燃え麺 旨辛野菜タンメン@エースコック(ミニストップ)


どうも、taka :aです。

ちょっと本題に入る前に、気になったことが‥えっと、見たくない方もいらっしゃるかもしれないので、写真は文字リンクにしておきますね。

お食事前の方は、写真を開く前に下記の文章を読んでから判断してください。

写真1】【写真2

写真では分かりにくいかもしれませんが、外装フィルムの “内側に” 小さなゴミが入っていたんです。何の破片なのかは分からないのですが、外装フィルムは破れてないし、容器やフタにも隙間は見当たりませんでした。なんだろう‥粉末スープ?パン粉?なかパン粉っぽいw

えっと、今これしか手元にないので、容器に破損が見られないことから品質に大きな問題は無いと判断して記事にしますが、こういったトラブルがあった場合、必ず製品に記載されている「お問い合わせ」先に連絡し、現品をメーカーに送付してください。どんなに些細なトラブルでも、丁寧な謝罪と代替品の提案を添えて、きちんと対応してくださいます。

あの “燃焼系” が数年ぶりに復活!

本日の一杯は、2018年6月19日(火)新発売、ミニストップ燃え麺 旨辛野菜タンメン」のレビューです。

この製品名をネットで検索すると、「旨辛野菜タンメン」というワードから、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ うま辛野菜タンメン」ばかりヒットするのですがw 製造はエースコックです。どうも販路はミニストップ限定のようですが、「燃え麺」の新作は久しぶりですね。

俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば」の記事をアップした際、現在のエースコックで思い付く限りのアクティブなブランドを羅列したのですが、すっかり「燃え麺」なんて見なくなってから長いので、とっくの昔に廃盤したのだろうと私の脳は忘れていました。

「燃え麺」とは、数年前に流行った “燃焼系ダイエット” にちゃっかり便乗 着目して開発されたブランドで、唐辛子の発汗作用や脂肪燃焼効果を売りにした “燃焼系カップ麺” としてシリーズ化されていたのですが、いつの間にか廃盤‥に、なっていなかったようですw いや、もう新ブランド扱いしても差し支えないほどの空き方ですけどね。生きていたのか燃え麺‥

私は2012年に発売された、「HOTチリトマト味ラーメン」が記憶に残っているのですが、他にも「四川式焼そば」や「四川風酸辣湯麺」、「韓国風うま辛チゲラーメン」なんかがありました。ちょうど「俺たちのガッツ飯」第1弾のコンセプトが燃焼系に通じる「爆汗」だったので、ふとエースコックも思い出したのかもしれませんね(笑)もしミニストップで一緒に並んでいたら、思わず手にとってしまいそうです。←そんなの関係なく手に取った人

激辛系カップ麺に書かれているようなコーションはパッケージに見られませんが、そもそもミニストップのホームページにも製品情報が何ひとつ書かれていなかったのでw カップ麺ブロガーの私taka :aが一身を投げ打って皆様の人柱となりましょう。※そんなに大した話ではない





めん

え、ほんとにエースコック?

軽く縮れてはいるものの、ほぼストレートと言っても過言ではない厚みのある平打ち麺で、メーカーが指定している熱湯5分で食べ始めると、かなりガッシリとした歯応えのあるカタめの食感。しかし、そこから2分ほどする表情は一変します。

食べ始めの段階では、同社の「厚切太麺」を彷彿させるような存在感で、粘り気重視の多加水麺タイプかと思いきや、むしろ逆。麺の表面は滑らかで、口当たり・喉越しが良く、それでいてスパッと切れる‥そう、日清食品がタテ型の「有名店シリーズ」で使用してくるような、スパッと切れる歯切れの良さが光る油揚げ麺だったんです。

それこそセブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」を意識しているかのような、このタイプでは日清食品が一歩先を行く立ち位置ではあるものの、もし目隠しされてメーカーを知らされないまま食べさせられたら(冷静に考えたら怖い状況だけど‥w)、「これは日清食品の麺だ!」などと意気揚々自信満々に私は答えると思います。でも、 “日清食品系” なんですよコレ。

スープとの兼ね合いもありますが、油揚げ麺臭や特有の野暮ったさも気になりませんでした。ちょっとフライングして開けたら粉末スープが凝固している箇所があって麺の一部が若干ながら戻っていなかったので、きちんと5分待たれたほうが賢明かと思います。

その後、まずは “液体スープを入れる前に” 念入りにかき混ぜましょう。

スープ


濃い味の辛味噌スープが好きならマスト!

