法務省管轄支局「総合消費料金」などの詐欺ハガキによる架空請求にご注意!その他詐欺の手口
かなり前の事にになりますが、このようなハガキがいきなり届きました。
これは国民生活センターが、「国民訴訟通達センター」や「民事訴訟管理センター」などを名乗って届く架空請求ハガキは無視するよう、呼びかけているのでその手の詐欺という事になります。
今回はこの「訴訟〇〇センター」(つど名称は変わります)とその他の各種詐欺について記事にしてみます。
架空請求などの相談は、今までは携帯電話やスマートフォンにSMS(ショートメッセージサービス)でメールが来たという事例が多いイメージです。
でも最近は、このようなハガキが送られてくるケースも目立ってきているとのことなので、十分にご注意ください。
国民訴訟通達センターの内容と突っ込みどころ
まずは取り下げ最終期日です。
このハガキが送られてくるのは「取り下げ期日の数日前」です。
なので送られてきた方は驚くわけです。
ポイント1→詐欺は必ず焦らせる
「もう時間がない!そうしたらいいの?」
なぜ急に連絡するの?
ポイント2→どこのだれか明記しない
「契約会社ないし運営会社から・・・」
次は結局誰が言ってきてるのかわからない・・・という部分。
ポイント3→怖い単語を書く
「執行、差し押さえ・・・」
どうして急にそうなるのかの明記もない。
ポイント4→本人からの連絡を強要
法的な事なら弁護士などの代理人でもいいでしょ?普通は?
ポイント5→所在地がなぜか官公庁
民間がしてるのか公的な機関がしてるのか?
「この手の詐欺ハガキ」の対処やアドバイス
こういうハガキやショートメールへの対応ですが、皆さんすでにご存知だとは思います。
でももう一度整理してみます。
対処1
このような身に覚えのない請求は無視をすること、さも身に覚えがあるような雰囲気で書きますが、たとえ気になっても絶対に相手に連絡をしないようにしてください。
対処2
不安を感じたり、困ったことがあれば「消費生活センター」や「警察」に相談してください。
実際に電話したらどうなるか?
連絡をすると、弁護士を名乗るものを紹介され、最終的にはコンビニでプリペイドカードを購入し、お金を支払うように強要されるそうです。
ネットで検索し相談サイトに連絡
これもできるだけ避けてください。
あとで後述しますが、その相談サイトがすでに詐欺だったりします。
二重の罠がある時が多いので注意してください。
その他のネット詐欺の紹介
詐欺ハガキだけでなくネット上には詐欺がたくさんあります。
ほとんどが詐欺?と疑ってかかるくらいがちょうどいいのですが、それでも不安を煽るわけなので・・・心配になってきます。
ここでは色んな詐欺について説明します。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は実在する機関や会社、ショップなどになりすまして偽のウェブサイトにアクセスするよう誘導したり、最近ではいきなりネット上にそういう画面が現れたりする詐欺です。
最近目立つのは「Googleメンバーシップリワード」という詐欺です。
▼要注意なのでこちらの記事を参考にしてください。
こういった手口を利用して、住所や名前やクレジットカード番号などの個人情報をだまし取ろうとしてきます。
この手口は年々巧妙化してきているので本当に注意してください。
▼Amazonを利用した詐欺もあるので要注意です!
偽販売サイト詐欺とは?
これはインターネットサイトでよくある詐欺です。
オークションやもしくは普通のネットショップを利用して購入した商品やブランド品が、偽物であったり、商品を送ってこなかったりします。
僕も日本のサイトだと思って購入まで進みましたが、よく見ると中国のサイトだった経験があります。
結果的に・・・詐欺られました。
商品は届きませんでした。
これは主に海外の詐欺集団が行っていることが多いらしく、色々調べたらエジプトがどっかのプロバイダーを経由してたので・・・諦めました。
対策としてはこのようになります。
①どこのショップがしてるのか?見極める
②できるだけ信用がある会社で買う
③着払いなどを利用する
ワンクリック・不当請求詐欺とは?
ワンクリック詐欺はネット上で色々理由をつけて興味を煽るように仕向けて、それをクリックして次の画面を見ようとすると・・・
あなた押しましたね!
請求が発生しましたよ!
てな感じで不当請求をする詐欺です。
無料サンプルの動画や、再生ボタンなどに多いです。
請求金額も5万円前後と少し無理すれば払える金額でもあるし、なんせ恥ずかしい画像見たでしょ!的な追い込みをするので、ついつい料金を振り込んでしまう方も多いようです。
対策としてはこのようになります。 → 無視!
無断でインストールさせて購入を迫る
この手の詐欺は「ボーガスウエア」というようです。
ネットなどを見てると、偽セキュリティソフトなどをインストールさせる指示が出ます。
わからずにインストールをすると「ウイルスが見つかりました!」と偽のメッセージを出して有料のソフトのインストールをさせようとします。
これは結構悪質で、ソフトウェアをアンインストールしようとしてもできずに、請求画面が出続けたりします。
対策としては → わからないソフトはインストールしない
せめてネットでそのソフトを調べたうえでインストールを考えてみる。
詐欺対策のまとめ
やはり普段から警戒することが大事だと思います。
それと詐欺によくある手口が・・・とにかく焦らせてくることです。
そして不安にさせる事・・・ここに注意するだけでかなり余裕持って対策を立てることができます。
▼例えばこういう詐欺もありました。
でも落ち着いて色々検索して対処すればそこまで怖い詐欺でもなかったようです。
問題は二重三重に張り巡らせた詐欺です。
不安になって「専門家のサイト」を見つけて相談したら、そこも詐欺だった!って話もよく聞きます。
万が一・・・そういう場面に出くわしたら、どう対処して、それでも不安な場合はどこに連絡するか?なども決めておくのがいいかもしれません。
みなさん詐欺には注意してください!
いつも応援ありがとうございます。