【#オフログ】中村憲剛が話す、18日までで見えてきたワールドカップロシア大会の傾向
※公開後、24時間ほど無料公開します(6月21日20時ごろまで)。
ワールドカップロシア大会が開幕しているが、今回の大会について中村憲剛に18日に話を聞かせてもらった。興味深い内容だったので、その一部を紹介したい。
■大会の傾向
「ここまで見てくる中で傾向が出てきましたね」と中村憲剛。
大島僚太が招集された2018年ワールドカップロシア大会についてだ。
「圧倒的なスーパースターがいるチームの戦い方を見るに…、中堅国のここまでの戦い方というのは、例えばイタリアやオランダが欧州予選で敗退してしまった理由が少しわかった気がします。
初戦に向けてのコンディションの持って行き方、考え方の違いは各国それぞれあると思います。やはり強豪国はもう少し先を見据えてここ(初戦)にピークを持ってきてコンディションは作っていないでしょう。強豪国と当たるチームは先のことも考えないといけないけれど、まずここにピークに近い状態に持ってこないと強豪国と伍することはできない。初戦と2戦目でほぼ決してしまう可能性もありますからね。なのでその『差』がここまでの試合結果に現れている気がします。
特にドイツと当たったメキシコはコンディションもですがメンタルも100%に近い状態に持って行ったなと観て思いました。この一戦に懸けて出し尽くした感がありましたよね。試合後の選手たちの喜び方、特にエルナンデス選手の喜び方には既視感を覚えました(笑)」
グループリーグ初戦でドイツを下したメキシコの戦いぶりは全世界に驚きをもたらしたが、同じことがブラジルに引き分けたスイスにも、アルゼンチンに引き分けたアイスランドにも言える。
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