6/17のJR東北新幹線運行トラブルの件に関しまして

はじめまして。

株式会社ワンポイント代表の三ツ矢新です。

登記では本名でされていますが、PNの方が通りが良いので、

このように自己紹介させていただきます。

 

はじめに
今回の記事は、6/17に発生した東北新幹線での鉄道トラブルに関する私の言動及び、その後のtiwtterでの発言に関して、個人的に思うところがあり、経過を追って「その時私が思ったこと」と「現在私が思っていること」を綴っていこうと思い、ブログを開設しました。


今後記事を追加するかは分かりませんが、基本的に私自身の為の文章ということでご理解頂いた上で、当案件に関する資料の一つして参照して頂ければと思います。
そういった訳ですので、このブログで書かれる文章は、基本的に読みやすさ前提で、企業の公式アナウンスのような言い回しとは異なる表現をするかと思いますが、予めご了承ください。


前提、及びご注意
1.

当記事と、6/17以来の私のtwitterでの発言は、下記の鉄道トラブルに関してであり、6/18日の大阪北部での震災の件とは時系列として前であるので、ご注意下さい。

  毎日新聞

  https://mainichi.jp/articles/20180618/ddm/041/040/130000c

  河北新報

  https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180618_13023.html


2.

当記事は弊社研修期間中の出来事でしたが、「1.」の通り、運行ダイヤが乱れ、研修目的地である「新函館北斗駅」まで行けるのか、それとも仙台泊になるのか不明であったため、上り線にはやぶさ22号を横付けし、乗客797人が移り、仙台駅に運んでいただいた段階で、私が研修全スタッフにオフタイム宣言をし、以後、新函館北斗駅に向かう列車に乗るまでの間の行動は自由でプライベートな時間、という事にしておりました。

従いまして、下記の経過で記されている事は、私が代表を務とめさせております会社とは関係のない、私事として認識していただければと思います。


3.

今回の一連の私のtiwtterでの発言は大きく分けて、


  1.上記「1.」の当該トラブルに関する経過と私の言動に関して

  2.twitterからいただいた各種疑問に対する返答(質疑応答、FAQ)


の2つに分けられると思われますので、

それぞれ順番に書き綴ってそれぞれ私が思うところをありのままに書かせて頂こうと思います。
別の記事として掲載するかどうかは、記事の量等を踏まえて柔軟に書き分けていこうと思います。


経過
2018/6/17 13時56分頃

社内研修の移動中、東京発新函館北斗・秋田行きのはやぶさ・こまち21号(17両)が宮城県内の仙台-古川間を走行中、停電のため非常ブレーキが作動し、緊急停車。

https://twitter.com/susie_now/status/1008248000181702656

この期間、社内の乗客は数人のグループを作って情報共有や、 飲食物を分け合ったり、世間話をしたりして交流をしていました。 この時私は、金婚式で北海道旅行に行くご夫妻と、 初めての日本旅行をすると言っていたドイツ人カップルの 合計5名のグループで仲良くなり、指定席で事の成り行きを見守っていました。 (というかそうするしかない)

 

2018/6/17 17時頃

https://twitter.com/susie_now/status/1008261923542990848

全く新幹線が動く気配がないので、指定席で仮眠していた所を、 上記のグループの方に起こされ 「上り線にはやぶさ22号を横付けし、乗客がそこに移り仙台駅に戻る」 という事を聞かされました。 上り線には順番に乗り移るので、待ちながらグループで情報共有や会話を楽しんでいました。 また、当然上り線にも乗客はいるので、はやぶさ22号の乗客は通路やデッキに寿司詰め状態となりました。

2018/6/17 18時頃

https://twitter.com/susie_now/status/1008281155882237953

https://twitter.com/susie_now/status/1008423685785448449

仙台駅着。

私のツイートや新聞記事にもある通り、仙台駅内でのアナウンスが遅く、曖昧で、 私を含めた乗客がどうすればいいのか分からず、 仙台駅ホームは混乱、困惑した雰囲気が立ち込めていました。 我々5人のグループも同様でした。 (私以外の研修スタッフには、ここでオフタイム宣言をして最悪仙台に泊まっても良いと伝えました)


2018/6/17 18時半頃 仙台駅

取りあえず「新函館北斗駅」まで待っていればいつかは行ける、

と駅職員に案内された12番ホームに移動し、待機。

待てど暮らせど新しいダイヤの情報が来なかったため、 ドイツ人カップルのキャプテンアメリカみたいな体格の男性から 「30時間寝てないので仙台に泊まりたい。どうすれば良いのか」 とグーグル翻訳を使って相談されました。

金婚式旅行中のご夫婦も情報を知りたがっていたので、 私が自分自身を含め5人を代表して駅職員に情報を聞きに行くことにしました。 (これが例のツイートに繋がります)

  ■今になって思う事

   この時の自分は

  「日本旅行に来た外国人に日本がいいところである所を見せたい」

   というええかっこしいな気分があった事は確かで、

   この辺りから、駅職員に対する思いやりが徐々に薄れていったように思います。


2018/6/17 18時半頃 仙台駅改札近く

手が空いていそうな駅職員さんを見かけ、以下のような会話をしました。

記憶で書いていますが、出来る限りありのままに書こうと思います。

 

私「ここに日本語ができない方がいるので、代わりに質問させてもらいますが、待っていれば目的地(=新函館北斗)に今日中に行けるでしょうか?」

 

