- 就活は人生を変える最後のチャンス
- 僕の就活時のスペック
- 知名度の低い隠れ優良企業を狙おう!!
- 僕が就活で心掛けたこと
- まとめ
この記事では"就活"ネタについて書いていくよっ。
就活ではやりがいや仕事内容、勤務地も大切ですが多くの人が気にするのが、そう。
年収です。
社会人になると、必ずしも仕事内容と給料が一致するわけではないということを感じる人も多いはずっ。
同じ仕事をしていても、所属している会社によって待遇が全く違うということも…。
どうせ同じ仕事なら、お給料は多い方が当然良いに決まってる!
ということで、今回は二流大学から20代年収1000万円を得るために僕が就職活動で実践した方法を紹介します。
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就活は人生を変える最後のチャンス
受験の失敗も挽回できる!
新卒時の就職活動というのは普通の人が人生を変えることの出来る最後のチャンスです。
今までの高校生活、大学生活で負い目が合ったとしても就職活動で挽回すればそれまでの過去はほぼ帳消しに出来ます。
一方でどんなに受験を頑張って良い高校・大学に言ったとしても就職活動が失敗すればそれまでの学歴も無駄になってしまいます。
なぜ新卒の1社目が大切か??
新卒での会社選びに失敗したとしても、 転職・起業などで挽回という手段もあります。
しかし、転職による大幅な年収増というのは難しいのが実情。
転職の際は前職の知識を活かせるように同業界内で転職するのが一般的。
そもそも待遇の悪い業界を選んでしまうと、同業界内での転職を繰り返して負のループから抜け出せなくなる確率も高くなります。
また、起業という手段も誰でも出来るわけでもありません。
今回この記事のターゲットは僕と同じ普通の人なので、なかなか起業はハードルが高いですよね。
一方、新卒時に年収の高い会社へ入れたら、次に転職するときも同業界、同給与水準の会社に格段に行きやすくなります。
そういう意味では新卒時に入る1社目の会社というのは超重要になってきます!
僕の就活時のスペック
僕自身の就活時のスペックは以下の通り。
<就活時のスペック>
- 学歴:地味な地方大学院卒見込
- 資格:運転免許とTOEIC800半ば。
- 成績:中の下~中??(決して良くない)
正直TOEIC以外パッとしない僕ですが、無事に世間からホワイト企業と言われる待遇の会社で勤務しており、29歳で年収約1000万ほど貰っています。
そんなに秀でたものを持っていなくても、就活ではコツと準備さえしておけば年収の高い会社に入ることは不可能ではありません。
知名度の低い隠れ優良企業を狙おう!!
知名度が高い会社は競争率もとても多いです。
そんな知名度も高くて、お給料も良い会社に総合職で入れる人は本当に一握り。
そういう会社には本当に優秀な人たちに行ってもらって我々凡人は知名度が低く、お給料のいい会社を目指しましょう!
就職四季報は就活生必携アイテム!
就活をするなら必ず持っておきたいのが就職四季報です。
これらは多くの企業の就活生が知りたい情報がとってもわかり易く纏まっています。
地方にいた僕の就活の情報源は殆どこれでした。
就職四季報 企業研究・インターンシップ版 2020年版 (就職シリーズ)
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出来れば最新版だけではなく数年前のものも併せて手に入れると過去の情報との比較もしやすくてオススメです。
僕の場合は大学の研究室に過去の分が何冊も置かれていたので助かりました。
就活で初めて名前を聞く会社でも高年収の会社はたくさんあります。
更に知名度が低く普通の人が誰も知らないくらいの会社が良いと思います。
以下を見て貰えば分かる通り、年収800万円を超えるような会社でも名前を知られていない高収益・高収入企業は沢山あります。
目指すべきは名もなき(←失礼)高収入企業です。
