史上初の”ゲイ”のロイヤルウエディング。英王族が同性婚へ!

June 19th, 2018

エリザベス女王のいとこ、アイヴァー・マウントバッテン卿(Lord Ivar Mountbatten)が、パートナー男性との同性婚を発表した。これは英ロイヤルファミリーとしては史上初!

 

 

*アイヴァー・マウントバッテン卿

 

アイヴァー・マウントバッテン卿は、エリザベス女王の玄孫にあたる英ロイヤル・ファミリーの一員。

 

マウントバッテン卿は、1994年に結婚し3人の娘をもうけるも2011年に離婚。

その後、一般人男性ジェームズ・コイルさんと交際したことをきっかけに、2016年9月、英王族としては初めてカミングアウトを行った。

 

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順調に交際を続ける二人は、今年の夏に氏の所有するデヴォンのプライベートチャペルにて挙式を行うことを発表した。

 

これについてマウントバッテン卿は、「ジェームズは自分のように、籍を入れたことがないんだ。彼にも結婚を味わわせてあげたかった」と話している。

 

そんな二人の結婚を、元妻であるペニー・トンプソンも祝福しているそうだ。

仲睦まじい3ショットを公開している。

 

 

(左から)ジェームス・コイル、ペニー・トンプソン、アイヴァー・マウントバッテン卿

 

式は今年夏頃に予定され、親族と友人だけを招いた小規模なものになるそうだ。

驚くことに、元妻・ペニーは、結婚式でマウントバッテン卿と共にバージンロードを歩き、新たな夫にバトンを渡す役を務めるという。このアイディアは、3人の娘たちによるものだそうだ。

 

ペニーはこう語っている。

「最近のアイヴァー(マウントバッテン卿)は、力の抜けたいい状態にあって、前に比べてすごく優しくなったわ。ゲイというセクシャリティを隠すことで、自分でも気づかないうちに、自分を苦しめていたのね。今はまったくの別人よ。私含めみんなが『あんなに幸せそうな彼を見たことがない!』と言っているくらいだから」

 

王族でゲイという重圧から解放されたマウントバッテン卿(55歳)の第二の人生を、イギリス国民をはじめ全世界が大いに祝福している。

 

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