駅職員「まだちょっと分かりません。切符の払い戻しは出来ます」

 

私「彼らは函館にホテルを取っているのですが、行けなかった場合のケア等はあるんでしょうか? 例えば航空会社で欠航があった時等のような」

(参照:https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/refund/domestic/expenses/

 

駅職員「ちょっと上司に確かめてみますので、少々お待ちください」

 

しばらく後

 

駅職員「誠に申しわけないのですが、切符の払い戻し以外はできません」

 

私「でも、それはちょっと酷いんじゃないですか。言葉が全く通じない人が、

  仙台駅に取り残されて、そのまま放り出されるとか、あんまりじゃないですか」

     ■今になって思う事

     この時点で、私は既に感情的になっており、駅職員さんに対する

     思いやりや配慮に欠けていたと反省しております。

 

 駅職員「大変申し訳ないですが、決まりですので……」

    ■今になって思う事

    この時点で会話は終了するべきだと反省しております。

    以後の会話は、幾つか原因が思い当たりますが、 主な部分が私自身の

    個人的な拘りの部分だったので、 末端の駅職員さんへの思いやりに欠けた

    利己的な行動、と批判されても仕方ない事だと反省しております。

 

私「では、そういう事があったとSNSに掲載して是非を問うてもいいですか?」

 

駅職員「上司に確かめてみますので、少々お待ちください」

    ■当時思っていた事

    この時点で、自分自身でも「これは捉えられ方によっては脅迫してるように

    見られるので、慎重に言葉を選ばないといけない」

    と、待っている間考えていました。

 

    ■今になって思う事

    そう考えつつも、既に感情的に昂っており、考えと以後の私の言動が

    一致していなかった事を大いに反省しています。

 

しばらく後

 

駅職員「そういったSNSに投稿する等のご意見は他のお客様からもいただいておりますが、ご自由になさって下さい」

 

私「別に脅迫したいわけではないので、そこは分かって下さい。あくまで確認なんです。SNSに代替措置がない事実と、緊急時にそれで良いのかどうか書いてもいいんですね?」

 

駅職員「ですので、お客様の判断でご自由になさって頂いて構いません」

 

私「御社の判断として、イエス、ということでいいですか? 例えば、OKとは言えないにしても、例えば私にそれをする権利があるかどうかだけでも確認させて下さい」

     ■今になって思う事

     対応して頂いた駅職員さんの立場を思いやる想像力に欠けた、

     感情に任せた利己的な質問だと猛省しております。

 

駅職員「私からはお客様のご自由に、としか言えません」

 

私「……分かりました。じゃあ代替ケアは取りあえずは無い、ということでいいですね?」

 

駅職員「大変申し訳ないのですが、ありませんが、ホテルに事情を説明すれば、     キャンセル料が発生しないケースもあるので、ホテルに問い合わせ頂くと     良いかと思います」

 

私「そうですか! ありがとうございます。そうしてみます。お忙しいところ長々と悪かったね。お疲れ様です」

     ■今になって思う事

     この言い方は、なぜか上から目線になっています。

     この言い方は駄目です。良くありません。

     言語道断で奢り昂りの感じられる言葉です。

     恐らく明確な回答が得られなかったイライラから、

     そうした軽率な表現になったことを深く反省しております。

 

2018/6/17 19時前後

駅職員さんと別れた私は、グループ待つ場所に戻り、情報を伝え、 日本語が少ししかできない外国人の方の代わりにホテルにキャンセルの電話をかけ、 キャンセル料が発生しない事を確認して、切符の払い戻し方法を伝えて、 そのカップルと別れました。 金婚式旅行中のご夫妻とはまだ一緒です。 その後、自分自身の宿にも連絡し宿泊キャンセルをして、私自身は、 取りあえず新函館北斗まで行くことを決めました。 その後、研修スタッフに、研修としての集合場所は翌日札幌駅改札前で、 それまではオフタイムという通達をしました。


2018/6/17 22時前後

新函館北斗駅

駅ホームには既に対応職員が待機しており、 切符の払い戻しや、函館駅に臨時の休憩列車を用意しているので、 そこで宿泊も可能、というアナウンスを受けました。

    ■当時思ったこと

    こういう事を、先の仙台駅でのやりとりで聞ければよかったのに……

    と不満に思っていました。

 

    ■今になって思うこと

    この措置はいつどの部署、役職の方が決定したか不明なので、

    仙台駅職員さんに不満を持つのはお門違いだったと反省しております。

 

2018/6/17 23時前後

函館駅

案内された臨時休憩車両内にて宿泊

 

2018/6/18 6時頃

函館駅より研修目的地の札幌へと移動

 

■まとめ・雑感

異常が6/17に私の周りに起きた出来事のあらましとなります。

今になって思えば、当時の仙台駅の混乱した雰囲気に飲まれ、私的グループ内での過剰な責任感、正義感が、 私自身の感情の制御が出来ないレベルまで昂ってしまい、 結果的に何の権限もないいち駅職員様に大変な無礼とご迷惑をお掛けした事を 深く反省しております。 この件に関しましてはJR東日本を通じて、メールにて改めて仙台駅職員さんに 謝罪文を送りました。

謝罪文の内容に関しては、上記の通りオフタイムの私的な事ですので、 公表は控えさせていただきます。

 

※またこの記事は記憶や読者様からのご指摘により、追加修正する事があります。

 ご了承下さい。

 

この後のtwitterでの私の言葉に関しては次の記事で振り返ってみたいと思います。