加計理事長が会見、獣医学部新設問題発覚後初
2018年06月19日 12時00分 TBS
加計理事長が会見、獣医学部新設問題発覚後初
加計学園の獣医学部を巡り、加計孝太郎理事長が問題発覚後初めて記者会見で見解を述べました。加計理事長が安倍総理の腹心の友であることから、獣医学部が認可されたのではないかなどと、野党から追及されてきたことについて、どう話したのでしょうか。
加計学園は19日、臨時理事会を開き、獣医学部新設をめぐって愛媛県が先月公開した文書を巡り、職員を処分したと発表しました。
「多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、学園の代表者として深くお詫びを申し上げる次第であります」(加計学園 加計孝太郎 理事長)
この文書は、加計学園の関係者が愛媛県に報告した際のもので、「2月25日に理事長が首相と面談」「首相からは『そういう新しい獣医学部の考えはいいね』とのコメントあり」などと書かれていました。
野党などは、この文書について安倍総理と加計理事長が腹心の友であることから獣医学部が認可されたことの証だなどと追及。一方で、安倍総理は加計理事長との面会を否定しました。そして、加計学園は文書で次のようなコメントを発表します。
「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとのことでした」(加計学園のコメント)
加計学園は「実際にはなかった面会を引き合いに出した」と謝罪したのです。
こうした中、加計理事長は19日の会見で、改めて、「加計学園の職員に不適切な言動があった」と謝罪しました。そのうえで、加計理事長本人と担当者の処分を発表しました。
「愛媛県が国会に提出された文書を巡り、学園職員が起こしました不適切な言動につきまして、学園の代表者として深くお詫びを申し上げる次第であります。当時の学園担当者に対し本日付で月額給与の10%を6か月減給する処分といたしました。また、私自身も最終責任者としての監督責任を明らかにするため、給与の月額10%を12か月間、自主返納することといたしました」(加計学園 加計孝太郎 理事長)
問題となっている文書にある安部総理と加計理事長の面会があったかどうかについては・・・
「記録を調べさせていただきましたところ、私ももう3年も前のことですので記憶にもございませんし、記録にもありませんでした。そして、また、もう1つのご質問でありますけれども、担当者がそのようなことを言ったという誤解を生むようなことを言ったことにつきましては、事を前に進めようとして言ったんだということの報告は受けております」(加計学園 加計孝太郎 理事長)
Q.いろんなところで加計ありきだったのではないかと獣医学部新設が---
「国家戦略特区法の第3条にあります自治体と民間事業者がお互いに非常に密な関係を持ちながらやりなさいというふうに書いてありますので、それはそういうことになると思います」(加計学園 加計孝太郎 理事長)
Q.安倍首相との個人的な・・・
「それはございません」
Q.なぜ、このタイミングで緊急会見を開かれたのかということを---
「この記者会見を開かせていただきましたのは、先ほど申し上げましたように、理事会の中で私も含めた処分をしていただいたと。その報告をさせていただくということで緊急記者会見を開かせていただきました」(加計学園 加計孝太朗 理事長)
加計学園が新設した岡山理科大学獣医学部は、今年4月に今治市に開学。総理とは「獣医学部の話をしたことはない」と述べ、総理と加計理事長の関係が認可につながったとする野党の追及を完全否定した形です。(19日11:28)