沖縄県警名護署は15日、名護市世冨慶の国道で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転し、対向車線の車に衝突してけがを負わせたなどとして、32歳の教員を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(酒気帯び)の疑いで逮捕した。
調べに「コーレーグース(島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料)は飲んだが、酒は飲んでいない」と容疑を一部否認しているという。
事故は14日午後11時20分ごろ発生。対向車の男性運転手と同乗していた女性2人が頸椎(けいつい)捻挫や頭部打撲などの軽傷を負った。容疑者も胸の痛みを訴えて救急搬送されたが、けがはなかった。
呼気からは基準値の約2・5倍のアルコールが検出されたという。