これは私が大人になって、初めて真剣に見たドラえもんの映画。
子どもと一緒に何度も見てますが、何回観ても泣ける作品。
この大好きなドラえもん映画について、いまさらですが語ります!
画像はすべて映画「STAND BY ME ドラえもん」公式サイトより引用
スポンサーリンク
STAND BY ME ドラえもんについて
基本データ
■公開 2014年8月8日
■シリーズ初の3DCG作品
■監督 八木竜一、山崎貴
■声の出演 水田わさび 他
■上映時間 95分
■キャッチコピー
「いっしょに、ドラ泣きしません?」
■第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞
あらすじ
何をやらせても冴えない少年のび太の前に現れたのは、22世紀から来たのび太の孫の孫セワシと、ネコ型ロボット・ドラえもんだった。のび太の悲惨な未来を変えるため、お世話係として連れて来られたドラえもんだったが、乗り気じゃない。そこでセワシはドラえもんに<成し遂げプログラム>をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀に帰れなくしてしまう。果たして、のび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀に戻れるのか…?
Amazonビデオ STAND BY ME ドラえもん より引用
実はこの映画、漫画ドラえもんの最初の頃の話を再構築した作品。
そして初の3DCG作品。ドラえもんのCG見たときは、驚きました!
私的見どころ3つ!
①タケコプターのシーンが圧巻
アニメでおなじみのタケコプター。空を飛ぶシーン、子ども心に憧れてました。
しかし、この作品はCG!
アニメ版とは比べ物にならないほどリアルな風景。リアルな描写!タケコプターの浮遊感、スピード感、スリル…もうほんとに空飛んでる感じ!これは映画館の大スクリーンで観たかった!!!
この映画を作った監督さんが、ぜひタケコプターを体感してほしいと言われていたのも納得。
うちの子ども(3歳児)も空飛ぶシーンの時は口ぽかんと開けて、ガン見です。ほんとに迫力あるし、何なら自分も飛んでる気分!
アニメからCG へと、時代はものすごい進化をしたんだなー、って感じずにはいられない。人類はいつかドラえもんを作っちゃうんじゃなかろうか?
のび太の時代(1970年代)の夜空を飛ぶシーンも好きだけど、私は未来の練馬区を飛ぶところが一番好き!未来ってこんな感じなの!!?っていうわくわく感で心が躍ります。
しかも画面をよ~~~く見てると「TOYOTA」や「Panasonic」など、おなじみの会社がビルの目立つところに広告出してるの!こういう作り手の遊び心が感じられるのっていい。っていうか、スポンサーだよねw
剛田商店とか、すんごい進化してるから驚きだよ!
②しずかちゃんのかわいさが異常
可愛いです。めちゃくちゃ。のび太君じゃなくても大概の男子は好きになっちゃうんじゃないか?ってくらいかわいい。ちゃんとお風呂に入るシーンも用意されてるし、スカートめくり→ビンタの流れもくんでくれています。
この映画はやっぱりしずかちゃんの優しさや芯の強さが存分に味わえるのではないかなと。のび太君を助けるために、みんなが嫌がるところに飛び込んでいく強さとか、元気のないのび太を心配する優しさとか。
しずかちゃんの魅力が、思う存分発揮されてます。
さらに、大人になったしずかちゃんも素敵。相変わらずしっかりしてて、キレイだし、ファッションもかわいい。
のび太君との結婚を目前にして揺れる心をお父さんに伝えるシーンなんて、、、
泣けます。
しずかちゃんのお父さんが
「君の決断は間違ってない。のび太君を選んだことを誇りに思う」
って、そっとしずかちゃんの背中を押してあげる。
娘のために、親としてできる最後の仕事なんだろうなぁー。とか思うと…もうね。
その時の風景もいいの。満点の星空なの。
ちなみにこの場面、私の旦那が唯一神妙な顔してるシーンでもある。
「このシーンは今は見なくていい」んだとか。
うちには2人の娘(3歳&1歳)がいるためだと思われるが…。
うん。心理描写も丁寧に描かれていて、大人がみても引き込まれる。
少しだけ言わせてもらえるのであれば、未来の出木杉君をもう少しキリっと描いてほしかった。
なんかちょっともっさりしてないですか?あれ、出木杉感が足りなくない!?
少年時代の出木杉君はめっちゃ爽やかだったのに~~。のび太のライバルとして、もっとスマートでカッコイイ感じがよかったです。この点のみ☆マイナス1!←失礼。
③最後に出てくるひみつ道具「ウソ800」に驚愕
ここから多少のネタバレあり
ドラえもんが22世紀に帰った後、のび太君が困ったときに一つだけ道具が転送されてくる。それが「ウソ800(うそえいとおーおー)」。
これを飲んでしゃべると、しゃべったことが全部ウソになる。
最初にこれを見たとき、「こんな道具でいいの!?」って愕然とした。
ドラえもんが安心して未来に帰れるようにと、弱い自分に立ち向かったのび太君。本当はずっといっしょにいたかったはずなのに…。
そんな気持ちを知ってるからこそ、ウソしかつけないウソ800に驚き。
「タイムマシーン出してもらって、ドラえもんに会いに行きなよ!」とか思いながら、泣きながらのび太君を見守る私。(ジャイアンと戦うシーンですでに涙腺は崩壊)
言ったことが全部ウソになる
という壮大な前ふりから、感動のエンディングにつながる
…なんて、誰が気づくだろうか?
(ドラえもんの話を知ってる方々にとっては、周知の事実なんだろうけど…私は全然展開が頭に入ってなかった。)
なので、
「ドラえもんが帰ってくるわけない」の一言を聞いた瞬間、
ほんとにドラ泣き。
今これを書いてる時点でも、思い出しただけで泣ける。(私、相当ヤバいやつだな)
ウソ800、まじでアッパレ!
話がすごく作りこまれてて、原作を描いた藤子・F・不二雄先生ってすごいなぁ~。
と思いました。
そしてさらに、
ドラえもんとのび太の物語を95分の中に詰め込んで、日本中をドラ泣きさせた監督さんたち何者!!?
ってなりました。
(ちなみに、山崎監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」をつくられた方!…そりゃ泣けるよ)
本当に、この映画見てよかった。
ありがとう、日曜洋画劇場。←これで最初にみた。
ありがとう、Amazonプライム。←最近かなりみてる。
まとめ
ドラ泣き必須の「STAND BY ME ドラえもん」。これにより私はドラえもんにはまるようになりました。大人も子どもも楽しめる。
むしろ大人の方!子どもの時の気持ちを思い出したい時に、みるべし!
あ、映画に出てくるドラえもんのひみつ道具ランキング、知ってる?
あわわ、背中で赤子が眠ってる!
またねっ