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チェックすべき項目は以下の4つ
- 営業利益率
- 収益の成長率
- 3年後離職率
- 平均年収
投資先を選ぶのと基本的にはチェックする項目は同じかもしれません。
営業利益率
営業利益率が高い会社は同業他社と比べて、高値で売れるor経費削減が十分になされている企業です。
商品に差別化された強みがある可能性が高いです。
また、営業利益率が高いと不況時等に売上高が減った際にも減収分を吸収出来るバッファーとなりリストラに遭いにくいかもしれません笑
収益の成長率
あなたがどんなに優秀で獅子奮迅の働きを見せたとしても、業界全体・企業全体が衰退していく中では収入は上がりません。
一方で、机に座って大して仕事をしないサラリーマンでも収益の成長の無い業界・企業に属していればそれなりにお金は貰えます。
沈みゆく船の上ではどんな努力も実る可能性は殆ど無いのです。
サラリーマンとして生きていく以上は、身を投じる業界・企業が右肩上がりで有ることはマストです。
3年後離職率
ただし、注意が必要なのは外国人の採用が多いタイプの企業です。
文化的な違いで、彼らは最初の企業に長く居ない傾向があります。
僕の会社も外国人の同期入社が10人以上いたのですが、半分くらいは3年で既に退職しています。
平均年収
最も気になるのがやはり、平均年収かと思います。
一般職も合わせた平均年収を掲載している企業もあれば、総合職の平均のみを掲載している企業もあります。
総合職も、残業をあまりしない人や時短勤務の人も含まれた平均年収ですので20代のうちに記載の平均年収を上回ることも不可能ではありません。
学歴を重視しない会社なら挽回可能
昔ほどでは無いにせよ、一部の歴史ある大企業などでは"学閥"というものが存在するようです。
受ける企業がOB訪問や口コミ、採用実績校などから事前にリサーチはある程度可能です。
そういう場合は、少し大学名が不利になることもあり得ます。
しかし、学歴よりも人柄やコミュニケーションスキルを重視する会社が多いのもまた事実。
そういう会社であれば、面接までこぎつけて内定を勝ち取ることも可能です。
僕が就活で心掛けたこと
まずは最速で申し込む!
以前、自分の会社の採用担当と話をしたことがあります。
その採用担当者が言うに、
とのことです。
その人は転職で入社した人で、前の会社でも採用関係の仕事をしていました。
一般的にこの傾向はあると思って良いでしょう。
採用担当者がそういうのだから、自然と就活時期前半と後半の学生で印象は変わってくるはずです。
後半の学生ほど、"行動が遅い""ウチへの志望度は低い"という色眼鏡が掛かった見方をされると大分不利です。
実際に、僕の大学時代の周囲を見て感じていたことですが、就活で成功した人は準備をしっかりしており、就活に対しても行動的でした。
一方でそうでない人は就活が始まってから慌てたり準備をしていました。
人生の一大イベントの就活でスタートダッシュを切れるというのはとても大切です。
どうせ目立つなら遅いより早く!です。
TOEICスコアでまず目立て!
TOEICは就活で有利に働くか??
まずハッキリ言えることはTOEICはあったほうが就活には必ず有利に働きます!
これは、単に英語が出来るかどうかというよりもその先、背景なども考慮されていると考えたほうが良いです。
以下は上場企業に実施したTOEICスコアに関するアンケートです。
多くの企業でTOEICスコアを参考にしていることが分かります。
面接の担当者が上司に通した理由を説明するときも単純に数値化されている指標だと推しやすい。という面もありますが本質はもちろんそこではありません。
TOEICが重視される3つの理由
TOEICの高スコア取得で評価されるのは以下3点だと考えられます。
- 英語・海外に対して苦手意識が少なくみえる!
- 勉強に対する前向きな姿勢が伺える(嫌なことから逃げない)
- "就活"に対してちゃんと準備をしていることが伺える。
英語・海外に対して苦手意識が少なくみえる!
