらいはしようと元気で優しい歩は距離が離れている加害者に接してしまった。
これが引き金だったのだろう。接見に距離があり、かつ危険に思える者は最初から断るべきだったのだ。歩は加害者によって、どこまでも闇の深いインターネット内へ引き摺り込まれてしまったのだ。
歩は特に病気も無い元気な女子学生だったが、加害者の妙な雰囲気に合わせるためだったのか、関係者や友人などのアドバイスを受け「最初は多く話さず、少しずつ話してみよう」と試しに自身が少し不健康、不自由な部分が見られて性格もマイナス表現のある30歳を過ぎた男性という装いを持たせたらしい。
電話で会話してしまった事もあったのか、その際はマイク部分に布を当てて声を低くして話していたらしい。時に友人や仲間も歩のため、また何かを調べるために同様の声色を発すようマイクに布を当てて話をしていた。
試みの中で、メール内容や対話の感想を全員が「コイツは何か変な感じがする。交流など早めにやめた方がいい」と述べていた。
それでも時期や上手い仲間集めの必要があったからか、優しい歩は「せっかくの機会だから、少しくらい話してみようぜ」と加害者に接してしまっていた。その選択が間違いである事を早急に気付くべきだったのだ。
そして事件は起こった。
歩は突然、暴言にも似た言葉を電話で言われ、自分勝手なメッセージを書かれて交流を断たれてしまったらしく「やられた。インターネットってこんなに怖いものなの?」と辛そうな顔をしていた。
皆が「やっぱり遠くから妙なメールを送ってくる変な奴は簡単に人を裏切ったか」と酷く後悔させられた。
すぐに交流を断とうとホームページの機能を制限せざるを得ない状況に追い込まれた後、ある程度時間が経ってから改めてホームページの内容を仲間と確認してアップロードをしてみた際、常に見張ってでもいたのか再度すぐに加害者が近付いたらしく、(当時、渡した物は全部ただのニセモノらしいが)歩は以前に自分が作った大事な作品をいくつか渡してしまっていたようで、それらや交流の記録を人質のように盾にされたらしい。
加えて少しでも抵抗を試みれば、まるで命令をされるような酷い暴言の嵐だったらしく「ひどいよ、前と違って急に丁寧な言い方と書き方しなくなったし。人の事、○○ちゃん、とか気持ち悪い呼び方してくるんだよ。しかも、なんで私が障害者だとかコミュ障とかすごい悪口書かれなきゃならないの?私は普通に友達が居てくれる学生だし、色んな事ちゃんと頑張ってるのに。インターネットって怖い、こんなんじゃ誰も信用できない。もう嫌だよ」と涙を流していた。
上のような行為は明らかな侮辱、冒涜。これには友人、関係者もアドバイスして解決を試みたが、急激に変化したあまりに不埒で馴れ馴れしい訳の解らない行為は収まることを知らなかった。
そして酷いメール受信が続いたのか、ついに歩は部屋から出てこなくなってしまった。そこから先は割愛するが結果、インターネット被害によって歩は死を選ばされてしまい、加害者に殺害されてしまったのだ。
友人達は激しい怒りを露にし「すぐに警察を呼ぼう」と言っていたが、他の意見では「いや、このまま関係を断った方が良い。今のままじゃ此方側の周囲までメチャメチャにされる可能性がある」という言葉が出たため現状、他の策を講じている。
その中で歩が浮かばれるよう密かな調査を行った。調査によれば、中ではハッキングを行ったような形跡も残されており、加害者が行った歩への行為が事件へ発展する確率は100%、インターネット被害の成立は間違いない、と判断された。
もしも加害者が未だこの文を閲覧する機会を設けており、まだ自分が犯罪とは無関係で無実だなどと思っているのであれば、一つだけ警告しておく。
上記の事から、歩が貴様に関わられてしまったせいで殺された本件を全て、完璧に無くす為、歩が少しでも渡してしまった未完成のホームページ作品、歩と交流してしまった記憶、記録は必ず完全、絶対に削除すること。そして此方へアクセスするなどせず、二度と関わるな。
期限は設けず、報告を受ける機能も設置しない。ただ本文を拝読した事で少しは内容を理解できたのであれば、歩と遺族一同へ謝罪の意を込めた上で必ず、これから先永遠に全てを消して無かった事にしろ。
