※本内容は危機以前に予め記述したものである。
前回に引き続き紹介を続ける。
今回はwikipediaでも言及されている「覆面のわが敵ユダの挑戦」 作者は、神田 計三で1939年出版。該当項目は「コマ番号169」で内容は
少々多めなので要所々々のみ。 最初の項目では、映画が日本に流れてから、僅か30年程度しか経過していないにも拘らず
いかにして日本人に映画が浸透しているかを記している、という内容。 次の項目では、それらの著しい例を紹介する項目となっている。
3S政策云々以外にも、当時の銀座の様相も兼ねて抜粋。 「その最も著しい例を見ようと思ったら、銀座を一時間だけ散歩して見給え。到る所に
ドロシー・ラムーアやキャロール・ロムバート似の女が(悲しいことに日本の女が歩いている。) 歩いている。親譲りの立派な眉を無残に剃り落して、出来の悪いフランス人形のように、描き眉毛をした女や、 真赤な靴下で、今ニューヨークの魔窟から出て来たような娘達がこの戦時下でありながら如何に多いことか。 女ばかりではない。ゲーリー・クーパー型の洋服を着たり、シャルル・ボワイエ型のもみ上げをした
成年が、帽子をスター型に被り、煙草をスター型に咥え足をスター型に運んで、ひもじそうな横目を 使いながら、通りすがりの女へ流し目をくれている連中が、之亦今以て相当の数に上るのである。」 この光景はほぼデジャヴである。コミケなどで見たことの有る光景ではないか?
形変えてこそ、同じような光景が繰り返されているのではないだろうか? なお、上記に挙がった人物はwikipediaに掲載されているものとする。
ドロシー・ラムーア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2 (=キャロール・ロムバート)キャロル・ロンバード https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89 ゲイリー・クーパー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC シャルル・ボワイエ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8 続いて、著者の映画に対する価値観へ。映画自体は一廉の芸術品として
価値はあるとしているが… 「(前略)またそのテーマが精神生活の向上に、少なからず役立つものも相当あることは
之を認める。しかし、アメリカ映画の中の大部分は、之を私は排撃せずにはいられない。と云うのは 米国各社の配給する映画には、その画面だけが物語る筋書の外に、もっと深い、底気味の悪いユダヤの陰謀が隠されている からである。知るものは知っている。しかし千人の観客中、稀に一人か二人 が知っている程度であって、その大部分はただわけもなく画面に引きつけられ、筋の捕虜となって、 彼らの毒の注射を完全に打たれてしまっているのである。」 この件については、このウェブページでも言及できるものはある。
いずれ言及する。
次の項目は「北叟笑むものは誰か」
この時期には映画法やフィルムの輸入制限により、洋画の制限がかかりはじめた筈なのだが… それでも青年層にはアメリカ映画の人気が高かったらじい。 本文には思わせぶりな一文があるが、ここには言及しない。是非ともこれを読んで考えてもらいたい。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267266/171 次の項目「ユダヤ人の演劇占領」
このページでシオン議定書の第九議定について言及している。 検索すれば簡単に出てくるので割愛するが「極めて強固な国民でも 10年そこそこで変えてしまうことは出来る」というものである。 本書では3S政策は侵入方法として扱われ、麻酔剤として表現されたのだった。
以下抜粋 「彼らはこの三つの媚薬を、攻略せんとする国民の眼の前へ突き出しておいて、 それに夢中にさせる。またこの媚薬のために、国民性を堕落させることも出来る。更に国民が夢中に なることに依って、莫大な金が彼等の懐へ入っても来るのである」 続いて、劇団や劇場、活動写真との関連についての言及が行われ所謂ユダヤ資本に 買収された後の演劇が「肉感的な喜劇」「荒唐無稽な活劇」「ギャング物」「ジャズ物」が現れた ことへ言及している。 一応、これらの動きを批判する声もあったものの米国青年にはこの風潮が吸収
されていった…と記されている。 特筆すべき内容は重要なお得意先が日本であったとされている点である。 次の項目は「楽屋裏を見る」
wikipediaを見ても判るような内容ではあるので割愛しても良い。 しかしチャップリンがユダヤ人というのは眉唾物だろう。 次の項目は「逆手戦術を暴く」
映画の裏で何をしているか、目論んでいるかを紹介するページとなっている。 「太平洋爆撃隊」という映画については、空母サラトガを中心とした映画で、
試写会には陸海軍の将校も顔を出した程の映画だったが、その裏では日本への 大きな威嚇(軍事的な力。本文中では「完全な脅迫映画」)の役目を果たした。 戦後70年、今、そのサラトガを有難がる日本人が沢山いるのはどういうことが?
