【もくじ】
窓辺に吊るされた白い人形、これは何?
お坊さんがお経を唱えれば次の日は晴れる?天候の悩みはお坊さんに相談!
本当は怖い、てるてる坊主の由来!白い布に包まれて吊るされたものは…
「てるてる坊主」に感謝をしよう!
窓辺に吊るされた白い人形、これは何?
「てるてる坊主」は日本に古くから伝わる民間風習で、中国から伝わったといわれています。晴れて欲しい日の前日に晴天を祈るおまじないです。紙やティッシュを丸めて、白い布で包み、その下側を糸できつく結び、外の景色の見える軒先や窓辺に吊るします。顔は書かないでおくのがポイントです。次の日に、お願い通り晴れたら顔を書いて感謝の気持ちと共にお神酒を供えて川に流します。降らなかった場合は、顔は書かずに処分します。
お坊さんがお経を唱えれば次の日は晴れる?天候の悩みはお坊さんに相談!
日本では昔から雨乞いはお坊さんの仕事でした。農業が主体の日本では、植物の生育に深く関係する雨は、重大な関心ごとだったのです。
京都の神泉苑では、800年ごろ、僧侶の空海が天皇から雨乞いを命じられ、成功して以来、1300年ごろまでに20名以上の名僧が雨乞いの儀式を行いました。その中でも、仁海は別の名を「雨降らし仁海」、「雨乞い僧正」とも呼ばれ、雨乞いの名人として知られています。神泉苑で雨乞いをしていると天候を司る赤い龍神が現れたという伝説も伝えられているほどです。
本当は怖い、てるてる坊主の由来!白い布に包まれて吊るされたものは…
でも、もしお祈りしても雨が降らなかったら?思う通りに天候が変化しなければどうなるのでしょうか?
その昔、雨がふり続き水害に大変困った町の人たちが、お経を唱えれば必ず次の日は快晴になるというお坊さんに祈祷をお願いしました。しかし、次の日も雨。お坊さんは、嘘をついた罰として首をはねられてしましました。その首を布にくるんで吊るしたところ、次の日は快晴になったといいます。これが、日本のてるてる坊主の由来とされています。
「てるてる坊主」に感謝をしよう!
現代、窓辺に飾られているカワイイてるてる坊主の姿からは想像もできない怖い由来ですよね。お願いが叶ったら、にっこりスマイルの顔を書いて、感謝の気持ちを忘れずにしてくださいね。