職種にも依りますが年収の高い企業で総合職として働く場合、海外とのやり取りは多かれ少なかれあります。(管理部門等は除きます。)
最低限のコミュニケーションは出来ないと"1人前の戦力として厳しい"と見られてしまいます。
語学が全く出来ないと海外出張などの場面で、誰かと一緒に行く必要が出てきてしまいます。
会社としては1人である程度は解決できる総合職を採用したいので、"語学力は無いよりはあったほうが良い。"と、なります。
その結果が冒頭のアンケート結果とリンクするのかもしれません。
英語に対する前向きな姿勢が伺える
そもそも、最初から英語ができる人を除き、TOEICスコアで高スコアを取るなんて苦行以外の何物でもありません。
単語を覚える
問題集を解く
リスニング練習をする
テスト形式問題集を解く
高い受験料を払う
休日の長時間拘束されてテストを解く
全て苦行の連続です(笑)
逆に言えばTOEICで高得点を取れた人というのはこれらを全て乗り越えた人。
つまり、"苦しいことでも努力し続けることが出来る人"の証明になります。
社会人となってからも、目の前の事から逃げ出さずに努力し続けられる人が会社にとって有益なのは言う間でもありません。
"就活"に対してちゃんと準備をしていることが伺える。
就活でTOEICが重視されることは、就活生にとっては既に周知の事実です。
また、就活が始まる時期もおおよそ決まっています。
それにも関わらず、TOEICの勉強をしてこなかった人は付け焼き刃ではなくちゃんと準備をして就活に臨んでいることの証明になります。
就活時期直前になって焦りだす就活生が多数派です。
先のことを見越して、準備が出来る力というのは仕事をするときにおいても大いに役立ちます。
なんとなく仕事をしていて"要領のいい人"と"要領の悪い人"の差はこういうところに表れるんじゃないかなぁと思います。
矛盾するようですが、僕はどちらかと言うと後者側の人間だと思います。
しかし、就活で大切なのはそういう"負の印象を与えないこと"です。
そのためにもTOEICを努力したという点はアピール出来るポイントになります。
多少繕って悪い部分があっても、社会人になってから改善する機会はいくらでもあります。
まずは入社することが一番大事です。
なぜ800点以上が必要なのか??
ただ、TOEICのスコアをエントリーシート(以下ES)に記載すれば良いのかといえばもちろんそんな事ありません。
僕が推奨するスコアは800点以上です。
並の大学生だったら500~600点くらいで"まぁまぁ出来る"といった感じでしょうか。
普通の上場企業に入るならTOEIC650~750くらいでも十分良いと思います。
しかし、年収の高い会社を狙うならTOEIC800以上は無いと確実に埋もれます。
海外を飛び回る営業職等はもう少しあったほうが良いかもしれません。
僕の場合は、理系の研究職でしたので十分に抜きん出られたと思っています。
エントリーシートで熱意を伝える!
エントリーシートは自分の顔だっ!
ESは就活時における自分の顔とも言える存在です。
いくら面接をしたとしても、面接官は1時間もすればその学生のことは殆ど忘れちゃいます。
そりゃそうですよね。僕だって1時間も前に会った面接官のことってあまり覚えてないですもん笑
1日にたくさんの学生に会う採用担当者ならなおさら自分の事なんて覚えていないと思ったほうが良いです。
面接での印象なんて埋もれる前提で良いと思います。
そんなときに、あなたのことを思い出すきっかけとなるのがESなのです。
ESを見て、
"あぁ、あの子は〜だったね。"
"留学してた○○君ねっ!"
と、思い出すきっかけになるのです。
本気度は文章量に出る
その企業への本気度ってどうしても文章に滲み出てしまうものです。
自分の書いたエントリーシートを後から見返してみても志望度の高い企業と低い企業では差はハッキリと分かります。
大量のエントリーシートを読み込む面接官なら必ず見抜けるはずっ。
志望度の高い会社は枠を目一杯使って、なるべくたくさん内容を書きましょう。
但し、見にくくならないように見易さへの配慮はマストです。
何度も推敲している自分自身だと客観的な読みやすさの評価は無理なので、友人などに読んでもらって"初見での読みやすさ"を重視しましょう。
採用担当者のES1枚あたりに割かれる時間はそこまで多くないはずですので、目にとまること。読んでもらえることが大切です。
写真はスピード写真でOK
写真館で写真を撮ったのですが、スピード写真でも選考の有利不利はあまり感じませんでした。
ただし、古いタイプのスピード写真は質も“いかにも”って感じなのでオススメしません。
スピード写真の中では恐らく最高レベルの出来栄えの写真が撮れます。
僕は写真館で撮ったものよりも、こちらのほうが出来が良かったのでKi-Re-iで撮影した写真の方を本命企業に使いました(笑)
数字でアピールすべし!
