2018年1月12日(金) 18:00配信
新年あけましておめでとうございます。
しかし、この言葉は嵐の松本潤さんから聞きたいのであって、ゴールデンボンバーの歌広場淳さんから聞きたい訳ではない。分かる。貴殿らが「フン。『じゅん』というのかい? 贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前は『うんこ』だ!」と湯婆婆の物真似で言っても100%同意するし、さり気なく2回も糞尿の意が込められた言葉を使っていようが200%納得だ。
だから正月の話などは当コラムでは一切しない。そもそも私たちが生きているのは2018年1月ではない。2018年1月“期”である。そう、10月期のドラマが終わり、1月期のドラマが雨後のタケノコのごとくニョキニョキと顔を出し始めているのだ。のんきに形式だけなぞった新年の挨拶や庭のダンゴムシくらいどうでもいい今年の抱負などで文字数を使うのは馬鹿げている。
だいたい貴殿は去年誓った抱負を覚えているのか。そんなことよりも一生胸に残ることが確定している『99.9-刑事専門弁護士-season2』で松本さんが仰せられるオヤジギャグについて予想しておく方が8億倍ほど有意義なのではないだろうか。前作では松本さん演じる深山大翔の父親についての話が終盤のキーになっていた。よって私の中では松本さんの「父が転んだ……イチチ……!」からの香川照之さん演じる佐田が今にも土下座しそうな顔で「チチンプイプイ!」までが確定している。想像したら松本さんのあまりの可愛
失礼、失神していたようだ。妄想の暴走による失神など日常茶飯事であるが、99.9が楽しみすぎるからか最近その頻度が上がっている。申し訳ない。
しかし私の意識が無い間にT-SITEさんがこのような記事を書かれていた。
松本潤、『99.9』舞台挨拶で言い間違えも…キャストのチームワークに木村文乃も感嘆(2018年1月7日)
私のような糞尿に連載を持たせてくれるぐらいだから相当の徳の持ち主……いや、相当の神々が運営するニュースサイトだとは思ってはいたが、どうやら本当に神だったらしい。私はこれを読みながら1秒に35回ほどいいね! したが、まだまだし足りない思いである。特に自身の役である深山を「ミヤタ…」と言い間違えたというくだりには感涙を禁じ得ない。松本さんのことだ、きっと「深山」を「ふかやま」として理解している不届者に対し、自身が率先して間違えることによって「ミヤタ……? あっ! あれってミヤマって読むんだ!」と優しく教えてくれたのだ。「大翔」を「だいしょう」と呼ぶ腐れ外道にも天使の微笑みで「ひろと」と読むことを教え
失礼、また失神していたようだ。こんなに失神ばかりしているとさすがに担当さんも「糞尿はクビにして次回からギターの喜矢武豊に連載を持たせようそうしよう」という発想になってしまうだろう。
ということで担当さんからもらったテーマは「最近ツボにはまった女優さん」である。
「ツボにはまった」は原文ママというやつだ。これは「試しに壷に頭を入れてみたらぴったりと嵌まってしまって抜けられなくてニュースになった女優」という意味でなければ私の趣味嗜好に合って特別に好きになった女優という意味だと思う。
『99.9』に出演する木村文乃
いや、もしかしたら担当さんとはマネージャーを介しての連絡しか取っていないので、このお題には第三の意味が隠されているかもしれない。その謎掛けを解けなかったことで来月から「役者・喜矢武豊のENGIしてますか?」が始まってしまうかもしれない。だが、しばらく頭をひねったがとんと意味が分からなかった。私に好きな女優について聞いているとしか思えない。
そんなものはない。
いや、1月期のドラマに出演している女優さんが魅力的であり、粒ぞろいなことも知っている。
今をときめく広瀬すず様が役作りのためにショートカットにしたことなどもはや常識である。同じく今期のドラマに出演する木村文乃様と波瑠様もショートカットが凛々しく、可憐であり、演技においても存在感を放っている。二階堂ふみ様はミニドラマも含めると昨年5作品(!)に出演しており、今期ではいよいよ大河でその姿を拝めるまでになった。これまた短くした髪が一段と似合っており、思わず「ゴチ……いや、ガチ…」と言わずにはいられない。
だが、そんなことは当たり前なのだ。彼女たちは綺麗で、演技が上手で、努力家であり、ストイックで、最高であり、100人に聞いたら100人が「私もあの顔に生まれてればあの人と続いてたのかなぁ(遠い目)」という存在なのである。当然10分に1回ペースで心底ゾッとさせられた門脇麦様ですら「綺麗だから怖い」のである。その美しさ、ガチである。
しかも恐ろしいことに彼女たちは綺麗なことを褒められるだけでない。醜くなることでもその演技や心意気が評価されるのである。ズルい。ズルすぎるぞ女優。よって私は女優にはハマらない。悔しいから決してハマらないし、ドラマ内ではできるだけ悲惨な目に合ってほしいと思っている。頭から納豆をかぶったり、牛乳を拭いた雑巾が顔面に直撃してほしいと願ってやまない。
でも、石原さとみ様はその姿ですら愛おしくみせるのであろう。あざとい界の女神、さすがである。『失恋ショコラティエ』で松本さんの愛の告白を毎週無視し続けたのは伊達ではない。私には仮に演技だとしても不可能なことを平然とやってのけたのだ。
女優、恐るべしである。
ゴールデンボンバー 歌広場淳
ヴィジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」のベース。日本大学芸術学部文芸学科卒業。同バンドの楽曲「女々しくて」はオリコンカラオケランキング歴代1位となる51週連続1位を獲得。ドラマ・映画・ミュージカル・宝塚歌劇団の鑑賞、読書、早押しクイズなど多趣味だが、運動神経は壊滅的。2017年11月に各都道府県限定47種シングル「やんややんやNight 〜踊ろよ※※〜」(※※に各都道府県名)をリリース。2018年より全国ツアー開催予定。
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