【サッカーW杯】生まれた娘の顔見たい選手に同僚が飛行機代カンパ
デンマーク代表のディフェンダー、ヨナス・クヌドセンが、娘の誕生を受けデンマークに一時帰国していた。代表のチームメイトがプライベートジェット代を支払ったことで、同国ディフェンダーのヨナス・クヌドセンはW杯初戦のペルー戦に勝利後、新生児の娘に会うことができた。
クヌドセンの妻トリーヌさん(25)は、クヌドセンがW杯出場のためロシアに到着した後、予定より数週間早く女児を出産した。
「我々は人間らしさに目を向けたかった」とゴールキーパーのカスパー・シュマイケルは話した。
「チームには父親がたくさんいる。我々はサッカー選手であると同時に人間だということを忘れてはいけない」
シュマイケルは「自分自身も父親の身として、娘が生まれたという知らせを聞いて、その場にいられなかったヨナスのつらい気持ちが想像もできないほどだ」と付け加えた。
「彼が娘に会うためにできることは全てしてやりたかった」
デンマークは16日、グループC初戦でペルーを1-0で破った。
英プレミアリーグ・イプスウィッチに所属する左サイドバックのクヌドセンは、18日にチームへと戻った。デンマークは21日の日本時間午後9時から、ロシアのサマラでオーストラリアと対戦する。
(英語記事 Jonas Knudsen: Denmark players pay for jet so defender can see new-born daughter)