dewars_2018_今回は、改めてデュワーズホワイトラベルを飲みます。

まずはストレートから。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはブドウがほのかにやってきます。

口に含むと、レーズンとナシが先に現れ、後からカラメル、ピート、バナナが続きます。
味わいは、アルコールからの辛さが目立つ物の、その後は酸味が中心になります。

ロックにすると、ゴムとライムの香りが揮発し、ナシ、ブドウが追いかけ、しんがりにバナナの芳醇な香りがやってきます。
味わいはビターが前面に来ますが、奥から酸味が感じられます。

最後にハイボールにすると、ライムとレーズンがほのかに漂います。
味わいは苦みが前にあるものの、奥からうま味も得られます。

一般的な居酒屋チェーンで飲めるウイスキーとしては香りは豊かで、ロックでも半端なジャパニーズウイスキーよりもおいしく頂けるでしょう。
ハイボールでも苦味を持ちつつもさっぱりと頂けるので、居酒屋のメニューにも十分あうでしょう。

700mL、アルコール度数40度、価格は1300円ほど。

<個人的評価>
  • 香り B: レーズンとナシが先に現れ、ピート、バナナが追いかける。加水でライム、ゴムが目立つ。
  • 味わい  C: ストレートでは酸味が目立つ。加水でビターが主体に変わる。
  • 総評 B: 居酒屋さんで飲めるイスキーとしては香り豊か。ハイボールはさっぱり頂ける。