【報ステ】加計理事長、問題発覚後初めての会見2(2018/06/19 23:30)
加計学園の獣医学部新設をめぐる問題が発覚してから約1年。加計孝太郎理事長が19日、問題発覚後初めて記者会見を、地元の記者クラブに限定する形で開いた。加計理事長は「たまたま総理と仲が良かったということで、このような騒動になった」としたうえで、獣医学部新設計画について「安倍総理に話したことは一切ない」と断言。その根拠については「記憶にも記録にもないからだ」と説明した。愛媛県に対して「加計理事長が安倍総理と面会し“いいね”とコメントをもらった」などと説明した渡辺良人事務局長については「学園職員が起こした不適切な言動について、学園の代表者としておわびする」と謝罪。渡辺事務局長を月額10%の減給6カ月の処分。加計理事長も1年間、給与の10%を自主返納するとした。国会での説明については「私が決めることではないので、お待ちしている」と話した。加計理事長の国会招致を求める野党からは「本人がお待ちしていると言っているのを、反対する理由は自民党にもない。これで反対するなら、自民党、安倍総理にとって都合が悪いと自分たちで認めたことになる」という声が上がっている。一方、政府・与党は、国会を来月22日前後まで延長することで最終調整しているが、加計理事長の国会招致に応じるつもりはないという。
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