ハンガリーってアジア系の民族って知ってましたか?
あの世界史の大変革をもたらした「フン人」の落ち着いた地、フンガリアに由来する場所なのです
言葉もアジアのものと似ていて、独自ユニークな文化が作られてきました
今回は食文化もとても特徴的なので美味しいユニークなハンガリーグルメを紹介します!
実は日本人の味覚との相性が抜群(?)な美味しいグルメが発展した歴史があるのです
早速みていきましょう!
グヤーシュ(ハンガリー風シチュー)
グヤーシュスープ(牛飼いのスープ)はハンガリー料理のトップに来る国民食!
牛肉の塊、じゃがいも、野菜、パプリカ、スパイスの具材を煮込んだ、コクと旨味があって毎日食べても飽きない味!
日本人が味噌汁を食べるように、ハンガリー人も毎日って程グヤーシュを食べる習慣があります
伝統的なボグラーチ(釜)作る釜煮グヤーシュをいつか食べること!
これは生涯でやりたいこと100のリストに入れるべき魅力的なグルメです
ハンガリー料理の他の大きな特徴に、パプリカパウダーに染まった赤い色があげられます
パプリカによって色付けれた食欲をそそる色のグヤーシュを毎日食べられるハンガリーの人はなんて幸せでしょう!
テルテット・パプリカ(パプリカの詰め物)
パプリカが国民的な野菜ってことは書いた通りです!
実はハンガリーにはパプリカが150種類以上も存在するのです
で、英語ではペッパーがパプリカのことですが、元々は唐辛子だったことが背景にあります。コロンブスが唐辛子を発見して以降、長い間改良を重ねて、辛くない唐辛子=パプリカを誕生させたのが、ハンガリー人だったのです!
で、このパプリカをメインに使った代表料理はこれ!!!
パプリカの中に、ご飯、ひき肉、刻み野菜、ソースを合わせた詰め物料理です
日本にも「ピーマンの肉詰め」がありますが、ハンガリーのこの料理ともしかすると親戚かもしれませんし、たまたま詰め物料理にする嗜好が近かったのかもしれませんね!
レスコ(ハンガリー風野菜スープ)
これもまた真っ赤じゃないか!!!!!
って思ってしまうほど、赤に攻めて来るハンガリー料理
ポトフ(野菜スープ)を知ってるかと思いますが、
ハンガリー風ポトフがこの「レスコ」と呼ばれる野菜スープです!
玉ねぎ、トマト、パプリカ、ソーセージ、卵がメインの具材で、
とっても胃に優しくヘルシーな健康スープのポジションですね〜
コンソメベースの味なので、「パプリカパウダー」を調達できれば、
日本でも「レスコ」を作ってみることは十分可能でしょう!ぜひお試しあれ!
ドボシュ・トルタ(ハンガリー風タルト)
ハンガリーはデザートも美味しい!!!!!
隣国オーストリアではザッハトルテが有名ですが、ハンガリーも同じくタルト系の上品なスイーツが魅力!
というのも「ハプスブルク家」の宮廷料理の歴史的影響もあるからですね〜
超名門貴族たちが優雅なひと時を過ごす「お供」のためにスイーツ文化が育まれたともいえますね
このドボシュ・トルタはチョコレートペーストと薄切りのスポンジケーキを層状に重ねて、表面をキャラメルとナッツでコーティングしたスイーツ!
ダイレクトに来るチョコとキャラメルの甘さは、紅茶との相性は抜群!
っていうまでもありませんよね・・・
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メギーレブス(甘酸っぱいサクランボのスープ)
デザートスープって日本ではありえない発想・・・・
が!!!ハンガリーではデザートスープはみんなの大好物!!
(そもそもスープ文化が発展したのも寒い気候が故でもあります)
少し熟したさくらんぼを砂糖と煮込んだスープに、サワークリームが添えつけられた、紅白が綺麗なスイーツです!実にシンプルな具材ですが、さくらんぼをスープにするのは意外を飛び越えた意外ですね〜
さくらんぼの酸味がとても効いてるため、口直しのデザートとしてはもちろん、
肉料理を食べる前の食前の空腹にもベストな料理なのです!
日本にあるハンガリー料理レストラン
スープ料理文化を中心に、日本人との味覚の親和性抜群なハンガリー料理
「日本でハンガリー料理って見つけられないのか・・・」
と諦めかけてたところ、唯一(?)東京の自由が丘にハンガリー料理専門のレストランがありました!!!
グヤーシュからさくらんぼスープまで、ハンガリー料理の代表たちをオーダーできるレストランは日本では本当に貴重ですね!!
店内もヨーロッパの真ん中の国、ハンガリーにいるかのようなアンティークでヨーロピアンなインテリアが一層料理の味わい深さを促してくれます
僕自身もハンガリー料理はまだまだ勉強中ですが、
日本人との相性を考えると研究の余地はまだまだあるのではないでしょうか
ハンガリー料理、共に研究しましょう・・・!