少し前RADWIMPSのライブに行った帰り、トボトボと歩いて帰っていると小柄で可愛い女子二人と雰囲気イケメンな男子二人が終わったばかりのライブ話で盛り上がりながら前を歩いていた。話を聞いていると初対面のようだ。会場で仲良くなったのだろう。
私は思った。素直に思った。羨ましい...。いや、違う。諸君が今思ったであろうことではない。私は既婚者。愛する妻がいる。しかし思った。正直に感じた。あの男たち...羨ましい...。いや、違う。勘違いはやめてほしい。あくまで青春的な出会いに対し、微笑ましさも兼ねて羨ましく感じたのだ。きっと。そうでありたい。
ライブに行ったことがある人はわかるかもしれないが、ライブ会場は色んな出会いの場でもある。共通の趣味を持つ友人ができたり、他県から来た人と知り合えたり、もしかしたら恋愛関係に発展する人もいるかもしれない。
今日はとてもブログ「らしい」タイトルをつけてみた。ブログの教科書に出てきそうだ。『タイトルは読者を惹き付ける様に具体的な数字や「~な理由」とつけるとよい』。はい先生、仰るとおりにしてみました。とりあえず書いてみます。
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ライブ会場が出会いの場となりうる3つの理由
ライブは何も会場に入ってから楽しみ始めるものではない。通常はツアーやライブグッズを販売するのでライブを始まるのが例えば18時であっても昼過ぎには物販が始まっている。人気のあるグッズは売切れてしまうので、欲しいグッズを手に入れたいファンは早めに会場に集まる。同じアーティストを好きな人々が、一斉に集うのだ。ライブで出会い、仲良くなりやすい理由で私が感じたものを3つ挙げてみる。
①自然に話しかけやすい(話しかけられやすい)
早めに到着した場合は物販待ちの列ができる。友人と来ている人も勿論いるが、中にはけっこう一人で先に来ている人も多い。そしてこの物販待ち、この時間は当然めちゃめちゃ暇い。暇すぎて前後の人に話しかける人が続出する。そしたら話しかけられる方も暇なので、話し相手ができて意外と盛り上がる。
これは物販の列に並んでいる場合だが、ライブ会場に入る前もチケットの順番で待つので前後や隣のグループ通しで仲良くなったりするケースもよくある。
②共通の趣味で盛り上がる
楽しみにしているライブの直前で皆自然とテンションが上がっている。好きなアーティストのグッズを手にしたり、ツアートラックを見つけたり、同じライブTシャツを来ている人がたくさんいたり、同士が山ほどいて嬉しくなるのだ。
そんな中気軽に話しかけられるとこれが想像以上に楽しい。ナンパ目的は言語道断であるが、純粋にファン同士で仲良くしたいと思って話をしたりすると盛り上がる。普段の生活で話しかけられると警戒したり怪訝に思うのだが、ライブ会場では皆友達感覚に陥る。そして何より共通のアーティストが好きなのだ。盛り上がらないはずがない。
③SNSで交流ができる
twitterやfacebookでライブ当日にアーティストの名前で検索をかけてみると多くのファンが呟いている。中にはファン同士で集まって写真を撮ったり、アーティストにプレゼントするため横断幕への書き込みを募ったり、何かしらの企画をする人が必ずいる。一人でライブに参加する人はそういうイベントに参加すると友達ができたりライブ以外で思い出になる。ライブが終わった後もSNSでそのまま連絡を取り合うことができる。
最後に
私も大学の頃に行ったRADのライブの物販待ちで、今でも連絡を取り合うかけがえのない異性の友人が二人できた。一人は雑貨屋を営んでいたお洒落な女の子(自称中身はおっさん)で、もう一人はアパレル店で働いていて会う度に髪の毛が紫だったり緑だったりするファンキーな女の子。二人とも歳は一つ上で、もし仮に同じクラスにいたとしたら絶対に話さないだろう三人なのだが、共通のRAD好きということでとても仲良くなった。
ライブ会場に行くと多くの人がいる。もしかしたら私のように、かけがえのない友人に出逢えるかもしれない。そこから恋人関係に発展して付き合っている人も実際にはいると思う。
勿論好きなライブに行くことが第一目的であるが、多くの出会いがあるので色んな意味で楽しむといいと思う。ただ中にはナンパ目的の輩もいる可能性もあるのでそれには十分に注意してほしい。
それにしても、この前のRADのライブ終わりに楽しそうに帰ってた男女4人組、あの後飲みに行ったのかなぁ。あーやっぱり、羨ましいわ...。
(fin)
ちなみにRADのライブレポートはこちらです。
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