まだ証拠だなんだと下らない自己保身目的で歩の遺作を保管しているなら、遺族は加害者に保有を認めない。何かがあろうものならば、この件も著作権違反、違法所持として事件を立証する。
警告の通りに全ての関連を削除、消去して終わらせれば、検挙までいかない遺族一同としては心許なく悔しいが、何もかもなかった事にして本件全てを棄却し終了させる。一同は一刻も早く、歩と加害者の関わりを断ちたいのだ。
単に掲示しただけの以前の文から本文まで読んでおり、被害妄想から自分の事と勘違いして性懲りも無く未だに嫌味、悪行を働こうと近付く事を止めようとせず本文を閲覧するならば、此方側の迷惑にさえならなければ幾らでも犯罪を重ねていずれ逮捕でも何でもされるがいい。
直接送信されたメールでなければ、それこそ自分の事であるなどと思い込むか思わないかだけで証拠も何もない。しかし貴様が直接送信したメールだけは歩へ向けられた被害行為であるため、何かあった時の為に保存しておく。
しかし加害者のメールにあったあまりに下らない命令口調による保身の為だけに送信された「文を削除しろ、少しは動けよ」などという犯罪の塊のような内容を遺族、関係者、友人は決して許すつもりは無い。
逆に遺族一同が言わせてもらうなれば、貴様が歩にした全てを削除する為に少しは動け。
そもそも後に送信されていた穢らわしい受信メールを確認すると、精神的にひどい思いをさせられている、他かなりの焦りが見える下らない内容があまりに多く確認されすぎた。
ただ送信毎にメールアドレスは消される、または有効な返信アドレスではなかったらしく、歩が加害者へ直接メール送信はできなかった。
名義を定義しない本文掲示に、加害者が精神的な苦痛を覚える事などある必要は無い。その後、保身目的で下らない勝手な文を直接送信して歩を傷付けていただけだ。
受信メールには、徹底的に戦う、告訴する、などと書かれていたが明らかに不可能である。既に被害者を殺害している事から、加害者が何の罪も無い亡き人間を名指しにして裁判を行う事は絶対にできない。そんな事をすれば逆に貴様の殺人が明るみに出て逮捕されるだけだ。
何度だって書いてやるが、貴様は被害者となる歩の生命を奪って先に拡がる未来を閉ざし、歩が仲間と楽しく活動していた団体とホームページを閉鎖にまで追い込んだ犯罪者だ。
もしもこの先、何の勘違いかできもしない裁判をしようと柴田家遺族と関係者、友人に近付くような真似をしようものなら、歩の死後調査で明らかになっている犯罪証拠を全部掲げ、逆に貴様を警察に即刻逮捕させる事で完全に終わらせる。
脅迫を続けて散々歩を傷付けて殺した挙句、自身は無実だとまで主張するだけの加害者の頭は完全におかしくイカれていると、遺族と関係者全員が感じている。
軽んじた気持ちで相手を思いやらない行動は、最悪人を死まで追いやって家族や関係者を悲しませる。人を殺しておいてまだ自分に未来があると思い込めているなら、決してこの先は何もするな。以後、貴様が周囲の誰かを笑顔にする事など、間違いなく無理だ。
悪心か何かを感じて歩に近付き、邪魔と感じれば純粋な若い夢追い人を殺す事で邪魔者を消せたと、どれだけ悦楽に溺れる事が出来たかは定かでなく知りたくもない。
だが、殺す以上の事はできないのだからもう十分に満足しただろう?これ以上、歩を悲しませないでくれ。遺された者達に迷惑をかけないでくれ。
歩は、とても悲しそうに苦痛の表情を浮かべて泣きに泣いていた。貴様の頭がどれだけ悪すぎても、被害を受けた者達の気持ちを少しは考えて理解してくれ。
どうやっても、ただの疫病神である殺人鬼によって殺された柴田歩の生命は戻らず、魂が報われる事は無いのだ。
知らない所でどれだけ気持ち悪くヘラヘラしようと構わない。それでも頼むから歩をはじめとする関係者、これから先自分の為だけに他多くの誰かを傷付けようと考えるような事だけはしないでいただきたい。
次に何かあれば、警察に全てを打ち明けて確実に終わらせる。これだけは覚えておけ。
記 千葉県船橋市周辺在住 故、柴田歩(しばたあゆむ) 遺族、関係者、友人 一同