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スズキは2018年6月18日、新型「ジムニー/ジムニーシエラ」の一部の情報を先行公開した。正式な発表は同年7月を予定している。
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タフな走破性能を支える伝統のメカニズムを継承
ジムニーシリーズは4WD機構を持つ軽規格初の本格クロスカントリー車として1970年に誕生。1977年にはジムニーシエラの祖先ともいえる登録車バージョンもデビューしている。今回、およそ20年ぶりのフルモデルチェンジによって登場する新型は、ジムニーが4代目、ジムニーシエラも他の車名だった時代を含めると4代目のモデルにあたる。
メカニズムについては基本的に従来モデルのものを踏襲。シャシーはラダーフレームに3リンクリジッドサスペンションの組み合わせで、縦置きのFRレイアウトでエンジンを搭載。駆動システムは副変速機付きパートタイム4WDを採用している。また、ジムニーシリーズとして初となる運転支援システム「デュアルセンサーブレーキサポート」が搭載される。
エクステリアデザインは、先祖返りしたかのようなクロスカントリー車らしいスクエアなフォルムと武骨なディテールが特徴で、フタをかぶせたようなボンネットや5スロットのグリルなど、各所にスズキの歴代SUVに通じる特徴がちりばめられている。
一方、インテリアも道具感を感じさせるデザインとなっており、速度計とエンジン回転計を独立させたメーターまわりや、インストゥルメントパネルの最上段に据えられたインフォテインメントシステムのモニター、助手席側のダッシュボードに備えられた手すりなどが特徴となっている。また、先代の途中で押しボタン式に変更された駆動システムおよび副変速機の切り替え機構はレバー式に戻されている。
グレード構成はジムニーが「XG」「XL」「XC」の3種類、ジムニーシエラが「JL」「JC」の2種類。ボディーカラーは両モデル合わせて全9色で、このうちの3色にはルーフを黒で塗り分けた「ブラック2トーンルーフ」も設定。さらに「キネティックイエロー」のジムニーXCでは、ボンネットもブラックとした「ブラックトップ2トーン」も用意している。
(webCG)
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