新幹線レール 嬉野まで初陸送

2018/06/19 (火) 12:05

九州新幹線長崎ルートに使われるレールが19日明け方、荷揚げされている長崎県の佐世保港から佐賀県嬉野市の工事基地に初めて陸上輸送されました。午前3時、長崎県の佐世保港です。4台のトレーラーには九州新幹線長崎ルート用のレール52本が積み込まれていて、嬉野市にある軌道工事基地にはじめて陸上輸送されます。レールは1本あたりの長さが25メートル重さは1.5トン。工事基地までの32キロはすべて一般道を使い、カーブでは、一時的にほかの車両の通行を遮断して安全を確保し、午前5時までに終わりました。レールは、高架橋に吊り上げあすから早速、溶接作業をはじめるということで、本線上への敷設は8月以降に行われます。嬉野市の工事基地は、武雄温泉駅から東彼杵町の俵坂トンネル出口までの17.5キロを担当していて、およそ1ヵ月かけて1700本のレールが運ばれます。

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