投資につきものといえば。
短期投資と長期投資。
でも、そもそも短期投資と長期投資の違いとは何でしょう。
今回は短期投資についてみていきます。
|短期投資
投機ともいわれます。
イメージだとギャンブルに近いもの。
そのため、ハイリスク・ハイリターンなんて言われています。
ネットやニュースでおなじみの、FXやBinCoinも投機の一つです。
短期投資(投機)は価格に着目し、自分が儲けるためだけを目的としています。
そして流行、ブームといった人の心情によって、価格は大きく変動します。
ここで知ってほしいのは、流行、ブームによって、価格が大きく変動すること。
流行、ブームのタイミングで、価格が下がったり、上がったりするので、
タイミングを見て、安く買って、高く売るというもの。
タイミングよく売買できれば、大きな儲けを得ることができますが、
タイミングを間違うと、逆に大きな損失につながることもあります。
|株価を予想する
例えば、2014年のブラジルワールドカップ。
ワールドカップが開催され
さらにオリンピックも開催されるということで
経済が大きく成長すると期待されました。
このブームで、サッカーボールを製造している会社の
売り上げが上がると期待されるとすると。
あなたは、この会社の株価は上がると思いますか?
「株価が上がる」と考える人が多いと思います。
しかし、当初30,000個、売れると予想していたにもかかわらず、
20,000個しかボールが売れなかったとしたら。
株価は上がると思いますか?それとも下がると思いますか?
予想より売れなかったから「株価が下がる」と考える人が多いのでは。
そしてこの会社の決算が来ました。
サッカーボールは予想よりも売れなかったけれど、
前年の3倍の売り上げだった。
すると今度は
「株価は上がる」と考える人が多いと思います。
もうお分かりですよね。
株価は、考える人が多い方に上がったり下がったりします。
そして、大きく動くタイミングは
ワールドカップ開催だったり、決算報告だったりというイベントなのです。
つまり、様々なイベントのタイミングで
「株価が上がると思う人が多いのか」
「株価が下がると思う人が多いのか」
を予想し、株を売買することで儲けを出します。
でもタイミングはいつ来るかわかるものもあれば、わからないこともあります。
ワールドカップや決算といったわかりやすいイベントだけなら良いですが、
ニュースでよく取り上げられる「リコールの発生」「不正の発覚」などなど
予期しないイベントも発生することだってあります。
そのため、タイミングをずっと見張っているのは、とても大変。
一つの会社や国だけでも大変なのに、多くの会社や国について、
常に情報をつかんでいなければ、
売買のタイミングは見極めれないというのが現実だと思いませんか?
それこそ一日中、情報をチェックしつつ、株価もチェックする。
これをしているのが、儲けているデイトレーダーの実態だと思います。
これは、本当に好きでなければ続けていくことはできませんよね。
デイトレーダーは「情報収集と情報分析が好き」で「この先、毎日やっていても飽きない」人が
成功すると私は考えています。
あなたが本当に「情報収集と情報分析が大好き」で「この先、毎日やっていても飽きない」のであれば、
短期投資(投機)にチャレンジすることで、大きな儲けを出すこともできるかもしれません。
私は短期投資をしたことはありますが、
とても無理だったし、結局マイナスしか出なかったので、きれいさっぱり手を引きました。
そこで始めたのが、長期投資。
いわゆる投資信託です。
「投資かんたん用語 短期投資は投機」について
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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