前線が北上するため、県内では２０日未明から夕方にかけて局地的に１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は低い土地の浸水や土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、日本の南にのびる前線が１９日夜にかけて九州を北上し、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、県内は大気の状態が不安定になる見込みです。
このため県内では、２０日未明から夕方にかけて局地的に雷を伴って１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
２０日朝までの２４時間に降る雨の量はいずれも多いところで▽南部で１００ミリ、▽北部で８０ミリと予想され、その後、２０日朝から２１日朝までの２４時間には▽南部で１００ミリから２００ミリ、▽北部で１００ミリから１５０ミリの雨が降る見込みです。
気象台は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水などに十分注意し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。