明大前のみらい

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続き。


そして、店内の奥にある部屋に通された。


この電気屋さんのオーナーは
明大前商店街の会長をやっていた人物で
色々な事を知ってるから、お話ししてみて下さい。

奥の部屋に通され、
白髪ながらパワーみなぎるおじいさんがいた。
私からの質問に応えるというよりは、
おじいさんがどんどんしゃべりまくるという
構図で、ただ私は聞くだけ。
らくちん。

再開発途中の明大前。
再開発が完成する7年後の平成34年には、
乗降客数が12万人となり、
京王線最大の調布を抜くという。

ちなみに再開発途中の今は8万人。
これでもここ5年くらいで2万人増やしたという。
増えたのではなく、増やした。
2万人増えるということは、
1人につき乗車券を200円と仮定する
京王線の方式でいうと
年間にして20億円の売上になるという。

では、どうやって増やしたのか。
まずば、明治大学の和泉キャンパスが
2年生までだったのを、4年間通えるようにと
地元商店街から要請したという。

2年間だけ住んでも
この土地に愛着が湧かないからという理由で。
結果、1学部が4年間通うようになり、
これで5000人が増えた。

さらに駅ビルを新しくして
スポーツクラブを誘致。
途中下車での通いが増えた。
駐輪場の拡大をしたおかげで、
隣接する駅からも、急行や特急が
止まる明大前に自転車で来るようになった。

住民パトロールを強化して、安心な街を打ち出したところ、明大生でなくても、
新入生が明大前に住むことが多くなり増えた。

どの街も人口減少で苦しんでる中、
こうやって狙って人を増やした事に驚いた。
凄い。

人がもっと増えるであろう
7年後の再開発になると
ゆう馬明大前がある所は、
駅前一等地になるとのであります。

実は、この再開発を見込んでの出店も
ここに決めた要素としてはありました。

あと、最低6年は頑張らなきゃ、
立地でいい思いは出来ないのかな。

次出店する時は、立地を1番に
考えようと思っています。
今までは、立地の優先順位は低かったのです。

次の出店日時、来年の3月18日と
オープンはもう確定しています。

どこに出すか。
昨日は自転車で2時間かけて、
繁華街を回りました。

明大前→代々木上原→代々木公園→渋谷→表参道→南青山→西麻布→広尾→恵比寿→目黒→中目黒→三茶→下北→明大前

チャリでちょうど2時間のコース。

うーむ。

断トツに気に入ってる場所があります。

渋谷です。
ベタです。
なんで気に入ってるのかな。
ここの気持ちをもう少し掘って行こうと思う。

単純に今は渋谷が1番面白い街だから。
ただそれだけ。

どこに決めるのか自分でも楽しみ。