Amazonがついに、「Alexa」をホテルの客室に導入する。同社は米国時間6月19日、「Alexa for Hospitality」の提供開始を発表した。音声アシスタントであるAlexaの特定用途向けバージョンだ。
Alexa for Hospitalityは「Echo」機器に内蔵されている。機能面では家庭で使われるAlexaとほぼ同じだが、ホテルのサービス用にカスタマイズされている点が異なる。宿泊客はAlexaに対して、ルームサービスの注文、スパの予約、客室清掃の依頼、道案内、客室での音楽再生などを指示することができる。
Amazonのスマートホーム担当バイスプレジデントであるDaniel Rausch氏によると、プライバシーについては、Alexaとのやり取りや応答の音声記録にホテルがアクセスすることはできず、それらの記録は毎日消去される。ただし、Amazonのプレスリリースでは、ホテルはAlexa for Hospitalityを、「アナリティクスによるエンゲージメント測定と、宿泊客のフィードバックに基づくサービスの改善」に利用できるとしている。
Alexa for Hospitalityは19日から、ホテルや貸し別荘などのホスピタリティ関連業者を対象に提供開始される。Marriott Internationalとの間で、2018年夏に同ホテルのポートフォリオ全体にわたって同サービスを導入する契約が交わされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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