フフーフ
「マーカス・ショー」という歌劇団は大々的な宣伝を行い、
扇情的な歌と踊りを行った。その著者の結論は「日本人の鼻毛を読み涎を 拭いて骨抜きにする一つの工作だった」。 「西部戦線異状なし」や「世界大戦」についても言及されていたが
「戦争の悲惨な場面を強調し、反戦思想を湧き上がらせ、日本人を去勢する思想を持たせる 目的があり、私も引っかかりかけた」と記載されている。 当映画は戦前公開時に検閲により大幅にカットされていたが、それにも拘らず 文は続く「日本人に反戦思想を植付けることは、戦争を根絶すると云う意味ではない。 それによって日本人の睾丸を抜いておいて、音なしい(原文ママ)になったところを見澄まし、 一挙に攻略の軍を進めようと云う遠大な野望に出発していることを知らなければならない。」 ギャング物は、彼等の闇の力の暗示、国家権力の走狗である米国の警官への
ボーナスの様なものであると言及されている。 ジャズ物については、もうコメントすら放棄しようとしている。
ただただ、酔っぱらいにしてしまうということだけを映画の狙い であると、記している。 そして筆者の結論は、映画を通じインターナショナルの宣伝、
非愛国性の鼓吹、国家否定、反戦思想、退廃的空気、逸楽生活等 国家破壊へと導く要素を注入することのみに力をいれているとしている。 更に筆者はいい映画も彼らは提供しているが、それは芸術的な意味合いや
人類愛ではなく陰謀映画を見破られないための迷彩としての存在であり 映画の裏に潜む意図を攻撃する者(現代で言うなれば、まなざし村だろうか)に対するカモフラージュであるに過ぎない とのことで注意が必要とのこと。 次の項目「3S政策は踊る」では筆者は怪気炎を上げる。
エログロ流行時代も実は彼らの撒いた物であり、まさに危機だった訳だった。とのことである。 共産主義や社会主義も勢力を拡大していた時期であり、エログロの大流行も自然発生ではない。 という主張をおこなっていた。 3S政策のスクリーンと性の民衆惑乱策についての説明を筆者は行ったがスポーツの説明をここで行う。
「スポーツを奨励されればされる程、その国民の体位は向上し、精神的にもまた健全性を加えて来る。
従ってその国は強化される。一つの国家が強化されると云うことは、彼等ユダヤ人の決して望まない ところである。とすると、之はどうも矛盾していわせぬ云う考えが浮かぶに違いない。 ところが事実はそうではない。諸君はオリンピックを頭に描いて頂きたい。そして最近日本が、 東京でオリンピックを開催するに就て、如何に大騒動を演じたかと云うことを想起して貰いたい。 またベルリンのオリンピックに於て、深夜の実況放送が如何に狂気染みた熱心さで聴かれたかと 云うことを思い出して頂きたい。 ユダヤの狙いはここなのである。彼等は決して運動自体を奨励するものではない。この運動競技に 異常なお祭り気分を興えて、之で全世界の人心を、耳目を集中させることが、彼等の目的なのだ。 彼等がこっそり仕事を進めるためには、あらゆる方法で、相手の眼をごまかす必要がある。 オリンピックも、ウインブルドンの庭球戦も、米国のワールドシリーズも、あの盛んな拳闘熱も、全世界 に行き渡った競馬熱も、すべてはこの目的の為に彼等が作り出した道具なのである。 だから私は云う。あらゆるスポーツは旺んにならなければならぬ。そしてどんな国際競技にも負けないだけの体力と精神力を作り上げなければならぬ。(後略)」 最後の項目「ジャズられる日本人」
ジャズられるという単語を戦前に作り出した、神田計三氏の謎のセンスに驚きを隠せない。 内容自体は、後日談的といったところか。 この本自体も、反ユダヤ主義に終始しているので他の項目は割愛。それどころか受け入れ難いものである。 しかし、反ユダヤ主義関係無しに、今の日本が3S政策やそれに類似した策略・撹乱や既得権益者の餌場にされているのはほぼ事実と言っても良い。 |
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