胃がん手術後の生活応援サイト

当サイトにこられたあなたは、ご自分あるいは身近な方が胃がんの手術を受けた、またはこれから受けるという状況におありかと思います。

がんの治療法には、手術、化学療法（抗がん剤）、放射線療法などがありますが、胃がん治療の主役は手術です。
胃がんの手術では、がんの塊だけを切り取るのではんく、がんが手にしているかもしれないリンパ節も含めて、一見正常の胃の部分も広く切除します。

胃は、私たちが口から摂取した食物を蓄え、消化し、少しずつ小腸へ送り出すという大切な仕事をしている臓器です。

胃があるからこそ私たちは気持ちよく食事を楽しむことができるのですが、胃の手術では残念ながらこの胃の働きのかなりの部分を犠牲にしなければなりません。

胃の手術を受けるとなると、「胃をどれくらい切り取るのだろう？」「胃がなくなると食事はどうなる？」「再発の危険性はどれくらい？」どな心配はつきません。
「知らない」ことが不安を助長するのは明らかです。
当サイトで繰り返し述べるように同じ手術でも手術の概要を把握し、手術後の一般的な回復ぶりや退院後の生活を想定してみましょう。

胃がんは、手術後の生活が最も大切です。
「手術をしたからもういいや」ではなく、手術後の生活に気を遣うことにより後遺症もなく自然な生活が取り戻せるはずです。

当サイトはそんな方を応援するべく、胃がん専門医である佐々木と、元栄養士である川原が執筆しております。