アマゾンジャパンは2018年6月20日、スマートスピーカー「Amazon Echo Spot」を発表した。2.5型の円形ディスプレーを搭載するのが特徴で、ニュース、検索、買い物、音楽鑑賞などのAlexaスキル(スマホのアプリに相当)を、ディスプレーで確認しながら使えるのが特徴。7月末出荷で、直販価格は1万4980円(税込み)。

円形ディスプレーを搭載するスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」
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カラーバリエーションは白と黒の2色
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 これまでのAmazon Echoシリーズはディスプレーがないため、音声のみで情報の確認や入力を行っていた。Amazon Echo Spotはディスプレーを利用することで詳細な情報を確認してタッチ操作で作業できる。たとえばニュースは動画で見ることができ、買い物なら商品の画像やレビューに付いている星の数を確認して購入できる。アマゾンジャパンでは、「音声のみのスマートスピーカーが苦手な人向け」としている。

上部にはミュートボタンなどがある。小さい4つの穴はマイク
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 カメラとマイクを内蔵しており、別のAmazon Echo SpotやスマホのAlexaアプリとの間でビデオ通話をしたり、メッセージの送受信をするなどのコミュニケーション機能や、外出先や別の部屋からAmazon Echo Spotを設置した部屋の様子を確認する機能をアップデートで提供する予定。家族のコミュニケーションなどに活用できそうだ。

本体は球形で、目覚まし時計のように机や台所などに置いて使うことを想定している。スタンドは別売
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(文/湯浅英夫)