2018-06-16
ある雑誌のローマ史劇読切マンガが、最後に「塩野七生氏の許可得られないので、これで終わり」と書かれてて、謎。(ビッグコミックオリジナル)![Add Star Add Star](data:image/gif;base64,R0lGODlhEAAQAIABALrJ9f///yH5BAEAAAEALAAAAAAQABAAAAIojI+pm+APYQCIMlfZtLOvSEkexhmchXkjaHYlGpLpqrZNqbngnvd+AQA7)
ビックコミックオリジナルの読切「さらば、カエサル」の「塩野七生氏の許諾を頂けなかったため、”古代ローマもの”はこれにて終了。」という煽りが面白かったんだけど、塩野七生先生のローマ人の物語を読んでたらこんな筋書きの読切は書かないと思います
— 無職のニンジンチャン★ (@szst_teiki) 2018年6月6日
なるほど、いやいや・・・・・・・・・
当初、わけわからんなあと思ったところ。
【疑問点】
・別に塩野七生の「ローマ人の物語」の許可を取らなくても、ローマ史劇を漫画化したいのなら、いくらでも他に資料や原作があるのだし、勝手にやればいいじゃねえか。てかこの読み切りも、外国の作品を原作にしているし・・・
・本誌初登場の読み切りなのに、「これで終了」っておかしいだろ(他にどこかで読み切りが掲載されていたのか?)
・仮に塩野七生氏から許可がもらえなかったとしても、 そんな内輪の話、水面下の交渉ごとを活字にしちゃっていいのかね?なんか腹に据えかねたことでもあったの??
…ただ他の人のツイートを読んである程度は腑に落ちました。
・一旦交渉がまとまりかけ、ビッグコミックは「塩野七生原作のローマものを連載漫画にするよー」と告知してたんですね。
・それが何かの理由で、許可がもらえなくなった。一旦アナウンスした以上は、どこかでその旨を告知しなければいけない。その場として読みきりの末尾の終わりに、ある意味こそっと、以前告知した企画がポシャったことをアナウンスした。「言わなくてもいい、余計なことを大声で言ったんじゃなくて、むしろどこかで言わなきゃいけないことを、出来る限りこっそり、アリバイ的に言った」と考えた方がいいわけだ。
・いったんアナウンスしたのだから、少なくとも小学館からしてみれば、塩野七生氏に対して良くない思い、怒りのようなものがあったんじゃないだろうか。前述の「どこかで告知しなければいけない」という状況にプラスして、少し塩野さんに対して、 わだかまりがあることを示したのだろう。
こういう風に推測はできて、まあそれなりに納得はするんだけれども、逆に言うとこのレベルの予備知識がないと、 めちゃくちゃに唐突かつ、 不自然でぶっちゃけてて、理不尽な告知ということになってしまう(笑)。そういう一件でした
しかしななぜ、塩野七生は「漫画化にNO」だったのか?
あの年代の作家さんなら、 漫画というものを一段低く見ていてもさもありなん、と言うか 、ありそうな話ではある。 塩野七生氏が漫画について語った文章や、漫画家との対談などというのも…パッとは思いつかないなぁ。何かあったら教えてください。
そこで一旦許可を出したのか出さなかったのか…。一旦許可を出したがそれを取り下げた、とするならその理由は何なのか。この辺は少し水面下を探ってみると、おもしろそうです
この読切の長文レビューがここにあります
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