萩・「イージスアショア」候補地住民も不安の声
2018年6月19日 12:14地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の候補地とされる、陸上自衛隊の演習場がある山口県萩市のむつみ地域で昨夜、防衛省の説明会が開かれ、住民からは不安の声が相次ぎました。むつみ地域での説明会にはおよそ230人が参加し、中国四国防衛局の赤瀬正洋局長らが、候補地となったいきさつや必要性を説明しました。地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」は、北朝鮮のミサイル発射を念頭に国が導入を決めました。国は萩市と秋田市に、合わせて2基を設置する方針です。今月1日、萩市などに、陸上自衛隊むつみ演習場を「最適な候補地」として正式に伝えています。阿武町に続いて2か所目となるむつみ地域の住民説明会では、水源や農作物への影響を心配する声が相次ぎました。説明会はきょう午後7時から、萩市の中心部でも開かれる予定です。