Xperia、独自ホームアプリを刷新へ

全く重さを感じないため、Cosmic Flowを常用しています。

 多くのAndroidメーカーがそうしているように、Sony MobileはXperiaのホーム画面に、独自のアプリ「Xperia Home」を採用しています。

 ところがXperia Home開発チームの一人であるErika Prymus氏は、Xperia Homeのバージョン11.3.A.0.17の機能告知と同時に、今後の展開について述べました。

 それによると、今後必要な限りはメンテナンスのみを行う一方、新機能追加はないと明言。さらにXperia Home Betaコミュニティの数週間以内を閉鎖するとしました。

 これを受けて海外メディアなどでは、Xperiaの余裕のなさから、開発資源を削減せざるを得ないのだろうとの見方で語られ、Android標準ホームへの切り替えが予想されていました。事実、ソニーは金融・音楽・コンテンツ・ゲーム、そして本業のエレクトロニクスも各事業好調、20年ぶりの最高益を記録する中、唯一、赤字で足を引っ張り続けるお荷物がSony MobileのXperiaです。今や海外のスマートフォン市場で存在感を失っていますので、そういった見方をされても不思議ではありません。

 ところがGoogle+上で、Erika Prymus氏がこの件について返信を行い、Xperia Home終了の理由について、新しいXperia Homeアプリを開発しようとしているためであるとしています。

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 このレスを見つけた海外サイトXperia Blogは、理由はおそらく、Android Pに導入される新しいジェスチャーコントロールに関連したものだろうとの見立てをしています。