3時間前
トランプ大統領、G7で安倍首相に暴言か
アメリカの複数のメディアは、トランプ大統領がカナダで開かれたG7サミットで移民政策を議論した際に、安倍総理に対して「私が2500万人のメキシコ人を送れば、君はすぐ退陣することになる」と話していたと伝えました。
アメリカのウォールストリート・ジャーナル紙の電子版やCNNテレビは15日、先週、カナダで開催されたG7=主要7か国首脳会議で移民政策を議論した際に、トランプ氏が安倍総理に対し「シンゾー、君はこの問題を抱えていないが、私が日本にメキシコ人2500万人を送れば君はすぐ退陣することになる」と話していたと伝えました。
今回のG7サミットでは、貿易の問題をめぐりトランプ氏が孤立する構図となっていたことから、そうした中で暴言ともとれる発言が出た可能性があります。
一方、トランプ氏は15日、ツイッターに「フェイクニュースのメディアは、私がG7で他のリーダーとうまくいかなかったと伝えた。また彼らは間違っている」と書き込み、各国首脳との笑顔での写真を投稿しました。
しかしトランプ氏はG7閉幕後、議長国を務めたカナダのトルドー首相の会見に反発し、採択した首脳宣言の承認を撤回するよう指示するなど、混乱を引き起こしていました。