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【芸能・社会】

NHK総局長、“ハンパない”中継を自賛 W杯 日本対コロンビア戦高視聴率

2018年6月21日 紙面から

 NHKの木田幸紀放送総局長は20日、定例会見を開いた。

 19日に生中継した2018FIFAワールドカップ「日本×コロンビア」(午後9時53分~11時)の視聴率が48.7%をはじき出したことに「私の周りであまりW杯の話題が出なかったので、結果を心待ちにしていた。48.7%は驚異的な数字。これだけいろいろな形で見られる時代にあっても、テレビの力は侮れないとつくづく思った」と顔がほころんだ。

 また大迫勇也選手(28)の決勝ゴールの場面で、実況の鳥海貴樹アナウンサーが「ハンパない、ヘディングシュート」とたたえ、ネットで話題を呼んでいるが木田総局長は「(NHKアナは)普通『ハンパじゃない』と言うのかな」と苦笑い。「大迫、ハンパない」は同選手の代名詞ともなっており「横断幕でも見てとっさに考えたのでは」とフォローしつつ、「ベテランアナらしいしっかりした実況でした。スタジアムにいる感じで見てもらえたと思います。いろいろなことが一体化した素晴らしい中継でした」と自賛した。

◆瞬間最高50%超え!!

 19日夜にNHK総合で生中継されたサッカーのワールドカップ(W杯)の日本対コロンビアの平均視聴率が、関東地区で前半42.8%、後半48.7%だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 名古屋地区は前半が38.4%、後半が43.9%。関西地区は前半37.6%、後半44.1%だった。

 瞬間最高視聴率は、関東が55.4%。名古屋が50.2%、関西が50.7%で、試合終了前後の時間帯だった。

 試合は日本がPKで先制し、一度は追いつかれたが後半に追加点を奪い、2-1で勝利した。

 W杯中継での平均視聴率の最高は、2002年日韓大会の日本対ロシアで記録した66.1%(関東地区)。

◆小山司会番組「当面延期」

 未成年女性との飲酒が報じられ、活動自粛中の「NEWS」小山慶一郎(34)が司会を担当しているBSプレミアム「ザ少年倶楽部」について、木田総局長は「6月15日放送分は当面延期としたが、来月は別途検討していく」と語った。

 

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