米Googleは6月19日(現地時間)、Android版Podcast(ポッドキャスト)アプリ「Googleポッドキャスト」を日本を含む世界で公開した。Google Playストアからダウンロードできる。
検索や定期購入、再生速度の調整など、基本的な機能はそろっている。AI(人工知能)によるレコメンド(お勧め)機能が特徴で、幾つかのポッドキャストを定期購入すると、トップページに「おすすめ」コーナーができ、購入済みのポッドキャストからお勧めのエピソードが表示される。
おすすめコーナーの下のカテゴリー別「人気のポッドキャスト」のカテゴリーの表示順は、それまでのユーザーの再生履歴に基づいてAIが判断する。
GoogleポッドキャストアプリはAIアシスタントの「Googleアシスタント」と同期しているので、アプリで聴いていたエピソードの続きを同じアカウントで使っている他のポッドキャスト対応製品、例えば「Google Home」で聴くことができる。(上図の画面下に「NHKラジオニュース」が表示されているのは、Google Homeでこの番組を聴いていたからだ。)
Googleは、配信者側の支援にも注力するという。詳細はガイドライン(英語)を参照されたい。
将来的には子会社であるYouTubeの動画で実施しているような字幕サービスを追加する計画だ。さらに、Google翻訳を利用して、字幕の翻訳版を選べるようにもする。
Googleは2009年に「Google Listen」というポッドキャスト検索アプリを公開したが、これは2012年に終了した。その後は2015年にGoogle Play Musicに、ポッドキャスト配信用ポータルを開設した。
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