民泊満足度 全国1位は新宮市
世界最大手の「民泊」の仲介サイトを運営するアメリカの企業が、日本国内の市町村別に利用者の満足度を調べたランキングを公表し、和歌山県新宮市が全国で1位になりました。
世界最大手の民泊の仲介サイトを運営するアメリカの「エアビーアンドビー」はサイトに掲載していた日本国内の民泊先について、去年3月からことし4月末までに利用した人の満足度をまとめました。
そして市町村別のランキングを作った結果和歌山県新宮市が全国1位になりました。
2位は長野県の白馬村で、3位は岡山県の倉敷市でした。
エアビーアンドビーによりますと、新宮市内の民泊を利用した人の半数以上がアメリカやフランスなど欧米を中心とした外国人観光客で、世界遺産の熊野古道に近いことや改装された古民家に泊まって田舎暮らしを体験できることなどが高く評価されたということです。
新宮市の田岡実千年市長は「まさか1位に選ばれるとは思っていなかったので驚きました。今後、民泊業者と連携しさらに新宮市の観光振興に努めていきたい」と話しています。