鹿島る
2016年に行われたFIFAクラブワールドカップで、開催国王者として「鹿島アントラーズ」が出場し、ヨーロッパ王者のレアル・マドリードと熱戦を繰り広げたことは記憶に新しいかと思います。
そんな鹿島アントラーズの「鹿島」の付く言葉「鹿島る」という言葉をサッカーを見ていると耳にすることがあるかと思います。
サッカーに詳しい方は鹿島るについて理解していると思います。しかし、「鹿島る」という言葉はサッカーに詳しくない人にはピンとこない言葉かと思います。
この記事では、そんな「鹿島る」について解説していきます。
鹿島るとは
鹿島るとは「時間を稼ぐこと」を表します。
鹿島アントラーズが、試合の終了間近に勝ち点を取るために逃げ切るための手段として、コーナーフラッグ付近でボールをキープしたり、相手にボールを当ててコーナーキックなどを得て時間稼ぎをすることが「鹿島る」由来と言われています。
相手の陣地内の深い位置でボールをキープすることでのショートカウンターへのリスク回避を行なっています。
鹿島アントラーズだけではなく、他のチームでも時間稼ぎすることなどを鹿島ると言うことがあります。
この「鹿島る」は、時間稼ぎを行う鹿島アントラーズへの皮肉がこの言葉がきっかけになったわけですが、鹿島アントラーズが試合巧者でチームの11人全員が何をするか共有できているからこそ時間稼ぎが行えると言えます。
鹿島るの使い方・例文
- この時間帯でうまく鹿島ることができればこのまま逃げ切れる。
- あと5分、頑張って鹿島るんだ!