とろみのある口当たりで、辛さレベルはピリ辛以上、大辛未満。

市販品でいうところの「辛口」表記に該当する程度だったので、たとえば麻婆豆腐の素なんかの「辛口」が普通に食べられたら大丈夫、「中辛」が程よかったら少し辛口、「甘口」がベストならスルーしたほうがいいかな?くらいでしょうか。

ただ、それ以上に‥まぁ味が濃いw「しょうゆ」に加えて「粉末みそ」と「味噌」のMISOダブルパンチ、おそらく発酵調味料は豆板醤・豆豉醤あたりでしょう。甜麺醤のニュアンスも感じましたが、それは糖類が重なっているからかもしれません。なんにせよ、確実に後から喉が乾く系です。でも、ただ塩っぱいスープではありません。

私の舌は紙装甲なので、スープ単体だと塩分に押されてしまったのですが、それでも魅力と思える “旨味” が存在していました。濃い味でも闇雲に塩分が尖っているわけではなく、和味噌と醤系のアンサンブルにオニオンペーストのコク、さらにガーリックパウダーとガーリックペーストが大味に傾倒しないよう味のバランスを調整します。

言ってしまえば無難で捻りのない、なんとも分かりやすい味のスープだったので、確固たる個性を打ち出している「中本」や「トナリ」の横に並べてしまうと見劣りしますが、何処と無くノスタルジックな雰囲気も漂っていた今回のスープに魅力を感じる方は少なくないでしょう。

かやく

キャベツは多めだが‥

具材のラインナップはキャベツ、唐辛子、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ。

なんですけど、無性に豆腐を入れたくなりましたw セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」に引っ張られていますね(笑)でも、豆腐ちょい足しで美味しさアップすると思います。

さて、キャベツが多めではあるものの、かき混ぜてしまうと少しバリエーションが物足りない印象でしょうか。唐辛子は地味に多かったので、スープの一部として活躍していましたが、ねぎは存在感なし。でもってメーカーのプレスリリースがあれば間違いなく “程良く味付けした肉そぼろ” と書かれる鶏・豚味付肉そぼろですが‥残念、例のスポンジ野郎です。

ガチしょんぼり沈殿丸‥(言ってみたかった)

いや、もう私なんぞは慣れてるんでね。別に沈殿丸でも何でもなかったんですけど、今回は湯戻し前の形状がペシャンコだったり歪に尖っているわけではなかったので、まともな肉そぼろかと思っていたのですが‥すかすか食感の味無し肉具材でした(肉なのか?本当に‥)

うーん、「俺たちのガッツ飯 爆汗」に入っていた小さい個体でもよかったので、豆腐が欲しかったんですけど、それすると某氏のパクり的なことになっちゃうんですかね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

旨さと辛さが売りとなっているタンメン系のカップ麺といえば、セブンの蒙古・ローソンのトナリが鎬(しのぎ)を削っているのが現状ですが、「蒙古タンメン中本」を意識しているような出来ですね。今回のカップ麺は定価税込213円なので、私は具材が豊富で値段の安い204円の蒙古タンメン中本を買いますけどw 新種の油揚げ麺との遭遇は大きな収穫でした。

濃い味付けが苦手な方や中辛以上は関係者でも立入禁止とされている方にはオススメできませんが、 “キリッと輪郭のある赤味噌を主体とした濃口の辛味噌系ラーメン” というワードに魅力を感じる方は試してみる価値ありかと思います。それに、辛味噌系とはいえ醤油のハイブリッド的な面持ちもあったので、そこが個性と言えるかもしれません。

評価は★3の台に乗せようか少し迷ったのですが、確かな旨味が存在していたことと新手の麺に価値を感じたので、及第点に★ひとつプラスしました。などと言いつつ‥もし最寄りのミニストップとセブンイレブンまでの距離に差がなければ「蒙古タンメン中本 旨辛味噌」を、ローソンが近ければ「トナリ 辛激タンメン」をオススメしたいんですけどね(笑)

でもカップ麺が好きな方は、一度経験しておくとよいかもしれません。油揚げ麺のポテンシャルが高そうなので、もしかしたら次なる新作への布石かもしれませんからね。あ、それから豆腐を少し入れたら間違いなく美味しいと思います。熱湯を注ぐ前に入れたら混ぜる時に崩れちゃうかなぁ‥でも、少しトッピングしたら、ぜったい美味しい(と、思ふ)。ミニストップで買ってミニストップで調理される場合、なかなかハードルの高いアレンジになりますがw

あ、しれっと燃焼系ブランドの復活でしたけど、汗は出ませんでした。

これからミニストップの専売ブランドとして「燃え麺」の新作が定期的にリリースされるのか販路を問わずブランドがフェニックスするのかは定かではないものの、マニア的には感慨深い一杯でした(笑)濃い味噌デフォで唐辛子ウェルカムなら買ってオッケーです。



【製品情報】

© Posted by taka :a

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Comment

  1. taka :a より:

    管理人のスペックがヘボいため、このコメント欄は返信が追いつきません。

    にもかかわらず、なんとコメントの投稿は可能です。

    不躾ながら返信不要でも差し支えなければ、お気軽にコメントしてください。

  2. かーと より:

    燃え麺・・・?

    そんなのあったようななかったような、と思って調べてみたら、
    自分のブログでも2012年2月に「冬の燃焼系 燃え麺 四川式焼そば」を記事化してて、
    その文章中で「2010年の8月に「四川風 酸辣湯麺」を食べています」とあるなど、
    たしかに忘れていた頃に「燃え麺」なるものが存在していたようですね(;゚ω゚)

    全く記憶に残ってなかったですが;

:)