クソ男オブザイヤーのエリートエンジニアまざっち記事に続き、第2回の今日は新卒UI/UXデザイナーのオオカワラくん(@o_kwr)をご紹介します。
HERPのプロダクトデザインを全て担う新卒デザイナー「オオカワラくん」という人
オオカワラくんは、食べ物大好きのHERPほんわか担当。「ダイエットしなきゃ」の10秒後にハンバーガーとナゲットを幸せそうに目を細めて食べるUI/UXデザイナーです。
「クレジットカードの24回払いは実質タダ」という「実質無料キャンペーン」を日々打ち出し、高級カメラ、最新MBPをタダでゲットし、ローマ旅行までもタダで行っている、ある意味スーパーボーイ。
そんな彼ですが、今HERPのプロダクトデザインはほぼ全てを作りあげており、もうすでに会社にとって絶対にいなくてはならない存在です。ユーザーインタビューからUX設計、UIデザイン、そしてインターン生のアサインからサポートまで、全てオオカワラくんが中心になって進めてくれています。
また、つい最近Daily UI Challengeで100個のUIデザインを終えたばかり。毎日ウォームアップがてら業務開始前にコツコツ制作してはTwitterに上げ、ついに100個達成したようです(すごい)。
実は大手から内定をもらっていたオオカワラくん。内定辞退をし、当時在学中だった大学院も退学してHERPに入社するまでのエピソードや、実際Daily UIをやってみての感想、そして今後の自分自身のデザイナーとしての成長についての話を聞いてみました(Daily UIについてはオオカワラくんのブログでも紹介しているので是非そちらもご覧ください!「DailyUIを100日間継続してよかった6個のこととアドバイス」)。
オオカワラくんの「今」について、今回も弊社代表庄田との対談形式でお届けします。
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オオカワラくんとHERPの出会い
ー まずHERPに出会ったきっかけを教えてください。
オオカワラくん(以下 オ):2017年の夏に、お金がなくてアルバイト探していたところ、知人にHERPを紹介してもらいました。知人と一緒に庄田さんに会いに行き、そこでプロダクトや会社の話を聞きました。
ー その時のHERPの印象はどうでしたか?
オ:解決したい課題が明確だと思いました。市場はニッチだけど、本当に世の中の採用担当を幸せにするプロダクトになるなと。僕自身まだ学生だったので、もちろん採用業務をしたこともなく、専門的な知見は当然なかったので、正直最初はどう関わっていくか想像はつかなかったです。でも、HERPが目指している世界観を一緒に作っていけるのはめちゃくちゃ楽しそうだなと純粋に思ったので入社することを決めました。
庄田(以下 庄):最初は素直すぎてなんか裏があるんじゃないかと思うくらいだった(笑)。 紹介してくれた方も僕はすごく信用していたので、この人の紹介なら大丈夫だろうなーと思ってたんだけど、最初からリモートでやりたいとか言ってたし、あれ、大丈夫かなって(笑)。今となれば杞憂だったんだけど。
オ:僕は庄田さんのこと怖かったです(笑)。バイタリティめちゃくちゃ溢れている印象で、多分僕の動物的勘でとてつもない圧みたいなのを感じました(笑)。
でもなんかこの人本当に真っ直ぐだなーと、どこか惹かれたのも事実です。
ー ちなみに今も怖い存在ですか?(笑)
オ:いえ、一言で言うと仲良しですね。なんでも言い合えるし、庄田さんは自分の意見を押し付けるわけではなく、僕の意見も対等に聞いてくれるので、プロダクトについていつもお互い遠慮せずに議論しあえています。僕が言うのもアレですがすごくいい関係です。
庄:そう言ってくれると嬉しい(笑)。
大手の内定を辞退してまでHERPに入社したワケ
ー いつ頃HERPに入社することを決めたんですか?実は当時、大手の内定をもらっていたと聞きました。
オ:確かインターンで入社して4ヶ月くらいで決めました(笑)。その時にいただいた内定も辞退させていただきました。
庄:僕は内定していた会社に行くと思っていたから普通にびっくりした。もちろん入ってくれるとめちゃくちゃ嬉しいとは思っていたので、本人から話をくれた時は本当に嬉しかったなぁ。
ー その4ヶ月の間に気持ちが変わったきっかけは何だったんですか?
オ:インターンをやっているうちに、自分で考えて自分で手を動かすのが好きって思ったのが大きかったです。あと、ここまで0→1のわちゃわちゃ感の中でなんでもやれるのは 、スタートアップの恵まれた環境だからこそで。実際に、明らかにリソース足りてなかったし、自分がジョインしたらHERPを形づくるところをメインで全部できるっていう環境で挑戦したい気持ちが強くなりました。実際、大手に行ったらそれができるか不安で前からモヤモヤしていた部分だったので、もうこれはHERPに入るしかないなと(笑)。
庄:オオカワラくんは実際にプロダクトデザインに関わることを全てやってくれている。はじめはUXに強いとくさん(取締役COO 徳永)とマンツーマンで進めたりしていたけど、今ではオオカワラくんひとりに全て任せてるよね。 ここまで短期間で任せられる存在になってくれて本当に頼もしい。
![](https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,da=l,ds=s,cc=FFFFFF)/assets/images/2888736/original/0dd78560-4306-4bb1-b0a6-b5b58d37ee8c?1529019844)
ー そういえば、内定辞退だけでなく大学院も退学してるんですよね?