肝心な内容としては、本気で取り組んだコトならば何でも良いです。本気で取り組んだの思いの丈を思い切りぶつけましょう。
ただし、その際エピソードや見出しには必ず数字や固有名詞を取り入れましょう。
例えば以下の例です。
- TOEICスコアを6ヶ月で300点伸ばした。
- アルバイト先で店の売上に○○%貢献した。
- 〇〇のイベント運営をして1000人を導入した。
数字や固有名詞があると人は具体的にイメージが湧きやすいです。
引いてはそのエピソードを書いたあなたのことが印象に残ります。
僕の場合は、
- TOEICのスコアを400点伸ばしたこと。
- 家庭教師のアルバイトで担当生徒の成績が伸びて主席合格したこと。
を主にアピールしました。
内容は平凡でもその行動をきっかけや思い、つまづいたコトなどの背景や小話を交えながら記すと印象に残りやすいです。
筆記対策はマスト!何度も受けろ!
この記事はあなたが僕みたいな凡人であることを前提に書いています。
就活でメジャーなテストセンターやSPIという試験は少し独特であり、問題集などで勉強をしたとしても1発目で最高の出来というものはなかなか無いです。
TOEICと同様にこれらのテストも何度か繰り返して受けた方が結果は確実に良くなります。
テストセンターを知らない方のために簡単に説明すると以下の様なテストです。
- "テストセンター"を採用している企業で受験可能。
- その結果は"テストセンター"を採用している他社でも使い回し出来る。
- 採用している企業ごとに何度受験し直しても可。その場合は最新の結果が上書きされる。
多くの学生がテストセンターは1,2回しか受けずに結果を使い回せます。
何度も受けるのが面倒だからです。
テストセンターというのは少し特殊で、一問一答形式が多いです。
正解すると次の問題の難易度は上がり、不正解だと下がるそうです。
従って、問題を解き進めていくうちに"段々難しくなってきたな…"と感じたらそれは概ね出来が良いと判断できます。
自分が納得出来るまで受け続けましょう!
筆記試験で落ちたら本当に勿体無いです。
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面接時の振る舞い
目を逸らさない
さぁ、多くの準備を経てやっと面接に辿り着きます。
そこで大切なこと。
これは、かなり意識しないと難しいのですが基本中の基本。
相手の目を見て話すこと。
これが最も大切と言っても過言ではありません。
目が泳ぐとそれだけで自信が無さそうに見えます。
睨みすぎない程度に相手の目を見て話すことが大切です。
コツとしては面接と思わずに相手と会話をしているという意識を持つことです。
ハッキリと答える
曖昧な回答や自信の無さそうな回答は相手に対して絶対的に悪い印象を与えます。
受け答えのとき、自己紹介のときなどハッキリと、少し大きめの声でしゃべるくらいで良いと思います。
面接は準備を怠らない。
といっても、これらを守るのって意外と難しいんですよね。
言い淀んだときなど、目が泳いでしまったり笑
なので、面接にはしっかりと練習をしてから臨みましょう。
友人との面接練習
ゼミや研究室の友人と面接練習をするのがオススメです。
自分が面接官の立場となって友人の仕草などを見ていると、客観的に良い点と悪い点が見えてきます。
逆に友人からも指摘してもらえます。
自分の"面接"を録画してみる
自分の面接練習の風景を録画してみて見返すのも、悪い点が一発で分かるのでおすすめです。
面接練習は第一歩として良くない点を知ることから始まります。
悪い点が分かれば、そこを重点的に克服していけばよいのです。
世の中のニュース・時事はチェックしておく
面接では読んだ本や気になるニュースについて尋ねられる時がたまにあります。
そういう時は、他の就活生との差を見せるチャンスです。
ビジネス誌からいくつかネタをピックアップして、他の人と被らなそうな話をすればテレビしか見ていない他の就活生より一歩抜きん出られます。
僕は某総合商社の二次面接のときにこの質問を受けました。
うろ覚えですが、僕は下の話をして通過しました。
格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書)
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まとめ
- 会社選び、業界選びはその後の人生を大きく左右する。
- 不人気優良企業選びでライバルの少ない路線を攻める。
- 目立たなくても業績・待遇の良い会社は意外とある。
- スタートダッシュは超大切。
- 物事に取り組む姿勢をアピール。
- 面接は十分に練習して臨む。
<就活でのオススメマンガ>
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就活に必要な情報・真理がかなり濃縮されたマンガで、これを読まずに就活すると必ず後悔します。
リアルに僕も後輩たちにはオススメしたよっ。