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福井コウノトリひな1羽死ぬ 越前市の飼育ケージで誕生越前市中野町の飼育ゲージで5月に生まれた国の特別天然記念物コウノトリのひな4羽のうち1羽が死んでいるのが20日、確認された。死因は分かっていない。同じケージ内にいる他の3羽や両親は元気な様子だという。 県自然環境課によると、20日午前9時ごろ、巣の中で死んでいるのを確認した。監視ビデオには19日午後9時25分ごろ、突然倒れる姿が映っていたという。外傷や動物が侵入した様子はなかった。 死因を調べるため、県は岐阜大獣医病理学研究室に病理解剖を依頼。県の担当者は「誕生から40日過ぎ、事故が起こりにくい状態になっていたので残念。残る3羽を見守っていきたい」と話した。4羽のひなは県が飼育する「ふっくん」を父親に、「さっちゃん」を母親に持つ。県内で産まれた卵から誕生した54年ぶりのひなだった。愛称の募集を予定通り22日から行うかどうか、県で再検討している。 (尾嶋隆宏) 今、あなたにオススメ Recommended by
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