弊社代表取締役会長 樫尾 和雄(かしお・かずお)儀、6月18日 午後11時35分、誤嚥性肺炎のため永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでお知らせ致します。
なお、通夜・葬儀は近親者のみで執り行われます。
後日お別れの会を開催する予定です。詳細については決定し次第、改めてご案内致します。
<記>
氏名 |
樫尾 和雄(かしお かずお) |
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生年月日 |
1929(昭和4)年1月9日 |
逝去日時 |
2018(平成30)年6月18日 午後11時35分(享年89歳) |
出身地 |
東京都 |
学歴 |
日本大学高等師範部英語科(1949年3月卒業) |
職歴 |
1950年4月 樫尾製作所入社 1957年6月 カシオ計算機株式会社設立と同時に取締役製作部長 1965年7月 常務取締役 営業本部長 1976年6月 代表取締役専務 営業本部長 1986年10月 代表取締役専務 事業総本部長 兼 経営管理本部長 1988年12月 代表取締役社長 2014年5月 代表取締役社長執行役員 2015年6月 代表取締役会長 |
賞罰 |
1994年 4月29日 藍綬褒章受章 |
樫尾和雄の経歴
樫尾四兄弟(忠雄/俊雄/和雄/幸雄)の三男で、カシオ計算機の三代目社長。兄弟四人で、世界初の小型純電気式計算機「14-A」を開発してカシオ計算機株式会社を設立。1972年に発売したパーソナル電卓「カシオミニ」の開発を主導して電卓のコンシューマ化を実現。また「時計は壊れやすい貴重品」という常識を覆した耐衝撃腕時計「G-SHOCK」を定着させ、時計の使用シーンを拡大。1995年にはデジタルカメラ「QV-10」の商品化により現在の画像コミュニケーション時代の基礎を築くなど、独自の感性を発揮して新市場創造型の商品企画を主導。人々の暮らしや学びなどの向上に役立つ商品づくりに情熱を注ぎ、27年にわたり経営を指揮。先代社長(忠雄)が築いた礎を進化させて現在のカシオを築き上げた。