GoogleがAndroidの標準アプリ「メッセージ」のWEB版を公開しました。PC上からもスマートフォンのSMS送受信が可能になります。
PCから使うには、メッセージの最新版から「ウェブ版メッセージ」を選び、WEB版メッセージのQRコードを読み取ります。これにより、スマートフォンとPCが紐づけられ、WEB版メッセージが利用可能になるとのこと。「このパソコンへのログインを維持する」にチェックを入れておくと、次回以降この操作は不要になります。
WEBサイトはすでに用意されていますが、アプリ側ではまだメニューが表示されず試すことはできませんでした。Googleによると、来週中には利用可能になるとのことです。
AndroidメッセージではRCSも利用可能になっており、WEB版でもスタンプなどの送受信に対応。アプリ上でGIFアニメの検索や、URLのプレビュー表示にも対応します。
これらの機能、WEB上でのメッセージの送受信を含め、AppleのiMessageではすでに利用可能なもの。iMessageの競合サービスとして、Googleが本腰を入れ始めたということかもしれません。
なお、日本でもRCS準拠の「+メッセージ」がスタートしていますが、ドコモ、au、ソフトバンクとも専用アプリが必要となっているため、Androidのメッセージでは利用できません。
このほか、Gmailなどと同じく、簡単な返信の選択肢を表示してくれるスマートリプライ機能も追加されます。当面は英語のみでの提供ですが、いずれ日本でも使える可能性はありそうです。
また、2段階認証などでSMSに送れるワンタイムパスワードを簡単にコピーできるようにもなります。