2015/10/01にニコニコは「ニコニコ活動ガイドライン」を制定してます。
それに伴い利用規約のうちこのガイドラインと重複する内容をガイドラインに掲げる行為としてひとまとめにしたため、見た目上は利用規約から削除されたように見えるだけです。
ニコニコの現行の利用規約の「5 禁止事項」には以下の記述があります。
ニコニコ活動ガイドライン第3項及び第4項に掲げる行為又はこれらの行為に準じる行為(コメントの書き込みや動画等の投稿以外の手段を通じて行われる行為を含みます)
基本的人権には差別されない権利はもちろん含まれているので、差別OKとはなりません。
ただ、2015/09/06の利用規約では元noteの記載の通り
と明記されていたのが明記されなくなったという点では指摘の通りかもしれませんが、元の利用規約では基本的人権に関する記述がないので、より広範な行為を禁止したと捉えるのが妥当でしょう。
以下出典
2015/09/06の利用規約
https://web.archive.org/web/20150906071158/https://account.nicovideo.jp/rules/account
3. 禁止事項
利用者による「niconico」の利用に際して、以下の行為が禁止されています。
o 法令に違反する行為及び違反する行為を幇助・勧誘・強制・助長する行為
o 「niconico」の運営を妨害する行為、運営会社が不適切であると判断する行為
o 他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為(法令で定めたもの及び判例上認められたもの全てを含む)
o 差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関する表現行為
o 自殺、集団自殺、自傷、違法薬物使用、脱法薬物使用等を勧誘・誘発・助長するような行為
o 性交及びわいせつな行為を目的とした出会い等を誘導する行為
o 性的、わいせつ的、暴力的な表現行為、その他過度の不快感を及ぼすおそれのある行為
o 児童買春・ポルノ、無修正ビデオ動画のダウンロードサイト等へのリンク掲載
o 運営会社の許諾を得ない売買行為、オークション行為、金銭支払やその他の類似行為
o 運営会社の許諾を得ない商品の広告、宣伝を目的としたプロフィール内容の公開、その他スパムメール、チェーンメール等の勧誘を目的とする行為
o 他人の名義、その他会社等の組織名を名乗ること等による、なりすまし行為
https://web.archive.org/web/20151101102840/https://account.nicovideo.jp/rules/account
5 禁止事項
利用者による「niconico」の利用に関して、以下の行為が禁止されています。
o ニコニコ活動ガイドライン第3項及び第4項に掲げる行為又はこれらの行為に準じる行為(コメントの書き込みや動画等の投稿以外の手段を通じて行われる行為を含みます)
o 児童買春・ポルノ、無修正ビデオ動画のダウンロードサイト等へのリンク掲載
o 運営会社の許諾を得ない売買行為、オークション行為、金銭支払やその他の類似行為
o 運営会社の許諾を得ない商品の広告、宣伝を目的としたプロフィール内容の公開、その他スパムメール、チェーンメール等の勧誘を目的とする行為
https://web.archive.org/web/20160707023919/http://ex.nicovideo.jp/base/guideline
前項の通り、発表したコンテンツによって問題が生じた場合は当事者同士で解決することが原則であって、ニコニコによる表現の規制は最小限にとどめますが、一部、掲載を認めないことがあります。
特に、以下のような内容のコンテンツについては、ニコニコの自主的判断により削除する場合があります。
例)
例)
他者の基本的人権、著作権等の知的財産権、その他の権利を侵害する内容
例)
性的な内容
暴力的な内容
ニコニコには、コンテンツにコメントを付けることでユーザーの皆さんが感情を共有したり、表現者に敬意や愛を表したり、弾幕で大いに盛り上げたり、実にユニークで多様なコメント文化があります。
コメントはニコニコ最大の特徴であり、ニコニコはその文化を守り抜こうとしています。
しかし一方、コメントによって他者の表現を妨害したり、表現する人を萎縮させたりするようなことはあってはなりません。
そのコメントが、コンテンツを発表した人やそれを見て楽しんでいる人たちの望まないものであるならば、ニコニコは投稿者の表現の自由を守る立場から、以下のようなコメントをニコニコの自主的判断により削除する場合があります。
例)
例)
他者の名誉、社会的信用、評判、プライバシーを侵害するコメント
他者の基本的人権、著作権等の知的財産権、その他の権利を侵害するコメント
例)
<対象コンテンツの表現者及びそのコンテンツに同調するユーザー(閲覧者)を傷つけるコメント>
例)
不快感、嫌悪感、精神的打撃を与える、あるいはその恐れのあるコメント
例)
他人の名義を名乗る、組織名を偽る等のなりすまし行為によるコメント
例)
集団で行われる他者への誹謗中傷、侮辱、脅迫、いやがらせを含むコメント、並びに他者に不快感、嫌悪感、精神的打撃を与える、あるいはその恐れのあるコメント