オ:そうですね。ずっと修士号いらないかもってぼんやり考えていて。その中でHERPでの仕事がどんどん楽しくなっちゃって。あと半年間研究をするよりも、HERPでがっつり経験を積むのに時間を使う方が確実に自分の成長になると思ったんです。
庄:退学本当にするかどうか迷い出してから、2、3週間で決めたよね(笑)。僕ととくさんと今後について1on1したり3人で前のオフィスのちっちゃいリビングで話したり。懐かしいなぁ。
オ:今でもこの選択は間違えていなかったと思います。というのも本当に優秀な人に囲まれているから。HERPのメンバーは本当にみんな優秀で、エンジニア、コンサルタントチームそれぞれのスペシャリティが本当にみんな強い。自分が何かに困った時、相談したいときに話を持っていくと質のいいアドバイスや答えが返ってくる。コンサルはユーザー視点からプロダクトへのフィードバックをくれるし、 エンジニアはいつも自分とは違う視点での解決方法を出してくれる。
ー ではその中でも同期はどんな存在ですか?
オ:ライバルですね。3人とも職種が違うけれど、3人それぞれがもうすでにガンガンバリューを出しているから自分も会社にとって大きな価値出さなきゃって思います。
毎日続けたDaily UIがついに100個達成
ー 最近Daily UIを100個達成したんですよね。始めたきっかけは何だったんですか?
オ:自分のデザイナーとしてのスキルを伸ばすためにHERPのプロダクト以外のアウトプットを出したかったからですね。ずっと自社のプロダクトだけやり続けていると偏ってきちゃうよなぁと。業務開始前に1日のウォームアップとして、平日100日続けました。
庄:本当に毎日コツコツやっていて、しかも最後までやりきって本当に素晴らしい。実際、やりきってみてどうだったん?
オ:インプットとアウトプットの量がバランスよくできました。UI力が上がるし、自分が苦手な分野もチャレンジするきっかけになった。 アウトプットするためにはインプットが必要だし、普段どれだけインプットしているかでアウトプットスピードも変わってくるので、毎日違うテーマでやることでかなりその訓練になりました。
Twitterにあげていたので庄田さんからフィードバックもらったり。実は庄田さんが気に入ったらリツイートするっていうなんか暗黙のルールみたいなのもあって(笑)。
庄:オオカワラくんのDailyUIがきっかけでUIについての話が生まれたりしてたよね。「もっとこうした方がターゲットユーザーにとってベストなんじゃないか」って一緒に議論したり。あと「これは写真の力に頼ったでしょ?」とか突っ込んだり(笑)。
今ではインターン生のとはやも始めてて、デザイナー陣とのコミュニケーションのきっかけにもなってる。オオカワラくんがHERPのデザイナー文化を作っていってくれているなという感じ。そして、今のデザイナーのインターン生たちはみんなオオカワラくんの紹介(大学の後輩)だしね(笑)。チームオオカワラ。
↑ HERPのデザイナーインターン、とはや(左)とめぐみやん(真ん中)、そしてオオカワラくん(師匠感)
口だけ達者なのは本当に嫌。デザイナーはアウトプットでしか語れない。
ー では、オオカワラくんは今後デザイナーとしてどう成長していきたいですか?
オ: 特定のスキルを伸ばしたいって思っているわけではないですね。まずはHERPをちゃんと成長させることに集中したいです。リリースして、改善して、実際に使ってもらってフィードバックをもらって。まざっちもインタビューで言ってたけど、これを実直にやっていたら勝手に成長すると思っています。上流工程、UI、グロースも全てやらなきゃいけないし、その時々に必要な知識を得ていきたいです。会社のフェーズに合わせて自分も進化・変化していかないとって思っています。だから「こうありたい」「こんなデザイナーになりたい」っていう明確なデザイナー像があるわけではないですね。
僕、口だけ達者なのは本当に嫌で。いくらでも大きいこと言えるじゃないですか。でも僕はちゃんとアウトプットで語れるようになりたい。これはデザイナーを始めた時からずっとそう思っています。結局作り上げたものに対してどんな結果を産むことが出来たかが重要で。だから早くHERPの正式版をリリースしたいし、早く価値を提供していきたいです。それこそ口だけ達者ってなっちゃうので(笑)。
庄:日本のSaaSのサービスは、ユーザーが慣れてくれてるから業務プロセスになんとかフィットしてるっていう状況のものがまだまだ多いなぁと思っていて、改善の余地が大きくあると感じてる。ユーザーに努力を求めるサービスが完璧なはずはない。HERPのプロダクトはその逆で、サービスを利用することで業務プロセスも改善する、さらに効率化する、なにより使ってて気持ちいい、そんな風に感じられるものにしたいと思っています。そのためにはデザイナーの努力がかなり重要で、大川原くんはそれを一手に背負っている。
頭がおかしくなるくらい一緒に考えて、考えて最高の体験を一緒に作って行きたいですね、できると思うし!
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プロダクトや会社の未来を見据え、今何をすべきかを常に考え行動に移せるオオカワラくん。そして決めたことをやりきる芯の強さを感じたインタビューでした。
いつも食べ物の最前線にいる彼が、プロダクトと共にUI/UX業界の最前線にいく日も遠くないかもしれません。オオカワラくんの今後の成長とプロダクトの成長をみなさまどうぞ楽しみにしていてください。
そして、高い買い物に迷った時は、「実質無料キャンペーン」をぜひご利用ください。
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