オンラインで服薬指導 運用開始
福岡市は、離島や山間部などの医療サービスを充実させようと、スマートフォンなどを使って離れた場所からオンラインで服薬指導を行う新たな仕組みの運用を、15日から始めました。
離島や山間部などでの医療サービスをめぐっては、スマートフォンなどを使って医師が離れた場所の患者を診察する「オンライン診療」が3年前に解禁されましたが、薬の処方については、薬剤師が対面で服薬指導を行うことが法律で義務づけられているため、患者は、オンラインで診療を受けた後、薬局まで薬を取りに行く必要がありました。
このため、福岡市は、患者の負担を減らそうと、国の国家戦略特区の制度を活用し、スマートフォンやパソコンなどを使ったテレビ電話で服薬指導を行い、その後、郵送で薬を受け取る新たな仕組みの運用を15日から始めました。
この仕組みは、小学校の校区内に薬局がなく、公共交通機関が少ない地域に住み、高血圧や糖尿病などでオンライン診療を受けている患者が対象になっています。
福岡市によりますと、特区制度を活用して、この仕組みを導入するのは、全国で初めてだということで、医療サービスの充実に役立てたい考えです。