iOSのメモ帳でスキャンできるって知ってた?
情報管理LOGの@yoshinonです。
iOS11になってから標準アプリが、ずいぶん進化したなと思っています。その中でもすごく進化が感じられたのが、「メモ帳」でした。「えっ?メモ帳」と言われてしまいそうですが、これがなかなかどうして高機能なのですよ。
今回は、iOSのメモ帳だけでスキャンができるという話です。知らなかった人も多いのでは?スキャナアプリいらずになるかもですよ?
【 iOSのメモ帳でスキャンできるって知ってた? 】 1.iOS標準アプリのメモ帳でスキャンしてみる 2.スキャンしたものをメモ帳だけで加工できる 3.スキャン画像をカメラロールに保存できる 4.注釈も簡単! |
メモ帳だけでスキャンできます。
「えっ?」と思われた人もいるのではないかと思いますが、すごい簡単なので手順から。
1.新規作成→+アイコンをタップ
2.「書類をスキャン」をタップ
メニューに「書類をスキャン」という項目があるので、タップ。
3.対象を合わせると自動でスキャン
対象を合わせると、このように自動で範囲を指定して、ピントが合えば勝手にシャッターまでやってくれます。このあたり、最近のスキャンアプリっぽい。
4.「保存」をタップ
これで完了です。めちゃくちゃ簡単ですよね。
実際に確かめてみましょう。
ちゃんと、スキャンして保存されていますね。
これだけでは終わりません。スキャンしたものを加工できるのです。
それもやっていきましょう。
スキャンされたものをタップすると画像のみが見えるようになります。
ここから再編集ができるのです。順番に機能を見ていきましょう。
一番左の「+」アイコンから、画像をスキャンをさらに追加できます。
先ほどと同じ手順で違うものをスキャンしてみました。
こんな感じで、横方向にスクロールするように挿入されます。
次に「トリミング」です。
先ほどの画像であっていない部分があったので、修正しておきました。
さらに、「色調補正」もやってみましょう。
できることは、「カラー補正」「グレースケール」「白黒」「写真」の4種類しかありません。こればっかりは、さすがに専用のスキャナアプリが秀でていますね。
「回転」そのまま回転です。まんまですね。
ここが、あまり知られていない機能なのではないかと思うのですが、スキャンした画像をカメラロールに保存することができるのです。
画像を表示した状態にして、長押しします。
そうすると、「共有」というメニューが出てくるので、タップ。
「画像を保存」でカメラロールに保存できます。
さらに、メモ帳アプリだけで注釈画像も簡単にできてしまいます。右上の「共有」アイコンをタップ。
「マークアップ」をタップ。
そうすると、簡単な注釈画像を作成できます。これは、マーカーです。
意外に高機能で、テキストの挿入やら拡大鏡、矢印や図形の挿入もできます。
これは、拡大鏡をやってみたところ。
そして、矢印や図形を挿入してみました。
これだけできれば、サクッとスキャンして、注釈を加え、カメラロールに保存まで簡単にできますね。
標準アプリ強いです
iOSは、バージョンが上がる度に、今までサードパーティーがになっていた分野を攻めに行く感じがしますよね。一歩間違えば、iPhoneやiPadだけで完結している人ならば、Evernoteの代わりにだってなりそうな勢いはあります。
他のメッセージアプリなども高機能化しているし、なかなか標準アプリ強いです。
この本は、楽しみです!
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